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公務員試験で、フィリップス曲線とインフレ需要曲線、インフレ供給曲線の問題があります。

私は、これが何を意味するのかすら理解できません。
縦軸に物価上昇率、横軸に失業率をとったら、なぜトレードオフの関係になるのか、
これとインフレ需要曲線、インフレ供給曲線の関係はあるのでしょうか。
また、インフレ需要曲線、インフレ供給曲線とは何なのでしょうか?
超初学者にも分かるように教えていただけないでしょうか。
よろしくお願いします。

A 回答 (2件)

フィリップス曲線がなぜトレードオフになるかは、実はよく分かっていません。

経験則的なものです。国によっても異なっていますし、時代によっても安定的ではありません。
したがって、そういう名前が付いている、との認識で良いと思います。


それから
> インフレ需要曲線、インフレ供給曲線
とは、物価上昇率と需要・供給の関係を表す曲線のことです。通常、縦軸に物価上昇率、横軸に需要・供給をとったグラフ上に、インフレ需要曲線は右下がり、インフレ供給曲線は右上がりの曲線として書かれます。

インフレ需要曲線は、利子率との関係で導かれます。名目利子率からインフレ率を引いたものが実質利子率です。インフレが進むと実質利子率が下がります。利子率が下がると貯蓄量が下がります。これは今期の消費量が増えることを意味しますので、右下がりの曲線として表されます。

一方のインフレ供給曲線は、フィリップス曲線とオーカンの法則から導かれます。オーカンの法則とは、失業率が上がると供給量が減る、という法則です。したがって(横軸が逆転するので)右上がりの曲線として表されます。
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この回答へのお礼

御礼が遅れてしまい、申し訳ございません。
ありがとうございます。

at9_amさんの回答を参考に、参考書を読み直しました。
問題を解けるようになりました。ありがとうございます!
実際に、特別区一類で出題されましたが、しっかり回答できました!
本当にありがとうございます!!!

お礼日時:2006/05/11 20:47

まだ回答を締め切っていないようなので、簡単に説明しますね。

本当はグラフなんかを使うと分かりやすいのですが・・・

物価を上昇させる。つまりインフレですね。では、物価が上昇するとどうなるか。
供給側(企業)としては、商品価格が上昇するわけですから、もっと商品を生産して供給しますよね?

次により生産量を増やすにはどうすればいいか。まずは労働者の労働時間を増やすでしょう。それでも追いつかない場合は、雇用を増やします。

その結果、社会全体では失業率が減少するわけです。

この逆も起こりうるわけですから、トレードオフとなるわけですね。

これは、ほんとに導入部分なので、詳しくはテキストなんかを参考にしてください。
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この回答へのお礼

御礼が遅れてしまって、申し訳ございません。
ありがとうございます。

非常に分かりやすいです。理解しやすいです。

実際に、特別区一類の試験で、フィリップス曲線が出題されました。
バッチリ解けました。ありがとうございました!!

お礼日時:2006/05/11 20:48

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