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人間は何故目を「つむる」と眠れるのですか?

A 回答 (3件)

ヒトの脳は、絶えず外界から来る刺激に対して反応しています。



例えば私たちが物を見ることができるのも、網膜視細胞の電気的興奮のシグナルを、大脳が映像として認知するからです。また音を聞くことができるのも、内耳の蝸牛管神経の電気的興奮のシグナルを、大脳が音として認知するからです。

大脳におけるこれらの外界刺激の処理は、意識する・しないにかかわらず、自動的に行われます。したがって大脳に多くの刺激情報が流れ込んでくると、大脳の神経細胞はその処理に追われ、休む暇がありません。

ヒトは多くの情報を視覚から取り入れています。したがって眼を閉じると、大脳に伝わる刺激情報は激減します。そのため脳細胞の活動が低下し、睡眠状態に入りやすくなるのです。
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こんにちは。


目をつむると眠れるのは、脳が安静状態を保ちやすくなるからだと思います。
目を開けていますと、次ぎから次ぎへ色々な情報が入って来ますので、脳はそれを受け取ったり、それについて考えたりしなければなりません。ですから仕事が忙しく、興奮状態になります。ならば、何か情報が入って来ても、考えないようにすれば安静状態にはなるのですが、そのくらいであるならば、これから眠ろうというのですから、目を閉じて余計な情報は遮断してしまった方が手っ取り早いわけです。

「眠る」ということは「脳や神経」を休ませるということです。脳や神経は、物を見たり、手足の動きを操作しているだけではなく、肺や心臓も動かしているわけですから、完全に眠ってしまえば死んでしまいます。ですから、脳はなるべく仕事の量を減らして休むんですね。そのために、比較的脳を発達させた高等動物は、定期的に眠るという時間を取らなければなりません。魚類や昆虫類はちょっと分かりませんが、我々のような哺乳類にとっては、眠るというのはこのようなことだと思います。

神経細胞が仕事をするためには、まず栄養・エネルギーが必要ですし、仕事をするための物質をどんどん作り足さなければなりません。そのため、仕事をしたあとのゴミ、「疲労物質」も大量に運び出さなければならなくなります。これが間に合わなくなった状態が「疲れた」ということです。このような状態が感知されますと、脳には「眠りなさい」という信号が発せられます。
先ほど申しました通り、視覚を扱っている脳や神経を休ませるには目を閉じるのが一番です。そのため、「眠れ信号」によって我々の瞼は自然と閉じられます。瞼がとろんと垂れ下がってくるのですから、開けているのが辛くなりますよね。
このように、眠る準備をするために目を閉じるというのは、我々動物に最初から決められた機能だと思います。我々は眠りに就くために、それと同じことを自分でやっているわけですね。

目をつむれば脳の仕事量が少なくなり、安静状態を作りやすくなります。そして、脳が疲れていればそのまま眠りに就くことができます。
ところが、一日中きっちり仕事をしてきて、「疲れた信号」がたっぷり出ているにも拘わらず、目を閉じても中々眠れないといった経験は誰にでもありますよね。これは、あれこれと余計なことを考えてしまい、脳が興奮状態にあるからだと思います。
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眠ることが出来る必要な条件として眼をつぶっても安全な場所ということではないでしょうか。

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