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知合いのお子さんのことについて、たくさんの方の多角的なご意見、アドバイスをいただきたく、よろしくおねがいいたします。
仮にお子さんをS君と書かせていただきます。
S君は小学5年生です。
物心つく前に両親が離婚して、お母さんに引き取られました。周りの大人たちはS君のお父さんは亡くなったんだよと教えていたそうで、S君は本当の父親の存在を知りません。
お母さんはS君をつれて再婚しましたが、夫の暴力によりS君の目の前で殴り殺されました。きっと、殺される前にもS君はお母さんが殴られるのを何度も目にしていたと思われます。
葬儀の席でS君は一度も涙を見せることも無く、平然としていたそうですが、頭には円形脱毛症が何箇所も見られ、新しい父親のことを「殺してやる」と言っていたそうです。子供らしい喜怒哀楽の感情はほとんど出せていないと思われます。
本当の父親はすぐにでもS君を引き取りたいと言っています。ネックになっているのは、本当のお父さんの配偶者が、S君のお母さんの妹であることから、S君のお母さんの親族は、絶対にS君を父親に渡さないと言っています。今はおば(お母さんの姉)の家に世話になっています。S君が父親は死んだものと思っていること、父親の顔を知らないこともネックになっています。
しかし、おばも自分の家庭があるのでS君の面倒をどこまで見られるのかわかりません。
S君が子供らしい感情をとりもどし、安心して生活して行くために、周りの大人たちのできることを教えてください。

A 回答 (8件)

知り合いのお子さんなのですよね。

知り合いのお子さんに対して、こうして色々考え、時間をとることの出来る貴方は、非常にいい方なのでしょう。


>ネックになっているのは、本当のお父さんの配偶者が、S君のお母さんの妹であることから、S君のお母さんの親族は、絶対にS君を父親に渡さないと言っています。

上の部分の意味がよく分かりません。父親が母親の妹と浮気をしたとでも言うことなのでしょうか。

こういう問題は、基本的に、個別の事情がかなり異なるので、もっと詳しく見ることが必要になると思います。
ただ、ここはネットでの相談の場所。
あまり個別の事情も明らかに出来ませんよね。

ごく基本的なことは、次のようなことだと思います。

1.特別扱いせずに、普通に接してあげること。日常的に、言葉をかけ、挨拶をし、雑談をしたりする関係を持つこと。
2.小学校の5年生と言うことですから、課外活動も出来ますよね。出来れば、スポーツクラブなどで、仲間と何かをやるような機会を持てるようにすること。
3.S君が一緒に暮らしている伯母さんが多分中心になるのでしょうが、いつ頃父親のことを知らせるのか、児童相談所なども入れて、回りの人たちが相談しておくこと。これは、いつ知らせるのが一番いいか、それが相談して決まるわけではないのですが、ともかく、誰かが不用意に言ってしまうことがないようにすることが必要だと思います。


事件にどう向き合うか、それについては、いろいろな形があると言われています。ただ、比較的それらに共通するのは、事件を自分の中で客観化し、冷静に見れるようにすることが必要で、それは、事件について、他人に語れるようになることで達成されることが多いと言うことです。

現実の生活の中では、色々な人間関係が出来てしまっていますから、個人が善意で動いても、なかなか、その狙い通りに行かないことが多いでしょう。
S君に、信頼のできる友人や知り合いが出来ればいいですね。

この回答への補足

>上の部分の意味がよく分かりません。父親が母親の妹と浮>気をしたとでも言うことなのでしょうか。

その当時のことは、私も直接は知らないのですが、以前聞いた話によると、S君の両親の仲があまりうまく行っていない時に、父親の方が妻の妹に心を動かされてしまって、離婚に至ったようです。
そのため、妹さんは親族と絶縁状態になっているそうです。
でもS君は、母親の妹をとても慕っていて、彼女自身もS君を不憫に思い、とても心配しています。
彼女もできることなら、S君を引き取りたいと言っています。

ただ、S君は母親の妹には彼氏がいて、家族におつきあいを反対されていることは知っています。
でもその相手が実の父親だということを知りません。

S君の父親もお母さんの妹も、事情が許すならS君を引き取って育てたいと希望しています。
でも事情が複雑すぎて、どんな手順で話を進めるのが良いのか、悩んでいます。

補足日時:2005/11/10 09:33
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子供にとって母親、とくに男の子の場合は理想の相手とみなすことから、動物の世界では父親と息子はメスを奪い合う関係なのだそうです。



