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初歩的な質問なのですが、国民年金未納の人にペナルティーは、「将来年金がもらえない」&「追徴金」(←?)以外に何かあるのですか。

ちなみに私は今、学生特例で学生のうちは免除を申請しました。今年、社会人になるので、もちろん遡って払うつもりでいます。TVで意図的に払わない人がいると聞き(請求書を無視する)、すごい不公平感を感じます。払わないことは犯罪にならないんですか?義務とは言っても強制力がない気がします。

私個人の意見としては、国民年金を税金化してしまった方が(特に高齢者の為の財源とする)、良いと思うんですが、皆さんはどう思いますか。

私の質問の中に勘違い、誤り等ありましたら、よろしくご教授願います。

A 回答 (5件)

国民年金には、公費負担があるので、税金の部分もあります。

したがって、「払わない、支給を受けない」ということは、トータルでみれば「損」にちがいないことです。

ただ、実際にこの不況の中、商売で赤字続きの人も多いです。(サラリーマンは厚生年金で引かれるから、滞納している人はないでしょう)
「将来どうなる、という以前に、明日のこともわからない」という人に対して犯罪者扱いもできないですね。

税金ではまかないきれないから保険料をあつめる、ということでしょうから、「税金化する」というのは増税でしかありえないですね。
 消費税も最初、福祉の・・ということであったのだから、それだけの財源が増えていながら国民年金への公費負担が減るのは納得できないなあ。
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この回答へのお礼

お早い回答有難うございます。

>国民年金には、公費負担があるので、税金の部分もあります。したがって、「払わない、支給を受けない」ということは、トータルでみれば「損」にちがいないことです。

なるほど~全然、気がつかなかったです。公費負担がどれくらいか調べて、どれだけ損をするのか調べてみたいと思います。


>「将来どうなる、という以前に、明日のこともわからない」という人に対して犯罪者扱いもできないですね。

そうですよね。そういう人達はしょうがないと思うんですが、若いフリーターとかで払う余裕があるのに「将来、自分がもらえないから払わない(国民年金自体なくなる)」って人が、TVでも見ましたし、私の周りにも結構いるんですよ。そういう人達に、何らかの負担をしてもらいたいというのが率直な気持ちです。


>税金ではまかないきれないから保険料をあつめる、ということでしょうから、「税金化する」というのは増税でしかありえないですね。

増税でも仕方ないのかな~と私は思っています。消費税も上げる話もでてるし、どうなるんでしょうね~

貴重な意見どうも有難うございました。とても、参考になりました。

お礼日時:2002/01/12 12:14

>国民年金未納の人にペナルティーは、「将来年金がもらえない」&「追徴金」(←?)以外に何かあるのですか。



 参考URLにあるように、国民年金の内容は老齢給付だけではありません。被保険者が障害者(先天性を含む)となったときや、小さな子供を残して死んでしまった場合(細かな条件有り)などに給付が行われる制度を含んでいます。これらは民間の保険会社では実現できないものもあり、もし保険料の支払いが一定期間なかった場合、国民として当然受けられるこれらの救済措置が受けられない場合があります。

>意図的に払わない人がいると聞きすごい不公平感を感じます。

 年金財政は高齢化社会を迎え、たいへんな危機にあります。またこのところの少子化とも相まって、保険料を働いて支払う人は減り、受給を受ける人は増えるという状況の中、今払っても将来老齢年金を受けとることができるのか不安が大きいというのも事実でしょう。実際に支給年齢の繰り下げ、支給金額の引き下げなどが、ことあるごとに取りざたされている状況です。

 また、普通の中流層でもリストラなどで職を失い、実際問題として支払うだけの経済的余力のない人が増えていることもあり、滞納額は増える一方だという話も聞きます。

>国民年金を税金化してしまった方が良いと思うんですが…

 この問題は、昨今の閉塞感の強い経済状況を何とかしないことには解決しないと思います。確かに国税徴収法の例にならって保険料の徴収を実施すれば滞納は減るでしょうが、憲法で謳われている「最低の文化的生活の保証」との兼ね合いもあってなかなかむずかしいところではあるという印象です。 
 
 どうせ今保険料を無理して払っても老齢年金としてもらう頃には、国家財政自体が破綻してしまっていると言う人もいますが、もしそうなってしまったら、多くの民間の保険会社もただではすまないでしょう。基本的には国民年金の受給額は物価スライド制ですので、ある程度のインフレにも対応できますし、それなりのメリットがあるということは、特に経済力があって滞納している人たちにも考えて欲しいと思います。

 また、サラリーマンの奥さんなど一銭も保険料を払わずに国民年金の受給者になれる制度についても何らかの改善が求められても仕方のない時期に来ているのかも知れません。

 ともかくもできるだけ多くの人たちに、この問題について当事者として関心を持ってもらい、このような場でも積極的に議論に参加してもらうことが解決の糸口になるのは明らかなことだと考えます。

参考URL:http://www.vill.yanagida.ishikawa.jp/info/seikat …
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この回答へのお礼

こんにちは!

