プロが教えるわが家の防犯対策術!

この前、踏切を渡ろうとしたら、遮断機の横に小さな看板(?)がありました。けっこう前からあったらしいけど、そのときはじめて気がつきました。その線路の主であるJRによるもので、「作業用車両が通る際には、踏み切りは作動しない」ということが書いてありました。

・・・なんだか疑問だらけです。
・「作業用車両」ってなに?
・一度も見たことがないが、夜中にでも走っているのか
・なぜ踏み切りは作動しないのか
・踏み切りが作動しなかったら危ないのではないか

まあ、自分が心配しなくても大丈夫なようにはなっているんでしょうけど。何でもいいので教えてください。

A 回答 (5件)

あまり自信はないのですが、作業用車両とは、軌陸車と呼ばれる、トラックなどをレール上でも走行できるよう改造したもので、タイヤの他に鉄輪がついていてレール上はそれで走行するもの。


車体自体が軽いため踏切の検知装置が働かないであるとか、作業のために軌道上で停車するわけで、そこから先の踏切が作動し続けることがないように踏切の動作を解除して作業するため。
ではないかと思います。

某鉄道の深夜作業を見かけたことがありますが、踏切直前で作業用車両が停車していても踏切は動作していなかったです。

危なくないのかについては、作業用車両は移動する際に最徐行で走行し踏切通過の際には注意を払うとかしているのではないかと思います。
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この回答へのお礼

さっそくのご回答ありがとうございました。
・・・えっ、軌道上以外も走るんですか? うーむ知らなかった。いやあ聞いてみるもんです。面白い。

なぜ踏切が鳴らないかなんだけど、自分が思っていたのは「踏み切りのそばで作業すると、その間警報機がずっと鳴ってうるさいから」というものでした。夜中ならなおさらでしょう。外れかな?

作業用車両は、基地(?)から作業場所までは自力でいくのかな。その場合は線路上を高速で動く必要があると思うのですが・・・。速くいって早く終わらせないといけないだろうし。あるいは他の車両に牽引されるのか、それともアスファルト道路を疾走でしょうか?(勝手に想像をふくらませてます)
専門家の方、大変失礼しました。

お礼日時:2005/10/12 18:30

#1の方にあるように、線路の補修には、軌陸車と呼ばれるものもよく使われます。

終電の後、線路内にトラックに電車の車輪みたいなものつけた機械を入れ、いろいろな作業をします。
踏切は、電車が走る速度に合わせて、距離の基準を決め、そこを通れば、踏切は動作するようになっていますが、作業の機械の場合、作業中は止まったり、ゆっくり走ったりしますので、普通の電車の時みたいに遠いところから踏切を動作させると、閉まりっぱなしになることから、踏切が動作しないように調整されているようです。

参考URL:http://kikai.yanase.co.jp/railway/hosen/index.html
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この回答へのお礼

リンク先を見たら、自動車が線路上にあったので驚きました。こういう乗り物もあるんだなあ。

お礼日時:2005/10/13 18:02

>> ・「作業用車両」ってなに?


#1さんの書かれている軌陸車が一番わかりやすいです。他にも鉄道車両然としていながら、「車籍」がないため工事機械扱いになっているものも作業用車両と呼ばれるはずです。

>> ・一度も見たことがないが、夜中にでも走っているのか
保安装置を搭載していないものが多いので、営業列車が運行する時間帯には基本的に走れません。(基本的に、と書いたのは、線路封鎖と言いますが他の列車を一切入れない状況にすれば、走れるからです。)
必然的に夜中が多いですね。

>> ・なぜ踏み切りは作動しないのか
作業用車両は、踏切が動作するのに必要な電気回路を構成しないからです。

>> ・踏み切りが作動しなかったら危ないのではないか
作動しないより作動したほうが安全なのは間違いないですが、基本的に疾走するものではないし、作業員が車を停めて通れば良いわけですしね。
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この回答へのお礼

法律ではきちんと決まっているんだろうけど、自分の感覚では「鉄道車両」なのか、「自動車」なのか、ものすごく困るところです(笑)。

お礼日時:2005/10/13 18:04

保守用車両ともいうようです。


停止して作業するため踏切が作動しては困るので、作動しない構造になっているようです。
原理的には、レール-車輪-車軸-車輪-レールのどこかを電気的に
絶縁してやればいいわけです。

参考URLを「保守用車」でページ内検索して下さい。
最近の技術についても書いてあります。

参考URL:http://park2.wakwak.com/~genzo/takasakisen/struc …
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この回答へのお礼

たいへんためになるリンク、ありがとうございました。

お礼日時:2005/10/13 18:05

回答1の方の書いてあるとおりですが、補足です。


作業用車両とは、手で押している小さなトロッコから、電車よりも重い大掛かりな作業用機械まで、いろいろとあります。
もちろん大型の機械の車両は車庫から出て車庫に戻るだけで、線路からは出られません。

踏み切りが鳴らないのは、軽いなどの理由で鳴らなくなってしまう場合もありますが、止まって作業や超低速での作業などの関係で踏み切りを鳴らすと、踏み切りが鳴り出してから車両が通過するまでに2時間とか、車両が手前でバックして踏み切りは通過しないのに鳴っているなどの不都合があるからです。

鳴っていない踏切を通過するときなどは一時停止して安全を確認するとか、あるいは一定速度で通過するために踏み切りを鳴らすようにするなどの安全の手配をしています。

作業用車両が線路を走るのは終電から始発までの間ですから、一般の方は走っているのは目にすることは少ないと思います。
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この回答へのお礼

本職のかたでしょうか? ありがとうございます。
踏切が鳴らないのは、やはりちゃんとした配慮があったのですね。「軽いから」だけではないと・・・。
でも、一度作業用車両が走っているところを見てみたいものです。
どうもありがとうございました。

お礼日時:2005/10/13 18:07

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