けれど、複雑な社会を形成している人間にとって、男の子の「男らしさ」を磨くには男と深く関わることがないとダメなようです。男親の存在がかくも重要なものらしいです。

出来れば、一緒に暮らし、いつでも触れ合える距離での関係がいいのですが、担任の先生やスポーツクラブの監督などで相談に乗ってくれたり、一緒に楽しみを見つけて引っ張ってくれるような男性がいるなら、これからもっと男を磨けると思います。

まだ冷静で居れるはずのない子供が、感情を抑えている姿は、今もすごく怖い、自己主張ではなく自己防衛で生きるのがやっとの状態なのと思います。

生きるのがやっとというのは「生きながら死ぬより辛い」という状態。「殺したい」と言う感情も「殺された」或いは「殺して欲しい」と同義だと思います。

まだまだ好奇心を燃やして、大人が下らないと思うようなことも誇らしく笑っていたい年代なのに…そして母親というのは魂の源泉なので忘れることはもう不可能だと思います。父親の立場というのは子供時代には以外に軽いものなのですが(決め付けではないですよ)、これからが重要になってくるのですから、出来れば良い父親がいることが望ましいのではないかと思います。

さて、やっと本題ですが、血は水よりも濃いといいますが、人間の場合は血(家族)よりも「家庭」が大事だと思います。家庭とは安らげるところ、朗らかなところ、そして安全地帯です。

逆になってしまうと「家庭機能不全」というのですが、そういう環境を知らないまま大人にならされた子供が牙を剥くのが身近な家族になるのです。

困難は血では解決出来ません。唯一解決できる可能性として、ユーモアのある人との触れ合いです。つまり、深刻な人より楽観とか無頓着であるけれど、感情の幅があり、人によって態度はあまり変えないような人。

ミクロな視点でつつく大人は深みもありますが、マクロな視点で可能性を広げてくれるような大人に出会えたらいいのに。

「何、贅沢しなくても芋でも食ってりゃ死にはしないさ」ぐらい器の大きい人。そして、安らげて朗らかに過ごせたなら、きっと、誰を殺す必要があったのかないのかもわからなくなります?。そして「生きているうちに幸せでいよう/ニーチェ」と気付き楽天家に育てられます?。

すいません。冗談で書いているつもりはないのですが、やはりあまり良いアドバイスも答えも出なかったのです。

とにかく気になって反応してみました。参考にはなりませんが長々と失礼しました。

S君が自信を取り戻せるならきっと恨むことも減らせると思います。どうか、本当のお父さんのこと、お母さんのこと良いところを沢山もった立派な人だと、そして、その子供であるあなたも良いところが一杯ある、生きる力があるのだと励ましこれでもかと教えてあげて下さい。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
回答を読みながら涙が出てきました。

私にも3人の男の子がいるのですが、一番下がS君と1つ違いなので、私もとても心が痛みます。
ものごごろついた時には、父親はいなかった。
母親は新しい父親に殺された。
きっとそこまでに至る間にも、普通の10歳の子供なら、経験しえないような、悲しみ、恐怖、孤独を味わったのではないかと思います。

普通の10歳なら、無邪気でやんちゃで、もっとわがまま言ってもいいはずなのに・・・
S君が本当の小学5年生らしい感情を取り戻すには、どうしたら一番いいのでしょうか。

お礼日時:2005/11/10 10:14

一応心理学が専門ですが、この問題の専門家ではありません。


さて、正直言って、この質問には答えられない、とても重たい人生の問題だなと思いました。S君のお母さんの親族は絶対S君を父親に渡さないと言っているとのこと、恐らく凄い経過があって離婚したのでしょうからだと拝察しております。
ここで、問題なのは、本気で、命がけでS君のことを思う人が出てくるかどうかだと思います。その点で父親が信用できなければ、ほかの人が覚悟をして育て、父親が本気で、かつ信用できるなら、父親に育ててもらうことでしょう。心理学者らしくないかも知れませんが、必死で育てる人に育てて貰うのが基本かと思います。事情を分かって貰うのはその次の問題のように思いました。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

父親はS君を今すぐにでも引き取りたい、さらってでも取り戻したいと言っています。
でも父親は死んだと聞かされていたS君にとって、顔も憶えていない実の父親が突然あらわれたら・・・
10歳になった子供が、存在を知らなかった父親と、新たに親子関係を築くのは難しいでしょうか。
簡単でないことはわかるのですが。

