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オプション取引をはじめる場合
どの程度の自己資金が必要か
また、どのような流れで実際に売買できるのかを
(証券会社名、オンライントレードはできるのでしょうか?)
などを、おしえてください。
よろしくお願いします。

A 回答 (3件)

 オプションは基本的に個人投資家は買いしかできません。


 これはコールのみということではなく、コールorプットの買い方になれるだけで、それぞれの売り方にはなれない、ということです。
 オプションに対する知識をどの程度お持ちなのか判らないので、オプション自体に対する説明は致しませんけれど、これによりとにかく保持し続ければどんどん価値が減衰していくのみであり、オプションのみでこれのリスクヘッジを取ったり、良くデリバティブ系の本にあるような戦略も、ものによっては取ることが出来ませんので注意が必要です。まあ、今でしたらETFの売りで代用する、という手はあるかもしれません。ただしその場合もETFにはレバレッジは効きませんので結構難しそうですが。
 それはともかく、オプションの購入は基本的に現物のみ、ですので資金で言えば最低1,000円から投資は可能です。勿論そのような低金額では、実際のところ手数料分稼ぐのは困難です。
 行使価格から遠い金額のオプションは価格も安い代わりに当然ながら価格の上昇も少なく儲けるまで上がるには余程日経平均(特に先物)が動かなければ駄目でしょう。
 そういう意味ではやはり行使価格に近いところが比較的やり易いでしょうし、そうなると数十万の資金はあった方が良いと思います。
 ただし、オプションは本当に0円になる可能性も充分にありますので、それでも良いや、と思える金だけを注ぎ込むべきです。日数としても基本的には日ばかり、絶対に自信があってもワンオーバーナイト(翌日売り)に留めるのが無難です。これも買い方は一日毎に確実に損をしていく構造になっていますので。
 取引ではオンライントレードは出来ます。と言いますか、実際オプションを行なうのであればオンライントレード及びブロードバンドは必須でしょう。ぼく自身以前大相場の際にネット注文が入らないためにほんの2、3分で5万円以上(買った値段も5万円)儲け損ないました。
 今のお話でも明らかな通り、取引を行なうとしたら基本的にはザラ場相場を見続けられる環境がないとこれも厳しいでしょう。オプションでオーバーナイト程大きなギャンブルはありませんし、おそらく何処でも指し値注文しか受けない筈の上、金額は常に大きく動いてしまいますので、電話でやるにしろネットでやるにしろ最新の価格をフォローできないと売り損なうリスクも大変に大きくなります。
 ぼくが口座を開いている松井証券では、まずは普通の証券口座を開けば、続いてオプションの口座を開くことが出来ます。その際、リスクに関する確認のため電話でヒアリングはあると思いますけれど、これで駄目になることはあり得ません。本人が納得しない、とでも言わない限り。そうすれば後は普通の株式をやりとりするのと同様にネットで買い注文を出し反対売買をして決算する、という流れになります。何も変わるところはありません。
 違うところと言えばご存じでしたら余計なお世話ながら、毎月の第2金曜がSQ(特別精算日)になり、この日のSQ値によってすべてのオプション(当限月の)が行使されるか0円になってしまうか決まってしまいますので、そのリスクを犯したくない、少しでも金にしておきたい、という場合にはその前日までに反対売買を完了しておく必要があります。
 その直前あたりになってくるとヴォラティリティが高くなり価格が乱高下します。この時期は一番の儲け所でもあり、もっとも博打場化してくる時期でもあります。
 手数料は松井証券の場合、取引金額×1.8%(最低3,000円)です。ですから売り買いで6,000円上がってとんとん、ということになります。
 ネットの情報では他に岩井、センチュリー、丸八、リテラ・クレアでもネットでオプション取引が出来るようです。手数料等比較してみても良いかもしれません。
 個人的には信用取引で日本一の扱いになっている松井はそれなりに信頼が置ける気はしています。完全にヘビーユーザー向けの価格体系なのでそうでないとメリットは薄いかもしれませんが。

参考URL:http://www.matsui.co.jp/
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
具体的でとても分かり易かったです。
オプション取引については東証で配布されている、
オプションゼミナールというCD-ROM
でつまんだ程度です
ザラ場は、会社のPCが太い回線でつながってるので
チラチラとは、仕事合間に見ることはできるのですが
2、3分で5万円ですか・・仕事にならないかもしれないですね
もう少し、本などで勉強したいと思います

