プロが教えるわが家の防犯対策術!

小泉首相は、子供達や青少年にとっても親しみやすい政治家であったと思います(過去形)。しかし、今回の外相更迭という非常に残念な決断がありました。
誰が良い悪いという事にこだわらず、現実のみを見つめてみても、誰が嘘をつき、結果として他人を貶めているのかは明らかで、今回の首相の判断は、嘘をついていない人間までもが大きな罰を受ける事となりました。

「正義」とか「善」とか「悪」を子供達に教えるのは難しい事ですが、日本という国を司る人々があのような事をしていて、今後一体どのような教育をすればよいのだろうかと暗澹たる気持ちになります。
(1)みなさんは、子供達に今回の真相を「どうして?」と聞かれたら、どうお答えになりますか?(大人だって、どうして?と思いますよね?)
(2)また、仮に子供達が同じような事をして叱った時に「政治家だってやっているよ!」なんて言われたら、どうなさいますか?
大変に恐縮ですが、上記2点についての直接的なご回答をお願い致します。

わたしは子供は居りませんが、今回の事と、ホームレスの男性を集団で殺してしまうような子供達の精神の荒廃は、実は深い所で繋がっているように思えてなりません。

A 回答 (14件中1~10件)

こんにちは。

最後の部分は私も同感です。
さて、ご質問の部分ですが、
1)大人はずるいんだ、としか言いようがないですよね。
2)ひじょ~に難しいですね。
私たちがとてもおばかさんであんな人たちを選んでしまったの。
というでしょうね。私なら。(過去完了形?)

ちなみにすでにそういう事を子どもたちから言われた経験があり、その時にそういいました。。(^^ゞ
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この回答へのお礼

myeyesonlyさん、ご回答をありがとうございました。お礼が遅くなり、ごめんなさい。

そうですか、子供達からもう既に今回に関する事を言われてしまいましたか。
さすが、今時のコドモは、わかっていますねぇ~。

・・・という事は、大人と同様、誰が嘘をついているのか?という事までわかっている訳ですよね?それが悪い事だという事も・・・。
今度、小学生ぐらいの子供達と小泉首相の座談会を行なってほしいと思っています。それが今回の判断を下した首相の責任だと思うからです。

お礼日時:2002/02/04 12:31

日本には不公平のようでも喧嘩両成敗的な考えが事を丸く治めるのだというあまり合理的とはいえない習慣があります。

。。

その観点からすれば今回の問題は田中外相はたぶんウソはついてなくて、とばっちりでお気の毒とと言えるでしょう。

日本人は島国の同一民族だったせいか[性善説]的な考え方の方が多く[悪]に対する嫌悪感とか考え方も単純ですから、

[善]か「悪」かという判断自体は子供だって説明されるまでもなく判っている筈です。

そこで何故社会のリーダーが[善]を捨てて[ウソ]や[不正]を働くのかを子供に説明しなくてはならないのが問題だと思います。

1)の説明と言うのはすればする程、説明する人間もずるい人間などと言われかねませんね、たぶん!
総理は単に反対勢力に屈したというより、いま日本全体の問題がこの事件で引っ掛かれば全体の国益を考えた時どうなるのか?
...という別の観点からも考えていると思います。

そのために外務省の改革問題はやや後退ということでしょう、、、過去の事務次官経験者がどのように官費を使っていたのかを
追求することは他でも書きましたが、雅子妃の父上にも係わることで政府として、また深く追求する意志のないマスコミの態度
からも真相究明ができるのか疑問です。。。勘ぐれば、そのような事態にならないよう鈴木某に暴れさせたかも知れません。

2)>政治家だって...これは程度問題とはいえ昔からありましたが、いまほど堕落したのはブルトーザー・田中の政策以後です。
それ以前の役人はもう少しはプライドもあり、健全な真のエリート意識もお持ち合わせていた筈です。
以前の官僚は盆暮れの贈り物は沢山あっても、自ら何かを強請るような言動をするほど浅ましくはなかった記憶があります。

また【談合】について云えば、昭和40年代前半の大阪万博を境に特に【官民癒着】が始まっているのです。。。

それ以前の談合は【官庁工事の予算】が低すぎて、大方のゼネコンは仕事を取りたくないから【今度はお前がやれ】と最初から
【赤字予算】が判っているので何と【譲り合う談合】が出発点だったのです。。。

