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私は会社のHPを作っていますが、その中のコンテンツのうちの3箇所の文章をほぼそっくりにコピーしている見知らぬ同業者を発見しました。
その文章を考える時私は数時間も費やしているのに、安易に真似をされてとても悔しい気持ちです。
私はHPを2001年に作成、相手先は2003年に作成したようです。
引用なら、引用したという記述が必要ですよね?
相手先に抗議したいのですが、「私が考えた文章がたまたま一緒だっただけ」 と言われる可能性もありますが、ほとんど同じ文章を3箇所も偶然同じ文章を考え付くとは思えません。
(真似された文章は40文字、60文字、120文字位です)
損害賠償がしたいわけではありません。
謝罪文章を相手先のHPに掲載させたいのです。
人が作ったものを安易にコピーする人間は今後もきっと同じ事をするのだと思うから、今後も私が考えたキャッチコピー等を安易にコピーされたのではたまりません。
相手先にどのように抗議したら効果的でしょうか。

A 回答 (5件)

 こんにちは。



 一般に、他人の作品の一部を利用することを「引用」といいますが、著作権法では、引用を次のように規定しています。
---------------------------------------------------------------
(引用)
第三十二条 公表された著作物は、引用して利用することができる。この場合において、その引用は、公正な慣行に合致するものであり、かつ、報道、批評、研究その他の引用の目的上正当な範囲内で行なわれるものでなければならない。
2 国若しくは地方公共団体の機関、独立行政法人又は地方独立行政法人が一般に周知させることを目的として作成し、その著作の名義の下に公表する広報資料、調査統計資料、報告書その他これらに類する著作物は、説明の材料として新聞紙、雑誌その他の刊行物に転載することができる。ただし、これを禁止する旨の表示がある場合は、この限りでない。
---------------------------------------------------------------
 
 「引用」というためには次の3つの条件を満たす必要がある、とされています。

・質的にも量的にも、引用する側の本文が「主」、引用部分が「従」という関係にあること。
・本文に表現したい内容がしっかりとあって、その中に、説明や補強材料として必要な他の著作物を引いてくる、というのが引用です。本文の内容が主体であり、引用された部分はそれと関連性があるものの付随的であるという、質的な意味での主従関係がなければなりません。量的にも、引用部分の方が本文より短いことが必要です。
・引用部分がはっきり区分されていること。引用部分をカギかっこでくくるなど、本文と引用部分が明らかに区別できることが必要です。

 ですから、今回のケースは、「引用」の範囲を明らかに逸脱しています。

 あなたが、個人事業者でしたら、簡易裁判所に「民事調停」の申し立てをされればどうですか。裁判ではありませんが、相手側に裁判所への出頭通知が行きますから、こちらが本気だという意思は伝えることができると思います。ちなみに、相手は出頭を拒否できません。拒否すれば、あなたの申し立てが全面的に認められ、裁判の判決と同じ効力を持つことになるからです。

http://courtdomino2.courts.go.jp/K_kani.nsf/ea14 …

この回答への補足

ログインパスワードがわからなくなっていて、最終の結果報告が遅くなってすみません。
3週間ほど前に、相手法人のウェブサイト上に謝罪文章を掲載させる事で決着がつきました。
ここの質問には書きませんでしたが、もう1社も画像までも無断転載していた法人があり、それについてはこちらが要求したわけではありませんが、お金を包んでいらっしゃいました。

とても詳しく書いてくださり、大変参考になりました。ポイントを発行させていただきます。
本当にありがとうございました。

補足日時:2006/04/11 23:24
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この回答へのお礼

とても詳しく説明してくださり、URLも大変参考になりました。
まずは、自分が著作権についてきちんとわからなければ何も抗議できないと思い、日曜日一日がかりで色々と調べておりまして、お礼がすっかり遅くなってすみませんでした。
昨日相手側に電話で抗議し、著作権違反を認めて謝罪文を今日中にHP上に掲載すると約束したにもかかわらず、謝罪文どころかHPそのものが抹殺されたようです。
「民事調停」の申し立てをするにあたり、近日中に弁護士と相談しようと思います。
3日前の私は著作権について漠然としか知識しか持っておらず、著作権について検索すると膨大な資料が出てきて一体どこから理解していけば良いのか途方にくれていましたが、回答者様が必要な所だけを抜き取って書いて下さったお陰で勉強に費やす時間が大幅に短縮できたと思います。
ありがとうございました。

