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初歩的な質問で済みませんが、信用取引売り(空売り)は何の為に存在するのか理解できません。

現物であろうと、信用(借金)であろうと、買いから入って最後は売ると言う方法だけでは何故いけないのでしょうか?

A 回答 (7件)

質問者の方の回答に対するコメントを見ていると、他の方の回答を参考に、(私が考える)正解に辿り着かれているような気もしますが、補足情報を兼ねて…。



まずご質問は、「売りから先に入る取引の存在意義は何か」という事だと理解しますが、それは理屈で考えれば「売りからも入れるようにしておいた方が、相場の厚み(=流動性)が増すから」という事になると思います。手元に株券は無いけど、今の株価は(1日以内といった極く短期か、もう少し長い目で見てかは別として)高すぎると思うから、下がる事で利益を得たい、という投資家も売買できるようにした方が、売り買いの板が厚くなるのは間違いないですから。

でも、存在意義ではなく「存在している原因は何か」といったら、下がる事でも儲けたいと思っている市場参加者がいるから、という事になるでしょう。株式市場の始まりとしてよく挙げられるのは、1602年に始まったオランダ東インド会社の株式の取引ですが、1610年にはもう空売り禁止令が出ています。

私個人としては、様々な考え・投資スタンスをもった参加者が市場に参加している事は重要だと思います。例えば、大部分の人が明るい将来を予測している会社の株の取引が成立するのは、短期的には株価の上下はあり、そのアヤをとりに行く人がいるからでしょう。でないと、買いたい人ばかりで、相場自体が成り立ちません。そういう流動性は、長期スタンスで買いたい人にとっても大切で、仮に自分が間違っていたと後で気付いてもいつでも売れると思うからこそ、安心して保有し続けられます。

空売りが不可能であっても、短期売買目的の参加者がある程度参加すれば流動性の確保は可能ですが、空売りが可能な方が、より短期売買目的の参加者を呼び込みやすくなり、流動性が高まるのは間違いないと思います。(勿論、市場参加者の予想が一方に大きく傾くと、信用売りが可能であっても、ストップ高比例配分とかになってしまうので、空売りが出来ても出来なくてもどちらにしろ駄目ですが)

尚、約定から決済までの日数の調整が比較的容易な相対取引(例えば為替のフォワード)の市場では、売りから入って、それも買い戻しと同じ日に決済する、という事ができるので、ごく日常的に「持っていないドル」を売ったりしているので、空売りに「空想売買」といった意識はありません。株でも、フランスなんかはたしかそうだった(少なくとも10年ぐらい前は)と思いますが、決済日が月の特定の日付のみに決まっていると、同じ事ができます。
日本の信用取引が差金決済になるのは、たしかに先物などと同じですが、それは単なる決済方法の問題であり、「差金決済」=「空想取引」って事にはならないと思います。(対象はあくまで現物で受け渡しが可能な株式)

また、持っているのと全く同じ商品を「つなぎ売り」するのも、単なる売り切り(価格変動リスクから完全にフリーになる)と本質的な違いは無く、信用取引に「価格変動リスクのヘッジ」という役割がある、とはちと言い難いような気がします。(為替のフォワードに引きなおして頂くとよくわかると思います。)
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この回答へのお礼

詳しいご説明有難う御座いました。感謝感激です!

特に前半部分のご説明は大変わかり易く勉強になりました。

ただ正直申しますと、後半以降
>>尚、約定から決済までの日数の調整が比較的容易な相対取引・・・
は、現在の私にはまだ理解するに至っていませんので、改めて自分の不勉強を実感させられた思いです。

お礼日時:2006/03/14 02:21

証券会社から株式を100株借りました。



即売ります。(100万円で)

株価が下がりました。(半分の値段50万円)

ここで買いました。(経費50万円)

証券会社に株式100株を返しました。

50万円手元になぜかありました。

ただ単に、株式を借りただけです。
借りた物は、きっちり返しました。

>空売りは何故存在するのですか?

筋をちゃんと通しているからです。

>現物であろうと、信用(借金)であろうと、買いから入って最後は売ると言う方法だけでは何故いけないのでしょうか?

