新型インフルエンザで６４万人死ぬ直接の死因は

１７万から６４万人も日本人が死んでしまうという新型インフルエンザですが、その数字の根拠は何でしょう？　人から人への強力な伝染力を備えた新型インフルエンザだからとか、新型ウイルスによる脳症とか、老人などの肺炎とかを想定しているのかもしれませんが、スペイン風邪のころと日本人の体格や健康度や免疫力が格段に向上し、世界最先端の高度医療があるのにもかかわらず、本当に６４万人死んでしまうしまうのでしょうか？　タミフルだけが頼りというのでは日本の医療技術は何だったの、という気持ちです。

No.3 回答者： tarochan2005 回答日時： 2005/12/02 09:24

死者数の根拠ですが、スペイン風邪の致死率（２％）を元に、CDCが制作しているFluAidという計算ソフトウェアを使って算出されています。

ただ、その数字にはタミフルなどの特効薬や感染防止対策などの影響は含まれて無いそうですが。

この回答へのお礼

お礼が遅くなってすみませんでした。　どうもありがとうございました。　FluAidを探してみます。

お礼日時：2005/12/19 11:03

No.2 回答者： gonke 回答日時： 2005/11/20 15:28

そもそも、Ｈ５Ｎ１型鳥インフルエンザのウイルスは、ニワトリ等の家禽の間で感染を繰り返すうちに、通常の鳥インフルエンザウイルスのように呼吸器や腸管だけで増殖するのではなく、全身で増殖し、出血熱ウイルスのように内出血を起こす事で、ニワトリをほぼ100%殺す高い病原性を持ったと考えられています。

これが、人間界で出現を認められたのは、まだ７～８年前の事で…アメリカも先頃、世界的な感染を懸念して8300億円の開発費を投じて新しいワクチンの開発を進めると発表したばかりです。

ただし、Ｈ５Ｎ１型もあくまで候補というだけで…他に変異する可能性がなくはないですから、Ｈ５Ｎ１型も含め新型のウイルスが発生、流行しないで欲しいものですね…

ちなみに、インフルエンザウイルスは表面にＨ(ヘマグルチニン)とＮ(ノイラミニターゼ)という２種類の突起があり、Ｈは１～15、Ｎは１～９まであって、本来はその組み合わせによって感染する動物が決まるんだそうです
タミフルについても、ベトナムでタミフルに耐性を持つＨ５Ｎ１型が見つかっているらしいので…早く対策を見つけて欲しいものですね

この回答へのお礼

どうもありがとうございます。　よくわかりました。

お礼日時：2005/11/21 07:17

No.1 回答者： googuy 回答日時： 2005/11/20 13:41

　通常のインフルエンザの症状が呼吸器系疾患と発熱と、まれに脳症を起こすのに対して、H5N1インフルエンザは、これまでの鳥→人感染者の症状を見ていると多臓器不全を起こし、約５０％の致死率を示していると言う所からはじかれた数字だと思います。

　鳥→鳥感染から感染力も強いと想定されています。
　治療薬としては、今のところ、タミフルとアマンタジンしか有りません。
　研究中の物ではウイルスの種類を問わず効く予防薬も見つかっていますが、まだ動物実験の段階ですので、実用化には数年かかるでしょう。
　あとは一刻も早く人→人感染型のウイルスを抽出し、ワクチン増産をするしか有りませんが、これにも約６ヶ月かかると言われています。
　ですから、ウイルス抽出から６ヶ月の間、パンデミック(世界的蔓延)を起こさない様に、発生地域に押さえ込む必要が有る、日本で言えば、島国なので、水際で防ぐしか無いと言う事になります。

この回答へのお礼

ありがとうございました。　よくわかりました。

お礼日時：2005/11/20 14:17