お礼日時:2006/03/14 22:07

本件、引用にはあたらないので「著作権法」違反です。



「引用」とは自分の著作物が主で他人の著作物が従の関係になくてはなりません。また、引用であるとの記述がなくてはなりません。

よって、謝罪を要求することは質問者様の法益侵害との均衡の見地からもその範囲内であるといえるので、十分可能な行為だと思います。

この回答への補足

ログインパスワードがわからなくなっていて、最終の結果報告が遅くなってすみません。
3週間ほど前に、相手法人のウェブサイト上に謝罪文章を掲載させる事で決着がつきました。
ここの質問には書きませんでしたが、もう1社も画像までも無断転載していた法人があり、それについてはこちらが要求したわけではありませんが、お金を包んでいらっしゃいました。

「法益侵害との均衡の見地からもその範囲内であるといえるので、十分可能な行為」 と仰って頂いたお陰で自信を持って対処できたのが早期解決の鍵だったように思います。
貴重なご意見をありがとうございました。
皆さんにポイントを発行したい気持ちですが、それが出来ない仕組みのようで申し訳ないです。

補足日時:2006/04/11 23:22
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この回答へのお礼

引用と、著作権違反との境目がはっきりわからなかったのですが、わかりやすく書いていただいて大変参考になりました。
ありがとうございました
相手は、一度は著作権違反について認めたものの、その後約束の期日になっても謝罪文章の掲載どころか、HPそのものを抹消したようです。
約束が守られなかった事で私の怒りも最燃焼してしまいまして、謝罪文だけで済まそうと思っていたのですが、それ以上の損害賠償についても責任を追及したいと思っています。
日曜日は一日かかって色々と調べておりましてお礼を申し上げるのが遅くなってしまい、すみませんでした。

お礼日時:2006/03/14 21:48

kayo2006 さんが作った「会社の Web サイト」というのは kayo2006 さんが働いている会社でしょうか?


それともご自分で経営している会社でしょうか?

働いている会社であれば会社に相談して何らかの手を打ってもらえばどうでしょうか?
まぁ最終的には弁護士の判断になるかと思いますので、ご自分で経営している会社だとしても、会社側で判断を行える人に相談するのが最初のアクションかと思います。

この回答への補足

ログインパスワードがわからなくなっていて、最終の結果報告が遅くなってすみません。
3週間ほど前に、相手法人のウェブサイト上に謝罪文章を掲載させる事で決着がつきました。
ここの質問には書きませんでしたが、もう1社も画像までも無断転載していた法人があり、それについてはこちらが要求したわけではありませんが、お金を包んでいらっしゃいました。
貴重なご意見をありがとうございました。
皆さんにポイントを発行したい気持ちですが、それが出来ない仕組みのようで申し訳ないです。

補足日時:2006/04/11 23:21
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この回答へのお礼

回答をありがとうございます。
私がHPを作っているのは、私が働く会社で私の実父が経営者です。
父はネットやパソコンや、まして著作権等には全くの無知でして、HP作成に当たっては私が一任されています。
昨日相手先に電話をした所、模倣を認めましてHP上に謝罪文章を掲載すると約束したにもかかわらず、その約束が破られた状態になっていますので、今後は弁護士にも相談しながら然るべき措置を取りたいと思います。
適切な回答をありがとうございました。
大変参考になりました。

お礼日時:2006/03/14 21:35

まずは相手先のHPをプリントアウトして、そのプリントアウトについて公証役場で確定日付をとります。


その際に相手方のHPの作成日付についても証拠保全する必要がありますから、その情報もプリントアウトしてください。
その上で相手方に抗議と要求の内容証明郵便を送ります。
確定日付をとって証拠保全をしてある旨も伝えるといいと思います。
これは効くと思いますよ。

