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蛍の光 窓の雪
書よむ月日 重ねつつ      
いつしか年も すぎの戸を
あけてぞ今朝は 別れゆく

この中の「すぎの戸」とは何でしょうか?
過ぎの戸、杉の戸?
意味を教えてください。

よろしくお願いします。

A 回答 (6件)

小学校のとき、担任の先生に


「杉の戸を」と「過ぎの遠」をかけている、と教わりました。30年以上前のことです。
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すでにほかの回答者も答えているとおり掛詞です。


電気はない時代ですけど、灯油代も買えなくて、夜の自然の明かりで苦労して勉強した。
(中国の蛍は点滅が長いらしい。雪明かりは結構明るい。しかし、書物が読めるかとなると疑問)
そのような環境の中で、何年もの勉学の結果、合格した。
年が「過ぎ」ていく、という意味と
生家でしょうか。その家の「杉の戸」(板戸ですから、あまり裕福ではありません(笑い)とをかけている。
更に、年が「明けて」ぞ  と 杉の戸を「開けて」をかけて、(たぶん朝が「あけた」もかけている)
いよいよ旅立ちで、みんな別れていく。という内容。
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 みなさんがお書きになっているように、これは掛詞です。


 和歌の世界において使われてきた技法な上に、「過ぎ」と「杉」はよく歌われてきたポピュラーなものです。
 また、和歌・俳句の世界において「杉の戸」というのは、この歌詞とは違いますが、「貧しい我が家」を表す常套句でもありました。
 この作詞をした稲垣千穎(いながき ちかい)氏は、明治期の国文学者でもあり、のちに音楽取調係になりました。ですから、歌詞にも和歌の知識が表れているのだと思います。「蛍の光」というタイトルは中国の故事の「蛍雪の功」からきています。当時は教育の欧化が行われており、西欧の音楽で小学生にふさわしいものを見つけては、それに子どもがなじめる歌詞をつけるということがされていました。
 稲垣千穎氏によるものに、スペイン民謡→「蝶々」・かの有名なルソーのオペラ→「見わたせば(現・むすんでひらいて)」がありますが、これらにも和歌の教養が見られます。
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年が「過ぎ」と「杉」の戸を開けてを


「かけて」いるのです。両方の意味ですね。

参考URL:http://www.geocities.jp/the_longest_letter1920/h …
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文字通り杉の戸でしょうが、「過ぎ」とのかけことばの感じもします。

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「すぎの戸を」の「すぎ」は「過ぎ」と「杉」の掛け言葉です。

ですから、「いつの間にか年月が過ぎ、杉の戸を」と訳すのだそうです。

参考URL:http://www.geocities.jp/the_longest_letter1920/h …
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