お礼日時:2002/01/22 21:00

 オプションは、別に個人でも買い方ばかりでなく売り方にでもなる事は出来ますが、まとまった証拠金が必要になりますので、多くの個人投資家は買い方のみだと思います。


 しかし、オプションは投資額に対して値動きが激しいのは勿論ですが、もともと売り方にかなり有利に設計された商品です。 更に、相場があまり動かなければ買い方は更に儲けるのが難しくなります。
 普通の株などに投資されている人は、その銘柄が上がるか下がるかが当たれば利益をあげる事は出来ますが、オプションでは更にそれがいつまでにそうなるかという事が的中しなくてはなりません。(現物株であれば余裕資金であれば時間の経過は気にする必要はありませんが)
 それは普通は、取引されるのが直近の期日のものに集中しているので、長くて、1ヶ月で権利行使期日を迎えてしまうので時間の経過が非常に大きな要素になります。

 値動きが大きい点ですが、数分、数十分でプレミアム(株で云えば株価、つまり価格)が、数倍になったり数分の一になったりという事が普通にあります。(予測が外れたまま期日を迎えると当然に価値はゼロになる)
 これは、大雑把に云えば、例えば日経225のオプション1枚で指数の1千倍にした金額(想定元本)ですから、225が今1万300円位で、1030万円の株1株に投資しているのと同じようなものです。
 例えば、今日の終値でストライキングプライスが10,500円のコールが160ですから(1枚16万)これを今日1枚買っていたとして、明日日経225が終値で500円上げたとして、660(1枚66万)になるという訳です。(実際にはもっと色々な要素で価格が決りますから、この場合は多分これより安い価格になるのが普通でしょう)

 大抵のオプションの入門書を読むと、難しい数式など出てきますが、投資(投機)でやる場合は無理に理解する必要は無いと思います。 ある程度知識として流す程度で充分だと思います。 
 普通の個人投資家では、この数式に必要な係数を得難いし、リスクヘッジや鞘取り以外では使う事も無いでしょう。 

 前に回答された方が、オーバーナイトがギャンブルであるように書かれていましたが、私の考えは違います。(そもそもそれ程のリスクが取れないのであればオプション自体をやるのに無理があると思いますが?)
 さっきの例の場合で言えば16万の投資で、1千万の投資の利益を追求しリスクは16万迄だけ(買い方なので)で済む事を考えれば、買い方不利という事を考えても取るに足らない金額ではないでしょうか?
 当日の売買では上下幅もしれていますので利益も知れていますが、トレンドに乗っていれば、一日毎の時間価値の減少よりも大きな利益が得られるのが普通だと思います。
 むしろ素人が相場の刻々の値動きを追っていれば、相場の流れを見失い、あっという間に投資資金をスッてしまうのがおちでしょう。

 また、レバレッジが効く事は何の利益でもないと考えるべきでしょう。 利益も大きくなるかもしれませんが損失も大きくなるという事です。
 
 月に数十万程度負けても気にならないのでしたら問題ないと思いますが、ちょっとキビシイと思われるならばオプションは止めておくのが無難だと思います。
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この回答へのお礼

ありがとうございます
月に数十万程度負けても気になるので
問題ありです・・・
でも、一度は、やってみたいと思います。

お礼日時:2002/01/22 21:07

 すみません。

一言だけ追加です。これも既にご存じなら要らん話ながら。

 とにかくオプションはテクニカルな取引(ほとんどの参加者がプロ)ですので、理論価格、IV、Δ、θ、γetc.の用語が理解できる程度の勉強は各種の参考書を基に行なわないと勝つのは唯のラッキーになってしまいます。平均株価がいくらになれば理論的にはいくら位になるのか、欲しいオプションの一日当たり価格減衰値(θ)がどの程度かなどはExceletc.を使って計算できるようにしておくと便利です。
 基礎的なところから勉強するには
 「実戦のためのオプション」田中勝博:著(シグマベイスキャピタル)
は大変役に立ちました。結構高いですが(4,000円+税)。もしオプションについてよくわからない、ということでしたらこれもなしで狙いにいくとしたらそれはもう丸腰で戦場に飛び込むようなものです。それでも儲かる時は儲かりますけどね。ぼくの初期はそうでした。その後その分におまけをたっぷり付けて取り返されてしまいましたが‥‥。

 さらに先物の研究やマーケットプロファイル分析etc.も日常的に使うかどうかはともかく知っておいて損はないでしょう。
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この回答へのお礼

かさねがさねありがとうございます。

お礼日時:2002/01/22 21:03

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