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アメリカ牛の輸入解禁が問題になっています。
ふとおもったのですが、クローン技術や細胞の培養が可能ならば、
牛肉も培養できるのではないでしょうか?
すでに実現はできているもののコストがかかりすぎるという段階でしょうか?

よろしくお願いします。

A 回答 (4件)

たしかに、カーネーションなどの一部の生物に関してはクローンを培養して製品化しているものがあります。



しかしながら、哺乳類のような複雑な生物となってくると現時点では簡単に培養するのは難しそうですね。

少し前にクローン羊のドリーが生まれましたが、あれも技術を結集してやっとできたのです。
しかも完全でなかったため、通常より早く死んでしまいました。
哺乳類の完全なクローンを作るというのは現時点では、技術的な問題が残っていることですね。

細胞レベルでは、これまた少し前にねずみの背中に人間の耳を培養することに成功していますが、これもまた実験段階です。
この技術は将来人間の弱った器官を、クローンで作ったものと交換して治療できるのではないかと期待されています。

ただ牛肉を培養となると、一体何の背中に培養するんでしょうねー?
象かな?
クジラかな?

ほかの動物の動物の器官を借りずに単体で培養、となるとさらに難しそうです。
クローン羊のドリーも、動物の子宮を借りて行ったものですし、先の耳にかんしてもねずみの背中で培養してましたからね。

それに、カーネーションならともかく、口にするものとなってくると安全性も気になるところです。
遺伝子組み換え食品でもあれだけ論議を呼んだわけですから、クローンとなるとなおさらです。
道徳的にも問題があるんじゃないかという人もいますから、まあ実現は結構先になりそうです。

ちなみに僕は遺伝子組み換え食品は食べられますが、培養液の中に牛の肉の塊が浮いていたら、それを食べたいとは思いません。
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培養液中で「細胞」は増えてくれますが、「食肉」のようにはなってくれません。



ちなみに、成長も結構遅いです。
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こんにちは。


現在実用に供されている技術で、それに最も近い物とすると、特定の細胞の塊(カルスといいます)を培養する技術でしょう。

これなら今すぐにでも出来ますけど、細胞が一種類しか入ってないので、前の方の回答どおり、牛肉にはなりません。

牛肉に含まれる特定の細胞の塊になってしまいます。

残念ながら、まだ牛肉そのものができるような培養技術で実用化段階にある物はないようです。
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雌雄の産み分けや、受精卵が卵割してできた娘細胞を分離して、それぞれ別の母体に着床させて、遺伝的に同一な固体を作る技術は肉牛において実用化されております。



牛肉を培養するというのは当面無理そうです。牛肉は筋肉、脂肪、その他の組織のミクスチャーですよね。細胞を培養する技術の研究は、ある特定の組織や器官を作る事に方向として向いています。ですからバイオの研究の流れには乗っていないテーマです。

仮に培養できたとしても、栄養価的に同等のものが出来るのがせいぜいで、おいしくないでしょう。筋肉や脂肪の付き方というのは、牛さんの暮らし方が反映される訳で、これは同じ飼い方したから同じになるいうものではなく、何気ない偶然の積み重ねによるものです。はるかに単純なエタノールでも、工業性エタノールで酔っ払うことは出来ても、おいしいお酒はやっぱり自然の偶然の積み重ねにより出来るので、合成された銘酒という物は作りえていないわけです。
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