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英文法のSubjunctive moodの訳語についてお尋ねします。

この訳語には「仮定法」と「叙想法」の二つがあるようですが、学校文法では前者がほぼ確立しているように思えます。持つニュアンスから、あるいは直説法のif節の呼び名との区別からするためにも、私には後者の訳語の方がより適切なような気がします。

「仮定法」という訳語はどのようにわが国の英文法界で確立してきたのでしょうか?ラテン語文法での訳語が背後にあるような気もしますがよくわかりません。どなたか簡潔に教えていただけませんか?

英語のカテでお尋ねしましたが回答がありませんでしたので、こちらに出しました。

A 回答 (4件)

Gです。

 まだ締め切っておられないようなので、もうひとつの質問のところで理解しやすい回答があります。 参考にしてください。

http://okwave.jp/kotaeru.php3?q=1804019

私が出した質問です。 <g>

参考URL:http://okwave.jp/kotaeru.php3?q=1804019

この回答への補足

皆さまからのご回答ありがとうございます。

一応の中間的結論がでそうですので、まもなくこの質問を閉じようと思います。

補足日時:2006/01/06 09:46
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この回答へのお礼

とっても興味深いサイトでした。

ひょっとすると

(1)背景として現代英語においては、ラテン語や他の西欧言語に比べてSubjunctiveが見られなくなってしまっている

(2)わが国の学校英語文法ではSubjunctiveを「if-conditional構文」に特化して教えようとした

(3)この名前はHypothetical subjunctiveからとった

(4)こういうことを背景に ”Subjunctive” をより広く正確に汲み取ろうとして「叙想法」という訳語にこだわっている研究者もいる(例えば、歴史的には細江逸記、それに倣って現代では安藤貞雄など)。

といったところかもしれませんね。


勉強になります。重ねてのご回答ありがとうございました。

お礼日時:2006/01/06 09:45

ラテン語文法での訳語は「接続法」です。

それに厳密には Subjunctive moodは「仮定法」のことでもありません。というのは、仮定法というのは動詞の叙法自体を指すのではなく、構文を指していることです。

フランス語にも subjonctifというものがあり、
これは「接続法」と日本では呼ばれています。「接続法」という訳語は語源に沿って造られました。接続法というのは逡巡、疑念、可能性などを表します。

英語の場合だと、フランス語などと違って動詞の活用が極めてシンプルです。そして、Subjunctive moodと直説法の形が殆ど同じになりました。若干違うのは
仮定法現在に現れるように、3人称単数でもsがつかないものです。それと、beの仮定法過去は主語がIでもheでもwereになります。

私もよくは分からないのですが、英語よりも学習の歴史が古いオランダ語でも「接続法」という用語が使われていたと思います。英語でも最初はSubjunctive moodのことを「接続法」と呼んでいたかもしれませんが、誰か権威のある人がこの用語を嫌って「仮定法」という用語造った可能性もあります。

ドイツ語になぞらえると
I hope you were here.で wereとなっているのは接続法現在第2形になり、The doctor advised that she remain in bed for a while.で remainと原形になっているのは接続法現在第1形になります。前者は英語では
単に過去形と呼ばれ、後者は仮定法現在と呼ばれていますね。
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この回答へのお礼

・ラテン語文法での訳語は「接続法」。
・英語よりも学習の歴史が古いオランダ語でも「接続法」という用語が使われていた。

⇒「英語でも最初はSubjunctive moodのことを「接続法」と呼んでいたかもしれませんが、誰か権威のある人がこの用語を嫌って「仮定法」という用語造った可能性もあります。」

興味深いことを教えていただきました。ありがとうございました。

お礼日時:2005/12/29 13:26

Gです。

 こんにちは。

この件はこの秋2度ほど質問がありました。

私はHypothetical subjunctiveと言う部分を日本では教える必要があると誰かが感じたので、これを教え、仮定法、と言う直訳的表現が作られたと思っています。

しかし今思えば、サブジャンクティブ・ムードとカタカナ語にしてしまえばよかったのにと思わざるを得ません。 

もうひとつの質問でも書いたように、私がこの課題をこちらの大学で習ったときなぜ日本ではSubjunctive moodのすべてを教えないでHypothetical Subjunctiveだけ教えるのだろうか、と思ったのです。

さらに、向こうの質問でも議論的に発展したわけですが、仮定法をSubjunctive Moodと訳すと言うことも誰もおかしいと思わないわけですね。

これでいかがでしょうか。 分かりにくい点がありましたら、補足質問してください。
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この回答へのお礼

私はHypothetical subjunctiveと言う部分を日本では教える必要があると誰かが感じたので、これを教え、仮定法、と言う直訳的表現が作られたと思っています。

⇒ なるほど。案外そうかもしれませんね、「仮定」の起源は。

ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2005/12/29 13:22
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この回答へのお礼

このgooでもやりとりがあったんですね。大いに参考になりました。ありがとうございました。

お礼日時:2005/12/29 13:28

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