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どうしてもはやく知りたいのでよろしくお願いします。
「心と造形はどのような関係にあると思うか」
どんなに考えても分かりませんでした。
お願いします。
レポート課題なので参考にしたいです

A 回答 (5件)

地方によって言い方が違いますが、アールブリュットという芸術の分野があります。


これは、簡単にいうと、知的障害のある方がつくりあげた心の芸術を意味する言葉で、
世界的にも芸術として認知されつつある分野で、どこだったか忘れましたが、専門の
美術館もあります。知的障害のある方たちの場合、一般に言葉とされている方法で心の
中を話すというのが難しい方もいます。たとえば心の中にある思いやテレビや雑誌を
見て、風景を見た感想や印象を見たままを陶芸作品などの造形にあらわし、悲しみ・
嬉しさ・楽しさ・傷つき・怒り・叫び・切なさなど多くの気持ちを表現しています。
それがたとえ夕日が紫でも、コップとしての機能を果たすオブジェになっていなくても、
その人にとっての心の言葉がそこには記されていると思います。
また、それを見る側も、うれしかった事があった日に見るのと、悲しかった事があった
日に見るのとでは、見受ける印象がまったく異なると思います。そのように、作り手も
鑑賞する者も、造形と携わる気持ちに左右される事は多いにあると思います。
素人なのにえらそうに言ってごめんなさい。ただ、私自身このアールブリュットを見て、
心動かされた一人なのです。ちょっと質問の趣旨とは違うのかもしれませんが、大いに
心と造形は密着した存在だと思います。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。知的障害のことまでも考えていなかったので、ものすごくためになりました。

お礼日時:2002/01/14 22:22

参考になるかどうかはわかりませんが・・。


まず、「心」をどのようなものとするかによって「造形」との関係は変化してくると思います。私の場合「心」と聞いて「モチーフ(動機)」を思い浮かべました。
すべての芸術は「モチーフ」から生まれてくるからです。一般に「モチーフ」はただ単に絵画の題材(例えば果物等)と考えられていますが、訳すと「絵画などで創作の動機となった中心的な題材、動機・主旨」となります。つまり絵画の場合なら絵を描こうと思い立った動機ということです。人体をモチーフにしている画家は、人体を見たときに何らかの「感動」を受けて制作のモチーフとし、それを再現しているわけです。

対象を見て(聞いて、触って、感じて)感動を受けることが制作(造形)へのモチーフになる。このあたりが「心」と「造形」の関係ではないでしょうか?
どんなに機械的・先進的なものでも、具象でも抽象でも必ず「モチーフ」が存在するものです。「こうしたら面白い!」と考えて制作したとするとその人の「イメージ」と「アイディア」がモチーフになったというわけです。制作者が受けた感動(イメージ・アイディア)が作品に忠実に再現されていれば、同じような感性の鑑賞者にも同じ感動を与えることができるのです。

最後に、心から造形が生まれる過程は人それぞれです。佐伯祐三のように情熱的な線で描かれる場合もあるし、レオナルド藤田のように繊細で美しい線でかかられ場合もある。また、マーク・ロスコのように抽象の世界へ表現を求める場合もあるでしょう。それも制作者が生きてきた環境や過程で形成された「心」が表現方法を変化させているのではないでしょうか?

佐伯   http://www.enchanteart.com/week/we17b.htm
藤田   http://www.enchanteart.com/week/we33a.htm
ロスコ  http://www.ne.jp/asahi/muse/na-chan/rothko/index …
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この回答へのお礼

ありがとうございました。ものすごく参考になりました。自分の考えととても似ていたので参考にいしてレポートを作成していきたいと思います

お礼日時:2002/01/14 22:04

「心と造形はどのような関係にあると思うか」、該当しているかどうかわかりませんが、心の中に浮かんだイメ-ジを忠実に具象化できるかできないか。


いくら良きイメ-ジが心の中に浮かんでも忠実に具象化できなければ意味はなく、その為にイメ-ジの具象化に先人の技法を切磋琢磨して勉強(極端なのは有名な画家は無名時代に盛んに先人の技法を学ぶ為に模写をしています)。
ロダンの遺言(詳しくは調べて見て下さい)に芸術家の前に先ず職人であれ、その後はそれらの技法を基礎にして心に浮かんだイメ-ジの適切な技法を創造し、造形を可能にした努力、苦悩が心ではないでしょうか。
それを極端に表現した言葉(誰の文章か忘れましたが茶人か陶芸家と思います)は御茶を飲む茶碗は外形等は何の意味も無く大事なのは御茶が入る空間との文章を覚えています。
恐らくこの言葉の意味は造形で努力、苦悩した後に到達した人の『造形と心』を意味していると思います。
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この回答へのお礼

考えがとても大人だなと感じました。こんな考えもあるなんて感じませんでした。ありがとうございました

お礼日時:2002/01/14 22:23

参考になれるとは、思いませんが、すごい課題だと思ったので、書き込ませてください。

私は、リトミックを、教えているので、イメージを、ピアノ即興演奏するためにクロウしています。 

心に限らず、イメージを、形、音楽、文学など、何か他の方法表現ですることは、簡単ではありません。
しかし、私たちは、五感を使って、色々なものから、イメージを、感じています。
心、代表的なのは、ハートのマーク、でも、色によって、同じハートも暖かいor冷たい、優しい、清らか、などいろんなことを感じさせてくれますね。素材自体、それの持つイメージが、ありますね。それをすべて感じるのが、心ですよね。

または、心というタイトルの作品を観て、何故、どんな所が,どのように心なのか感想を考えても、課題に、少しは近づきませんか?

こういう課題が出るのは、美術系の勉強をなさっているかたなのでしょうね。

違う分野のものにも接して、沢山、イメージを蓄えてくださいね。無責任な回答??で、お邪魔しました。
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参考になれば。

。。
芸術に関係することであれば
「目・手・心」が一体になった時。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。

お礼日時:2002/01/14 22:24

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