国民年金に入るメリットがよくわかりました。そういえば、対象は高齢者だけじゃないですもんね。将来、いつ自分が障害者になるか、寡婦(私は男ですけど)になるかもわからないですからね。そういうメリットが受けることが出来ない=デメリットという考え方もできることに気がつきました。


>確かに国税徴収法の例にならって保険料の徴収を実施すれば滞納は減るでしょうが、憲法で謳われている「最低の文化的生活の保証」との兼ね合いもあってなかなかむずかしいところではあるという印象です。

どうして難しいのか、ちょっと私にはよくわからないんですが。もし、よろしければもう少し説明して頂けないでしょうか?税金で一度、確実に徴収して、福祉で還元すれば良いと思うんですが。


>また、サラリーマンの奥さんなど一銭も保険料を払わずに国民年金の受給者になれる制度についても何らかの改善が求められても仕方のない時期に来ているのかも知れません。

第三号保険者のことですよね。聞く所によると、女性を家庭にいれるための政策だったらしいですけど。女性が社会進出を果たしてる今、不公平感はどうしても否めないと思います。


>ともかくもできるだけ多くの人たちに、この問題について当事者として関心を持ってもらい、このような場でも積極的に議論に参加してもらうことが解決の糸口になるのは明らかなことだと考えます。


同感です。全ての人が当事者であるにも関わらず無関心なのってどうしてなんでしょうかね~


回答どうも有難うございました。とても参考になりました。    クレフ 

お礼日時:2002/01/13 14:21

知り合いの中に何人もいます。



年金が破綻する事は人口動態で20年以上前から分っていたからだそうです。

既に、支給年齢も上げられたとか、色々加入しないほうが良いと言っていますが、「悪法でも法」だと思って、私は入っていますが・・・・、国内は年金だけでもこんなだし、他の状態も滅茶苦茶悪いのに、政治屋や行政屋が我々の金(税金)を自分の懐に金を入れたり、自分達の飲み食いに使っていたり、彼らの退職金が数年で数千万とか(狂牛病の某役所のトップの退職金が8500万・・・"(^_^;)")、大臣の海外行きにお土産として、単純に外国に金をばら撒いているのは納得がいかず、友人達の方に頭が傾いてしまいます。
国民年金ではないのでやめられないけど・・・・。

他に国民健康保険に入っていない人も、ものすごく増えているって感じを受けます。 
国民皆保険でない国(某先進国・発展途上国)では、急病で来た患者さんも、金を支払ってからで無いと見られないなど、人道的に酷い状態も出ますから、日本の制度自体は良いとは思いますが・・・。

薬害だけ考えてもそうだし、国を信じない人が増えてきているんでしょうね。自分の国を信じられないのは悲しいことですが、昔からそうだったと(戦後の大陸からの引き上げは国民は一番後回しで、役人や軍人が帰国したとか、もろもろ・・・)、老人は話してくれますし、同じなんですね。昔から・・・。

若い友人で出来の良いのは、海外移住してしまうし、日本はどうなってしまうのでしょう。
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この回答へのお礼

こんにちは!

>年金が破綻する事は人口動態で20年以上前から分っていたからだそうです。

そんな前から言われてたんですか~恐ろしいですね。以前、朝日新聞に高校生が年金を考えるって企画があって「もっと長期的な視点をもって年金政策をすすめるべきだ。」って意見がでてましたがその通りだと思います。その場その場で間に合わせ的な政策を取ってきたことが現在の問題を引き起こしているのだと思います。