でも、もっと大きくなったら、もっと難しくなるような気がしています。
素人なので、ただ漠然と感じているだけなのですが。

お礼日時:2005/11/10 10:25

S君の成長具合はどうですか?「愛情遮断症候群」というのがあって、精神的去勢、過度のストレスで子供の成長も止まるのだそうです。



これからの第二次成長が阻害されないように、体格と精神の両面からも児童相談所などの専門家に指南を受けた方がいいですね。事件性のあることなのでもう専門家が入っているなら、客観的に興味を持ってくれる大人の存在もありがたいものだと思います。

子供の才能で素晴らしいところは「柔軟性」と「寛容性」。「許す」ということが出来、画一的なルールに執着しないということ。

が、10歳というのは人生で一番獲得するものが多い「ゴールデンエイジ」で、柔軟性を保ちながら、集中力と多角的にものを捉える能力がピークにあるのだそうです。

その中で「ゴールデンエイジには勝負に捕らわれ勝つことを目指させてはいけない。…このゴールデンエイジ世代に正しい技術(スキル)を獲得することはのちにつながる。」指導者がやるべきことは、「長期的な視野に立ち、子供たちに財産=技術(スキル)を持たせ、次のステージに送り出そう。」ということが大事なようです。

参考URL↓
http://www.bea.hi-ho.ne.jp/y-kondou/page_1.htm

この時期の経験が、その後の人生に与える影響も多大であるので、なるべくポジティブ(共感・感動)の対応・言葉を与えてあげて欲しいです。

一流といわれる人達の子供時代は「お前は頭がいい」「将来必ず偉くなる」と暗示効果を授けられていることが多く、貧しくとも良い方向に洗脳されていた環境があるのです。

ネガティブな表現は受け取る側に著しい自由度を与えます。自由といってもそれは疑念の自由度です。

ポジティブ(共感)の対応表現が限定された形容を与えある意味で不自由にするに対して、ネガティブ(侮辱や無関心)が自由になるということは永遠のぬかるみにはまるようなもので、その心根の習慣が欲望になってしまいます。

つまり、攻撃や拒絶されることが繰り返されると、邪魔な無力な存在になることに執着し、それが安定した場所になり、そこに「やっぱりそうでしょう」と安堵する終着しようとするのです。

信じられませんが、本当に自分から選択して悲劇の子羊を(努力し)演じようとします。

やっと本題「子供らしい感情をとりもどす」方法を、私なりに探ってみたのですが、思いっきり価値観の違う世界に、例えば外国や南の島に移住することも一案だと思っています。

長い人生のわずか何十分の一期間、娯楽や情報、人間関係の葛藤、社会との協調、自立の葛藤を遮断するのです。つまり「逆ストレス」を与えるのですが…。

精神病の殆どは南の島で暮らすことで改善されるそうです。つまり現代のストレスが完全に遮断されることもストレスになるのですが、「自由がが嫌いな動物はいない」ということで、人間だけが本能を狂わしてしまったせいで、生本来の自然との共存、素朴な生活で与えられた情報を待つ思考から、のんびり暮らす中での自発的な情動・想像力は自律神経に良いということではないかと思います。

子供なら慣れるのも早いと思います。子連れ旅行しても初め「おうちにかえろう」と毎晩言ってた子供が、いつしか私よりも現地の人となじんでましたし。一ヶ月後日本に帰る時は嫌がるぐらいになってました。これは私だから決行して良かったと思っているのですが、又もっと長期でやるつもりですが(笑)一般的ではないですね。

S君のご両親や幼児体験のことなど、隠さずに堂々と告げ、そして「こんな良いお父さんでお母さんであなたで」と、家族のことも自身の存在も尊重して、ポジティブに洗脳して支えてあげることが良いと思います。

大人の過去の確執を子供に説明しても無駄なこと、そんな下世話な話は何の対処法になるでしょうか?違う対処法として光を見つけること。光で闇(病み)を自然に消し去ることが一番だと思いますので。子供は大人が作れない未来を作る勇者なのだから。

