
A 回答 (3件)
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No.3
- 回答日時:
tetsujin2800さんがどういった経緯でこのような疑問に達したか分りませんが、決して自明ではありません。
「金属の水酸化物コロイド」といっても所詮酸化物の小さな粒子ですのでその表面の電荷はpHの影響を受けることになります。
rei00さん回答にもありますがその反応は一般的に
低pH (無電荷点) 高pH
MO+ ⇔ MOOH ⇔ MOO-
となります。(かなり簡略化しているため、正確な表現ではない可能性があります。)
手元の資料(「分散・乳化系の化学」北原文雄・古澤邦夫 共著 工業図書(株))によりますとその無電荷点は「pH8.5」となっていますので、通常の製法では溶液のpHがこれよりも低い為「正コロイド」となっているとおもいます。
pHを調整しこれよりも高い領域にした場合、途中で凝集・沈殿しなければ「負コロイド」の水酸化鉄コロイドも出来るはずです。
No.2
- 回答日時:
rei00 です。
先の回答に補足致します。「コットン・ウィルキンソン 無機化学」(倍風館)に基づいて推測すると,鉄(III)イオンは水溶液中で,[Fe(H2O)6](3+), [Fe(OH)(H2O)5](2+), [Fe(OH)2(H2O)4](+), [Fe(H2O)4(OH)2Fe(H2O)4](2+) 等として存在するようです。
No.1
- 回答日時:
私も良くはわからないのですが,参考 URL のページの「5.コロイド溶液」の「[d]凝析と電気泳動」によると,『水酸化鉄の一部が電離して、水酸化物イオンの方が離れてしまうから』だそうです。
つまり,Fe(OH)3 ⇔ Fe(OH)2(+) + OH(-) が一部起こっていると言う事らしいです。
参考URL:http://www.zzz.or.jp/masasuma/masa/p6.htm#S5
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