信用取引に対する
規制、禁止の理由が定かではありません。

筋が通っていません。
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この回答へのお礼

御回答有難う御座いました。

私のようなド素人にも、簡潔にわかり易く説明して頂いた事に、感謝します。

お礼日時:2006/03/14 02:25

価格変動リスクを回避するためです。

今では、儲けの手段ですが、つなぎ売りとか両建てとか、ヘッジに使う場合があります。

順序が逆なだけで、買って売ることは変わりありません。
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この回答へのお礼

早速のご意見有難う御座いました。

「儲けの手段」と言う所で、少し理解出来たように思います。

お礼日時:2006/03/11 19:17

(空で)売る人がいないと、買いたい人が買えなくなるからじゃないかな。



株式を発行している会社(上場株式会社)にとっては、信用売りなんて意味ないかもしれませんが、"市場" を正常に運営するには、必要な筈です。

最近は余り聞きませんが、人気商品が出荷できず、行列ができたりヤフオフで数倍で取引されたりとかありますよね。
(昔の たまごっち とか、ガンプラとか、任天堂 DS とか、トイレットペーパーとか、吉野家の牛丼とか(例えが古すぎ!!!))

そういう時、販売している(製造している)のが、社会的責任の有る会社であれば、それなりの対処をして混乱を収めようとします。

が、もし、社会的責任を考えない参加者のみの社会に、多くの人が買いたいと思うような物(証券でも商品でも)ができたとしましょう。
そういう時、すでに持っている人は、絶対に市場に出しませんから、誰も買えないことになり、取引は無くなり、暴騰し、値段の目処が誰にも分からなくなり、お金を幾ら積んでも手に入らなくなります。

空売りがないと、そういう事態が頻発することになるでしょうし、"すでに(大量に株等を)持っている" 金持ち(たち)は圧倒的に有利ということになります。 少なくとも私にとっては、悪夢ですね。
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この回答へのお礼

早速のご意見有難う御座いました。

私的には非常にわかり易い説明をして頂いたように思います。
空売りがないと、株の流動性が悪くなり、しいては経済活動が活発化
せずに停滞しますからね。

後、他の方のご返事の中で、商品種類の多様性に触れられたご意見を頂きましたが、その点も一理あると思います。

お礼日時:2006/03/11 19:26

空想取引をやってるわけ。

。。。。
商品先物、デリバ、為替証拠金取引など現在の金融取引の基本。

空想取引でも、損益計算はきちんと現実化していて
ゲンナマデで決済してるのです。

仮想GAMEで子供の時から遊んでる若い人には
取り付きやすいかもね!!
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この回答へのお礼

早速の御回答有難う御座いました。

>空想取引をやってるわけ。。。。。
>商品先物、デリバ、為替証拠金取引など現在の金融取引の基本。

「もっと勉強しないと」と、実感させられました。

お礼日時:2006/03/11 19:34

おっしゃるとおり、買ってから売るのが普通の方法です。



例えは悪いですが、音楽CDや、ゲームソフトでも先行販売・予約販売というものをやりますよね。
それと同様だと思えば良いのでは?

あなたの見解からすると、それもダメということになりますが。
そうは思っていないですよね。

下記のURLにある通り、
『儲ける方法があるなら、それをやりましょう!』
って事かと。

今の時勢、買った株が急激に上がって儲かった。と言うのは、中々ありません。
それでもやる人がいれば、証券会社だって手数料が入ってくるから、売上げに繋がります。
つまり、投資家も証券会社も儲かる! なら、やりましょ! ってことだと思いますが・・・。

参考URL:http://www.tse.or.jp/glossary/gloss_k/karauri.html
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この回答へのお礼

早速のご意見有難う御座いました。

おっしゃる通りで、売り上げを伸ばす為に、商品種類を増やしたと言う考え方も出来ますね。

お礼日時:2006/03/11 19:15

しろうとなのでよく分かりませんが


タイミングの問題では
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この回答へのお礼

早速のご意見有難う御座いました。

お礼日時:2006/03/11 19:08

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