よく知れませんがS君を建前でなく心から引き取りたいとおっしゃっている実の父親の存在は、子供の立場では歓迎されて受け入れられることは嬉しいはずでは?と思ってます。

参考にする・しない(ならない?)は自由ですよ。実際にフォローも出来ない、無責任な素人が口出せる問題ではないのですから。ですが、実は私もS君の心情が解るのです。家庭不全経験者です。興味半分の分析ではなく、このことも私の過去の清算、幻想からの脱却に、今後の子育てのヒントにも繋がって、自己確認にもなれました。

やはりいろんなケースを積んだ専門家やケースワーカーに相談するのが最良ですね。関連図書を出来るだけ読み、福祉や体験例の情報集めすることも良いと思います。ここまで来て発言に自信がありません。

ギリギリですが、まだ柔軟性ある子供であること、それが唯一の希望ですね。奇跡は起こり得ます。S君は天使です。この世で一番悪いのは「善人」/法然。らしいです。
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その後、どうされていますか。


こちらの疑問に答えていただいてありがとうございました。

>S君は母親の妹には彼氏がいて、家族におつきあいを反対されていることは知っています。
でもその相手が実の父親だということを知りません。

ここで「彼氏」と言われていますが、「本当のお父さんの配偶者が、S君のお母さんの妹」ともともとの質問文では書かれています。あまり重要とはいえない可能性が高いのですが、一応どちらなのか、確認したいと思います。

相談者の方ができることが、または、やっていただけたら、多分S君にとりいいことがあります。

それはS君と同居されている方といろいろと交流することです。
まあ、これも相手のあることなので、どこまでやるかと言う問題や相手がどう感じるかと言う問題があるのですが、事情を知った人が側にいて、あなた方が苦労しているのを分かっていますということ感じるだけで、同居されている方も、ある程度苦労のし甲斐を感じることができると思うからです。

では。
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S君の親権者は現在、今の父親(養父)でしょうか?


でもS君の母親を殴り殺したとなると、服役中なのでしょうか?

そのことがいつごろあったことなのか、わかりませんが、S君のショックは計り知れないものだったでしょう。(子どもの前で暴力(DV)をみせることも、今は虐待と判断されます。)
S君の精神面への専門的ケアが必要なこと、実父との関係(現実的にも心理的にも)が確立していないことなどを考えると、児童相談所に相談して、養護施設に入所するほうがいいのではないでしょうか?
施設なんてかわいそうと思われるかもしれませんが、
今は心理的なケアのできる職員が配置されているところもありますし、児童相談所とも連携して、子どもの健全な成長を支援してくれます。
気持ちが少し、落ち着いた段階で、実父のことなどを伝え、面会や外泊などをしながら、ゆっくりと時間をかけて、親子の関係つくりをしていくといいのではないでしょうか?
その間に親族間の調整を図って、受け入れた体制を整えていったらどうでしょう・・・

自分のこと真剣に考え、見守ってくれている人が一人でもいるという思いが、こうしたつらい育ちをした子どもには、将来、支えになるそうです。
ぜひ、S君がそんな思いをもてたらと、願わずにはいられません。
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S君にとって、親しみの持てる、何でも相談できる、いつでも守ってくれる信頼感のある存在になればいいのではないでしょうか。


S君がつらい時、さびしい時、心の支えになる相手がいることで、まっすぐなよい子に育つと思います。

S君の実の父と、母親の妹さんはともにS君を引き取りたいとかんじていらっしゃるし、S君も母親の妹さんを慕っている。そういう状況ならば、おそかれはやかれよい方向に話がすすむのではないでしょうか?

現在、S君はおばさん(母親の姉)のところでお世話になっていますが、そこの家庭で、将来、関係が悪化して虐待があったばあいは児童相談所当に通報して、実父親に引き取ってもらうということもできるだろうし、
そういう事態にならず、幸せな家庭で子供時代をすごすということも考えられます。
(親族がS君を実父に渡さない原因が、母親の妹と恋仲になつたから、といたけならば、子供のことを考えての今回の決断ではありませんので、今後、どういう結果になるかは想像にかたくありませんが。。。)

また、実父のほうで「親権申し立て」の裁判はおこせないのでしょうか?それならばまるく治まる気がするのですが・・・

どのケースにしろ、S君が心に大きな悩みを抱いて生きていく可能性は高いと思われます。
そんなS君の心の支えになってあげてくださいね^^
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子供のメンタル面のケアが最優先ですので、まずは、心療内科の受診と市役所の指導福祉相談及び、もよりの児童相談所に行きそこに相談に行くとさらに福祉士さん達がケアのアドバイスをもらえると思います。

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