この回答への補足

ログインパスワードがわからなくなっていて、最終の結果報告が遅くなってすみません。
3週間ほど前に、相手法人のウェブサイト上に謝罪文章を掲載させる事で決着がつきました。
ここの質問には書きませんでしたが、もう1社も画像までも無断転載していた法人があり、それについてはこちらが要求したわけではありませんが、お金を包んでいらっしゃいました。
著作権侵害について色々とネット上でも調べてみましたが「証拠保全」については、本当に良い案だと思います。貴重なご意見をありがとうございました。
皆さんにポイントを発行したい気持ちですが、それが出来ない仕組みのようで申し訳ないです。

補足日時:2006/04/11 23:18
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この回答へのお礼

公証役場で確定日付をもらう、などという具体的な事は思いつきもしませんでした。
大変参考になりました。
プリントアウトはきっちりやっています。
内容証明が良かったのかもしれませんが、早く決着を付けたくて相手先に電話で抗議しました。
謝罪文章をHP上に掲載する約束もしたのに、それが果たされないまま相手のHPはネット上から消えました。
逃げるような態度をとらなければ、ただの謝罪文章で終わっていたのに・・・。
これからちょっと面倒な事になりそうですが、これで面倒だからといって投げていては相手の思う壺なのできっちり白黒付けたいと思います。
貴重な情報をありがとうございました。

お礼日時:2006/03/14 21:39

悔しいですよね..3箇所とは明らかにコピーされてますよね。

私もウェブ制作をしていてコンテンツ(私の場合はページのレイアウトと文章とスクリプト)をコピーされた事があります。同業の方だったのでそのまま使えて便利だったのかもしれませんが、見つけたときは本当に許せなかったです。
私はその真似をしたサイトの制作者にメールで忠告しましたが「真似や引用はしていない、たまたまレイアウトが同じになっただけ」と返してきたので、アクセスログから相手業者のIPを割り出し、証拠を揃えたりしました
けれど途中で面倒になって諦め、泣き寝入り状態でした
おそらく根気よく続けたら抗議できたかと思います..

キャッチコピーの文章を画像で貼り付ける等の対策をしておいた方がいいかもしれません、今後もやられたら本当に悔しいので.(体験談ですみません)

この回答への補足

ログインパスワードがわからなくなっていて、最終の結果報告が遅くなってすみません。
3週間ほど前に、相手法人のウェブサイト上に謝罪文章を掲載させる事で決着がつきました。
ここの質問には書きませんでしたが、もう1社も画像までも無断転載していた法人があり、それについてはこちらが要求したわけではありませんが、お金を包んでいらっしゃいました。
今後はキャッチコピーをフラッシュにすることも視野に入れています。質問してすぐに回答を頂き、とても勇気付けられました。ありがとうございました。

補足日時:2006/04/11 23:13
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この回答へのお礼

同じ事を経験された方にしかわからないですよね、この悔しさ。
少しでもわかっていただける方から回答をいただけて嬉しく思います。
「サイト製作者にメールで忠告された事がある」 というのが励みにもなりまして、昨日思い切って先方に電話したら最初はしらばっくれていましたが、しらばっくれるなら出る所に出てもいいと申しました所、渋々ですが模倣した事を認めました。そして、今日中に先方のHP上に謝罪文を掲載し、アップロード完了後に連絡をくれると約束したにもかかわらず、先方のサイトはサーバーにアップロードしている全てを消去したようで、何の連絡もありません。
アクセスログから相手業者のIPを割り出したというのも、とても参考になりまして、今までもアクセスログ解析はしていたのですが、今日からアクセスログ解析を2重にして解析する事にしました。
キャッチコピーを画像で、というのも一つの手段ですよね、簡単にコピーペーストできないわけですから。
色々な体験談をありがとうございました。

お礼日時:2006/03/14 21:21

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