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子供が二分脊椎(脊髄脂肪腫)で9ヶ月の時に脂肪を取り除く手術をしました。
5歳になった今も定期的に脳外科・整形外科・泌尿器科で診てもらい定期的にMRI検査もしております。
2月の脳外科を受診した時、医師がMRI(1月に撮ったもの)を見て「やはり脊髄が長いね・・・この病気にはよくあることなんだけどね」と言っていました。
「どういうことなんでしょう? 胴が長いって事ですか?」と聞いたのですが 説明が無く気になって仕方ありません。
ネットで調べようにも私が調べた限りでは見つかりません。

脊髄が長いと今後どのような症状が起こりえるのか教えていただけませんでしょうか。
子供が大きくなった時、子供を産む事が可能かどうかも知りたいです。
 お願いします

A 回答 (4件)

MRIを見ないと分かりませんがtethered cord syndrome:繋留脊髄症候群ではないかと思います。



二分脊椎の患者さんでしばしば合併がみられます。
脊髄の尾側端にある馬尾というヒモ状の組織が骨髄に癒着している状態です。

通常は脊椎の伸展が脊髄の伸展より大きいので、生まれたときは両者の長さはほぼ同じなのですが、成長すると脊髄の尾側端は脊椎尾側端から離れ最終的には20cmほど離れます。

このとき馬尾が固定されていると脊髄が尾側に引っ張られて長くなり、これをtethered cord syndrome と言います。日本語で患者向けに説明されているサイトは発見できませんでした。引っ張られることで脊髄が痛むと考えられます。

症状としては足の筋力低下や知覚異常・排尿排便障害・脊柱側湾など主に下半身の症状です。成長に伴って生じてくるもので5歳ではまだ症状は出ないかもしれません。症状に個人差が大きく、画像所見だけで手術適応は判断できません。症状が無い又は少ないなら手術は不要です。経過をみるのが上策です。

治療としては固定された馬尾を切り離す手術をすれば改善がみられることがあります。

これにあたるかどうかは主治医に相談されてください
英語(ミズーリ・コロンビア大脳神経外科)の患者向け説明を参考URLに示します。

参考URL:http://www.muhealth.org/~neuromed/tetheredcord.s …

この回答への補足

inogeさんは医療カテや病気カテで多くの回答をしているので医療関係者だと思うのですが 【専門家】だったり【経験者】だったり【一般人】と表示していますよね。
実際は何科が専門なのでしょう?
別に疑っているわけではなく、信用するためですので教えてください

補足日時:2006/03/02 14:23
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この回答へのお礼

 回答ありがとうございます
>脊髄の尾側端にある馬尾というヒモ状の組織が骨髄に癒着している状態です
 これは成長と共に神経が引っ張られて麻痺がおきる可能性があるということでしょうか? (以前担当医に聞いた事があります)
医師は「気にするほどの長さではない」と言ってくれましたが心配です。
この心配は骨の成長が止まるまで続くんでしょうね。
このまま何事も無く成長してほしいものです。

 参考URLはどうにか訳して理解したいと思います。
ありがとうございました

お礼日時:2006/03/02 14:23

訂正


×ヒモ状の組織が骨髄に⇒○ヒモ状の組織が脊柱管尾側端に

「骨盤に」と書こうとしての誤字ですが
上記の方が正確な表現だと思うので訂正させてください
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この回答へのお礼

了解しました

お礼日時:2006/03/02 21:13

私の名前をクリックすると自己紹介が表示されるのですが,いちおう日本脳神経外科学会認定脳神経外科専門医です.個人情報はこのくらいで勘弁してください.



脳神経外科など医師免許取得以上の資格や経験を持つ分野の質問については「専門家」,臨床経験が何度かある程度の分野については「経験者」,単なる医師として学んだ程度又は医師以外の医療関係者が扱う分野(看護・鍼灸・民間医療など)については「一般人」

おおよその分類ですが上記のような目安で立場を示しています.そもそもこのサイトで「どんな人」の定義が明確にされてませんし,世間から見れば医師免許を持っていたらたいていの質問には専門家でいいのではと思われるかもしれませんが,専門外の領域に「専門家」と書くとたまーに他の医師からクレームが付いてシャクなのですこし立場を細かく分類してます.

脳神経外科の中でも小児脳外科は特殊性が高い部分でして,小児や脊椎の経験は多い方ではないのですがそれでもtethered cord syndromeに関しては何度も診た事もあるし偉い専門家の講演も多少聞きましたし文献も多少は読んでます.脳外科医仲間からみたら「専門家」というのはおこがましいといわれるでしょうが,このサイトはそんな水準まで要求されるものでもないでしょうから「専門家」にしました.
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この回答へのお礼

補足への細かい回答ありがとうございます
名前をクリックすると自己紹介がでる事も忘れておりました。
忙しい時間の中での回答本当に感謝しております。
子供の担当医も結構名の知れた方のようなのでもしかしたらinogeさんも知っているかもしれません。
でも、ここに名前を出しては拙いでしょうから・・・
今後解らないことができた時、ここで質問しますので その時はまたお願します。
  ありがとうございました

お礼日時:2006/03/02 21:12

こんにちは。

医師ではありませんが。m(__)m
まず参考URLをご覧ください。
厚労省の二分脊椎研究班のページですが、挿絵の所、上下2種類とも、コブの方に向けて脊髄神経が湾曲して突出している部分があるのがおわかりでしょうか。

神経線維は筋肉や血管のように切って縮める事はできないので、この飛び出した分の神経は中に押し込まざるを得ません。

そうすると、飛び出した分、元々の背骨より長い物が押し込まれるので窮屈になっちゃいますね。

医師が言っているのはこういう事です。

考えられる影響というのは、窮屈になってどっかに強く当たるようだと、そこから下の機能に新たな麻痺や痺れその他の症状が生まれる可能性が出てくる事でしょうか。
ただ、この場合は後天性の物なので、元々機能していたものならば、早く発見して処置する事で改善、治療が可能です。

同ページはもうご覧になってるとは思いますが、まだでしたら、左の各リンク(絵が小さいので見辛いですが)、しっかりと熟読されることをお勧めします。

参考URL:http://www.nibunsekitsui.jp/symptom/type.html
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
参考URLはまだ見たことが無かったので参考になりました。
以前から手術した所を強くぶつけたり、お尻を打ったり(しりもちをつく)しないよう言われていたのですが このことなんでしょうね。
今後も注意していきたいと思います。

子供は空手・柔道・スケート・跳び箱等体験したい事が増えてきていますが、殆どが無理なんですよね。
まだ障害はでていないので症状としては軽い方なのかもしれません。
このまま順調に育って欲しいです。

ただ「子供を4人か5人産むんだ」と日々言っているので可能なのか心配です。
もっとも大人になってから考えが変るとは思いますけどね。

 改めて回答ありがとうございました。
とても参考になりました。

お礼日時:2006/03/02 13:23

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