昭和30年代の官庁工事の工事費予算は、民間工事の7~8掛けの時代が続いていた筈ですから、建て替える前の合同庁舎は皆
コンクリート打ちっぱなし、ひどい安物で工事のマイナス分は民間工事にタカリをしていたのが実情でしょう。。。

それが、角栄さんの頃から官民癒着すればみんな(政官界とゼネコン)が幸せになれる!!...という奇妙な構図が出来たのでした。

【清濁併せ呑む】という微妙で面白いニュアンスの言葉がありますが、これはそこそこ処世術には必要かも知れません、しかし、
【濁濁正宗生一本】を呑むようになり過ぎたのが今日の風潮、これは親も自戒しなければ全て見通している子供に軽蔑されます。

これは官界、政界、ゼネコンなど民間企業の隅々まで汚職色に染まって、その結果が雪印だということでしょう。

いささか暗澹たる気持ちにならざるをえませんが【人のふり見て、わがふり直せ】としか云いようがありません。。。
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この回答へのお礼

こんにちは、博学のEivisさん、お礼が遅くなって失礼を致しました。

週末、田中外相更迭の部分だけ、あちらこちらのテレビ番組を観ましたが、だいたいどこも同じような見方をしていると感じました。
まあ、いつものごとく、このまま尻切れトンボの報道で終わるんだろうなぁ・・・とも感じています。

おっしゃるような国会での他の懸案事項の存在などもわかるんですよ、理屈では。
でも、本当に本当に、それを優先させなければ、本当に日本は大変なことになったのでしょうか?先日のトリプル安などでは済まなかったのでしょうか?
乱暴な発想だとは思いますが、あの日、国会の運営など二の次にして、小泉首相が首相生命をかけて白黒をつけ、決着させたとしたら、どうなっていたのでしょうか?

個人的には「人間にはね、一番大切な事よりも、二番目に大切な事の方が貴重で、それを優先すべき時があるんだよ」てな事を、子供達に説明したかったですねぇ。


「清濁併せ呑む」。いい言葉ですね。
「清清越の寒梅生一本」とまでは望みませんが、確かに昨今は「濁濁正宗生一本」になり過ぎていますよね。
だって、後者は麻薬のような作用がありますから。

角栄氏の遺したものが、今、愛娘である真紀子氏を苦しめたのですから、因縁を感じます。
アドバイス、どうもありがとうございました。

お礼日時:2002/02/04 13:04

ご質問に対する直接の答えにはならないと思いますが。



私は、子供たち自身の問題意識・問題解決能力を育てていくべきだと思います。どう答えるかではなく、
子供たちがそれをどう考えるかを意識すべきだと思うのです。イソップ童話のように単純に善因善果・悪因悪果の
法則を植え付けるのは楽ですが、この変化の激しい時代を乗り切る能力を持った子供がそれで育つとは思えません。
不正を不正と感じる能力は子供たちに十分に備わっているはずだと思います。それが無ければ事態が何かおかしい
と感じることもできないでしょう。何かおかしいと感じた時に、何がおかしいのか、おかしくないようにするには
どうしたらよいのか、それを考え、実行していく能力を養うべきだと思います。

「小さなウソを通すためには、もっと大きなウソをつかなければならない。」
中学の道徳の教科書(副読本だったかな)にマルティン・ルターの言葉として載っていたものです。出典も知り
ませんので、本当にルターがそんなことを言ったのかどうか私には分かりませんが、この言葉自体は本当にその
通りだと思います。ウソをつく人間はさらにウソを重ね、いずれ自爆します。一時期相次いで表面化した警察の
不祥事・医療事故・今回の雪印の件・・・みんなそうだと思いませんか?
外務省の件に関しては、もう少し事態を見守りたいと思います。(声はあげながら。)
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この回答へのお礼

ranxさん、アドバイスをありがとうございました。お礼が遅くなり、失礼を致しました。

>不正を不正と感じる能力は子供たちに十分に備わっているはずだと思います。それが無ければ事態が何かおかしいと感じることもできないでしょう。何かおかしいと感じた時に、何がおかしいのか、おかしくないようにするにはどうしたらよいのか、それを考え、実行していく能力を養うべきだと思います。

