初めて自分の家と他人の家が違う、と意識した時

SF映画などに登場する宇宙ステーションは、ドーナッツ形でゆっくりと回転しているものが多いです。
何のために回転しているのでしょうか?
単に見栄えをよくするためでしょうか?

よろしくお願いします。

A 回答 (7件)

1.姿勢を安定させるため。


 独楽のように、回転体は姿勢が安定します。SFのステーションでは通信機能も重要ですから、姿勢を一定に保ち通信環境を安定させます(この場合、ISS同様、全体が回転する必要はない)。

2.全体の温度を均一化するため。
 日向と日陰で極端な温度差があるので、温度差を少なくしないと構造が崩壊してしまう。温度の高いところの部品は膨張し、低いところの部品は収縮するので、できるだけ均一化する必要がある。ISSでは問題になるほど大きくはないが、それでもできるだけ均一な温度になるよう工夫されている。

3.回転によって「慣性重力」を発生させるため。
 回転させると壁面の内側を下に感じるような「擬似重力(慣性重力)」が発生します。長期滞在を前提とした場合、重力による負荷や機材設置はとても都合がいい。
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慣性の法則ならば、


動いている物は
力を加えない限りその動きを永久に続けるそうです。

例えば、完全に停止したステーションで、
ハッチの開閉をすると、
酸素の出入りや、ハッチの開閉の慣性モーメントで
ステーションは動き出してしまいます。

中の人間があちこち動いても、ステーションにエネルギーを加えてしまい、

その結果、四方八方に予測のつかない動きになります。

ならば、それ以上の運動エネルギーをを前もって加えておく必要があります。

理由は、完全に停止する事が出来ないからです。
(1年であちこち向きが変わるでしょう)

X,Y軸は、回転させて平行度を保ちます。
Z軸の修正のみで絶えず同じ位置の保持を試みます。
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SFに限って言えば重力を発生させるためです。



ちなみに、ガンダムに出てくるような筒型の宇宙ステーション(宇宙植民地)は、回っている左右方向に動く場合と、回っていない上下の方向に動く時との角速度の変化が大きすぎて、人間の方向感覚とずれて酔ってしますそうで、現実にはあのようなタイプの植民地は作れないそうです。

ちなみに宇宙ステーションや静止衛星の概念を創作したのは、「2001年宇宙の旅」で有名なアーサー・C・クラークです。
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重力を発生させるためです。

宇宙に長期間滞在すると無重力により骨のカルシウムが溶け出すのが問題とされており、現在でも宇宙飛行士は長期間滞在する場合は負荷をかけてトレーニングしないといけません。
なので一般人が滞在する想定の宇宙ステーションの場合は回転により遠心力を使って重力を発生させる事で地球と同じ環境に近づける事で長期間の滞在を可能にしているのだと思います。

SF映画には、恒星間宇宙船のような長時間の飛行を予定する大型の宇宙船にも乗組員が滞在するユニットの部分は回転しているシーンを見る事ができます。
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太陽が当たらないところは、マイナス数百度、逆にあたるところは、簡単に数百度に上昇します。

平均して太陽を当てて、熱による損傷を最小限に抑えるためです。

もう一つは、遠心力。
バケツに水を入れて数秒間で一回転するだけで水が落ちてこないことからわかるように、宇宙ステーションもゆったり回っているようでいて、けっこうな遠心力が発生しています。外に向かって力が働くので、地球にいるときの重力感覚とは違うのは当然ですけど。
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「日光を均一に当てるため」です。


あの手のステーションは「ミラーで日光を反射、それをステーション内に入れて昼間を作る」って機能になってますが、
回転しないと「特定部分のみに当たる」ため、
・当たる箇所はずーと昼
・当たらない箇所はずーと夜
となってしまい、生活に不便です。
そのため回転して「昼と夜が(一定周期で)くる」ようにする、って発想です。
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遠心力で重力を作り出すためではないでしょうか。


実際に重力ができるかわかりませんが、イメージ的にはそうですね。
あと、独楽のように安定性を考えているのかもしれませんね。
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