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よく、会社、企業の紹介のところに「資本金・・・憶円」と
書いてありますが、この資本金というのは、株と関係あるのでしょうか?
また、会社の規模、大きさを計るめやすになるのでしょうか?
誰か教えて下さい。お願いします。

A 回答 (6件)

会社は毎期の決算において株主に配当金を交付します。

この配当金の額は会社が自由に決められるのが原則です。

ところで株式会社では会社が倒産しても、その負債を株主が肩代わりする必要はありません(間接責任の原則)。とすると、まったく自由に配当金を決められるとすると困ったことが起こります。
例えば、債務超過にある会社が大量の配当金を配って倒産する。このとき株主は大儲けですが、会社の債権者は大損です。これでは誰も会社にお金を貸さなくなり、株式会社の制度が成り立ちません。

そこで、「純資産(資産-負債)が資本金に満たない会社は配当をしてはならない」というルールを定めました。
つまり、資本金とは「配当をしてよいか」を決めるための基準となる「計算上の数値」でしかありません。これが現在の株式会社における資本金の機能です。

したがって、資本金というのは株や会社の規模と無関係とも言えます。ただし、「事実上」の関係、「歴史的」な関係があります。
まず、規模が小さい会社は資本金を大きく定めてもその基準をクリアできません。したがって、ここに資本金と会社の規模の事実上の関係があります。
そして、会社の規模というのは会社が動かせるお金に依存します。そして会社が自由に動かせるお金というのは株式発行で集めたお金でから、ここで資本金と株の事実上の関係が発生します。
さらに、今年になって改正されるまでの商法では#1の方の言うように、株式発行と資本金が法律上連動していました。これは今度の改正であまり意味がなくなりましたが、これまでずっと株式発行と資本金が連動してきたので、しばらくは資本金と株の「歴史的」な関係は続くでしょう。
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この回答へのお礼

大変参考になりました。
ありがとうございます。

お礼日時:2001/12/12 00:01

参考URLに、東京証券取引所の一部上場規定を貼付いたしました。


これによると、資本金が10億円以上でなければ当取引所に
上場することができません。
このことから、一般的には資本金10億円以上の企業を大企業と
呼びます。

会社を運営する場合には、お金が必要です。多くは銀行から借入を
行いますが、この借入のことを負債と呼びます。
一方、株式の発行により得られたお金が資本金となります。
その他に、会社が利益から一部ストックとして積み上げている
準備金や引当金があります。これらと資本金を合わせて自己資本
と呼びます。

簡単な言い回しにしている関係上、表現上一部に厳密さを書いている部分が
ありますが、イメージとして上記の表現で良いと思います。

参考URL:http://www.nomura.co.jp/terms/sa-gyo/jojokijun.h …
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この回答へのお礼

資本金10億円以上の企業しか東京証券取引所の一部
には上場できないんですね。
さんこうになりました。

お礼日時:2001/12/11 23:58

資本金とは、会社を始めるときに、いろんな人が儲かると思って、お金を出資した金額です。

出資金が株式と呼ばれ、儲かったら「配当」というお金をくれます。
資本金は、
1.メーカーなどは工場を建てたり、機械を買うため、サービス業や商社より、資本金(もとで)は、多くなる傾向があります。
2.事業を続けていく中で、資本金を増やす「増資」もあります。
3.資本金のなかみは、経営者が自分で多く出している場合もありますし、株式公開して、たくさんの資本金を集めることもあります。
4.資本金で会社規模を比較するなら、同じ業界で比べることです。
5.庶民感情として、資本金が多いと、大きな信用できそうな会社(実際とは違います)と評価されます。
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この回答へのお礼

資本金が多いと信用されるけいこうがあるんですね。
ありがとうございました。

お礼日時:2001/12/11 23:54

みなさん、いろいろ回答されているのですが、


あなたが、知りたいと思われる回答をします。

資本金は株に関係あります。

会社の規模や大きさを計るめやすにはなりません。

資本金が少なくても、従業員が多くばりばり売り上げが
何十億も上がり、給料も多い会社もありますし、
資本金が何億もあっても、零細で社員数人、大赤字という
会社もあります。

さすがに何百億も資本金があるところは、規模も大きいです。
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この回答へのお礼

資本金の額では会社の規模を計ることはできないんですね。
ありがとうございました。

お礼日時:2001/12/11 23:51

 資本金っつうのは企業が営業活動するための元手の


財産のことですわ。下に簡単に図を書きます。

 総資産=総負債(他人資本)+資本(自己資本)

 ですわ。わかりますか?

 そんでですね、資本金っつうのは自己資本のなかにあるんです。
下に図を書きますわ。

 自己資本=資本金+剰余金

 ですわ。わかりますか?ちょっと難しくなりますけど、
株式を発行するときに額面以上の金額で発行した場合は
資本金に全額をいれなくてもいいという決まりがあるんですよ。
その資本金に入れられなかったのが剰余金ですわ。剰余金は
それ以外にも会社がもうけた金の内部留保も含まれるんですよ。
まあ、アホにはわからんとおもいます。

 だからですね、まとめますわ。資本金は株式と関係ありますよ。
ただし、発行済み株式数X額面金額=資本金ではないです。
これ以上は煩瑣すぎるので、つっこんで書くことは無理です。

 最後に、資本金の多寡で会社の優劣が決まるのかということですが、
これは一概には言えないです。質問の内容が、総資産の大きさで
会社のレベルが決まるのかというのであれば、違うといえるのですが。

 なぜ、一概には言えないかというと、上でも書いたように半分を
剰余金に入れたりできるからです。それとですね、同族企業の場合は
明らかに会社の売上高がすごいのに、資本金を過少に抑えている
場合があります。こういう場合は昔なら、よく悪い人たちの
ターゲットにされたようですよ。儲け過ぎてるのにセコイ真似してる
からです。

 
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資本金の内訳のなかに、実際に株式で出資してもらった資本金があります。


会社の規模は推定できますが、業種によっても異なります。
また、負債が多ければ、資本金がいくら大きくても、財務体質はよくないこともあります。

この回答への補足

すみません。
質問をかえます。
会社の紹介などで見る「資本金」ってなんですか?

補足日時:2001/12/05 03:07
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