>「悪法でも法」だと思って、私は入っていますが・・・

そうですよね。私も来年からサラリーマンで厚生年金なのですが、払わざるを得ない人と半ば強引に払わないことを選べる人がいて本当に不公平に感じますよ。


>若い友人で出来の良いのは、海外移住してしまうし、日本はどうなってしまうのでしょう。

本当そうですよね。でも、投げやりにならないで良いところを見つめ直したいですよね。こんな時代でもそういう余裕は持っていたいです。

回答どうもありがとうございました。

お礼日時:2002/01/13 14:34

>憲法で謳われている「最低の文化的生活の保証」との兼ね合いもあってなかなかむずかしいところではあるという印象です。



 についてですが、例えば夫婦と子供二人の標準家庭を考えるとしましょう。国民年金の対象となる自営業者などの場合、今の税制や社会保険制度で考えれば、年間300万円の収入に対して約80万ほどの国民負担が発生します。実は国税局が算出している、標準家庭での最低の生計費は年間300万円ちょっとでして300万円しか収入のない家は生活できないことになります。よく計算してみるとこの負担率は所得が低いほど大きくなると言う傾向が確実に存在します。これからは貧富の差がどんどん激しくなると言う予測がありますが、これを裏付けていますね。
 実際周辺を見渡しても、ぎりぎりでの生活をしている家庭がほとんどです。(すいません、田舎の極貧階層に身を置いているものでして。)そのうえに年間に夫婦二人分の32万ほどの年金の保険料が強制的に徴収されるようなことになれば、憲法で保証された「最低の文化的な生活の保障」ということに関して問題が発生するとかんがえるのです。
 もちろん所得が上がり国民負担を払っても楽に生活できるという状況が出現すれば、問題は解消しますが、今のところとてもそのような見通しはもてません。
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この回答へのお礼

度々の回答ありがとうございます。

なるほど、安易に税金を上げてしまいますと、それでなくても負担の苦しいような家庭にさらに負担が増えてしまい負担率の点でも不公平ですね。

>年間300万円の収入に対して約80万ほどの国民負担

具体的な数字を知らなかったので負担率の高さに驚きました。生活保護とのボーダーの人が一番苦しい思いをするという矛盾が生まれてきますね。

>貧富の差がどんどん激しくなると言う予測

現在、日本では(私も含めてですが)、どういう方向で国を発展させていくかということを見失っていると思います。私個人は物質的には発展していなくても、多くの人が精神的な豊かさを追い求めることができるような社会に出来たらよいと思います。そのためには福祉を充実させないとダメですね。でも、財源が~~???

回答どうも有難うございました。また、違った視点で物事を見られるようになりました。

お礼日時:2002/01/16 15:53

はじめまして。

この話題では黙っていられない職業のものです。

さて,クレフさんは「国民年金を税金化してしまった方が良い」とおっしゃってます。ここでの「税金化」というのは「逃げられない。『払わない』という選択肢が許されない。」ための手段という意味合いを指しておられるのかと思います。
それに関しては,私も賛成です。できることなら,税務署と協力して税金と一緒に「保険料」を徴収すればよいでしょう。

ここで,あえて「保険料」と書いたのは,年金給付時には「税」方式ではなく「社会保険」方式をとるべきではないかと思ったからです。税金とは別枠で扱うのが私の個人的意見です。
その違いをひとことで言うと,
「税方式」=「困った人が給付を受ける」
「社会保険方式」=「払った人が給付を受ける」
になると思います。

要するに,徴収するときには「税金的に」厳しく徴収し,給付するときには「社会保険」的に貢献度に応じて給付するのが良いと思うのです。

そして,さらに推し進めて「税金化」の特長を加えるのなら,「所得に応じた負担」という点も取り入れるべきですね。

「基礎年金」の名の下に,現在の制度は「定額負担・定額給付」を採用していますが,所得のない人にも「定額負担」を強いるのは酷です。そこで,「免除制度」があるわけですが,免除のままでは「定額給付」が期待できません。

「第3号被保険者」の問題が取りざたされていますが,所得のない人に保険料を負担させるのはいかがなものでしょうか。それよりも,第1号被保険者の妻に対して第3号と同じような扶養の制度を導入する方が公平だと思うのですが。

結論はというと,1号・2号・3号というカテゴリーをなくして,すべて所得比例で税金と共に社会保険料として徴収し,給付時には一定の基礎年金額ラインを設けて,年金額がそのラインに満たない人には税を財源とした給付を行うというのはどうでしょう?

長くなったわりに,要点を得ない回答ですいませんでした。
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この回答へのお礼

こんにちは!
お礼が遅くなりまして大変申し訳ございません。

>長くなったわりに,要点を得ない回答ですいませんでした。

とんでもないですっ!!私の「税金化」という言葉をここまで広げて具体案をだしてくださいましてとても参考になりました。正直ここまで考えて無かったです。

drnelekinさんの結論に大方賛成ですが、所得比例だと資本主義社会である以上、富裕階級の人はまた文句いうでしょうね。そうすると日本から逃げて行ってますます人口減少に拍車がかかってしまいそうです。

あ~本当に難しい問題ですね。drnelekinさんの意見を参考にもう少し調べてみたいと思います。

どうも有難うございました!              クレフ

お礼日時:2002/02/06 01:44

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