そうなんですよね。ただ、人間って、どちらかというと楽な方向、そして不思議と悪い方向へ流されやすいものだとも思えるんです。だから、こういう世の中で、子供達に、いかにして自己をしっかりともつべきかを教育することが難しいと思うのです。
だって、鈴木氏の親や野上氏の親が、かつて彼らが子供の頃、「うそをついてでも、他人を貶めてでも、自分に利があれば、それを貫くのよ。税金なんて、バカ正直な人間だけが払うもの。それで私腹を肥やすくらいの気持ちでいなくちゃ!」
・・・とは教育しなかったと思うんです。

ranxさんがおっしゃるような理想的な能力は養われず、「異なる能力」が養われてしまった訳です。
でも、あんな人間になったら、人に軽蔑され、そして不幸です。
それを子供達にわかってほしいと思うんです。

伏魔殿・外務省は、国民がよく監視していないとだめですね。

お礼日時:2002/02/05 12:45

だから今は絶好のチャンスじゃないか。



僕ら若い世代が「正義」や「責任」のある社会を構築しよう。
僕らの親の世代は「経済」が優先で「正義」や「責任」をじっくり考える時間がなかったんだろう。

僕は数年前から日本が変わろうとしている気配を感じてます。

「これほど大きな社会の転換期に自分が立ち会えるとは、神に感謝してるんだ」
と子供達には伝えます。
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この回答へのお礼

いつも前向きなtiger-ryujiさん、ご回答をありがとうございます。
お礼が遅くなり、失礼を致しました。

>僕は数年前から日本が変わろうとしている気配を感じてます。

↑これは、どの辺で感じられますか?
わたしは、そうあってほしいなぁとは強く思うのですが、この現状です。
テレビでニュースを見れば、報道されるのは悪い事ばかり。

>僕ら若い世代が「正義」や「責任」のある社会を構築しよう。
僕らの親の世代は「経済」が優先で「正義」や「責任」をじっくり考える時間がなかったんだろう。

このご意見には、全く同感です。
でもねぇ~、へこむ時もあるんです。特に、今回のような事があると・・・。
前向きに生きようとは思うのですが・・・。

お礼日時:2002/02/06 13:35

あえて、ちょっと斜めから回答します。



今回の一連の事態について、マスコミの偏った報道姿勢を感じずにはいられません。
外務省のごたごたで、正直者が損をしたような面は確かにあったと、私も思いますし、悪がはびこる要素も、依然残しているのでしょう。

大臣をそのまま残留させて、引き続き膿みを搾り出すこともできたかもしれません。しかし、どうも正直なところ、今はそれどころではないようです。
地味な、来年度の予算案について、(まさにニュースとしては面白みのない)検討しないと、今後大変になるようなことが山積み。時間はない。
気がつけば世界からもらった大きな課題もいっぱい。

政治家に最も求められるものとして、時局を性格に判断し、現在解決すべき問題の優先順位が判断できる、というのがあるはずです。
外務省内の問題が重大なことはわかる。でも、今国会でやっているのは「予算委員会」です。来年度の日本の方向を決めなければならない緊迫した日々に、そのレベルのことで(たとえ茶の間は喜んだとしても)時間を大幅に割いてしまった、ということは、重大な事態だと思うのです。

更迭に問題はあるかもしれませんが、優先すべきを重視した結果である、といわざるをえません。例えば田中議員が有能な人ならば、この程度のことで消えたりしません。もう一勉強いただいて、外務大臣に復活していただくことを望みますね。

(2)については至極簡単。「私はそんなことを聞いてはいない。おまえは、やっていいと思っているのかどうかを聞いているんだ。ちなみに、私はいけないと思っている。例え日本が許しても私は許すつもりはない。おまえは許されることをしたのかどうか、答えなさい。」

以上です。
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この回答へのお礼

songbookさん、ご回答をありがとうございました。
お礼が遅れ、失礼を致しました。

>更迭に問題はあるかもしれませんが、優先すべきを重視した結果である、といわざるをえません。例えば田中議員が有能な人ならば、この程度のことで消えたりしません。もう一勉強いただいて、外務大臣に復活していただくことを望みますね。

うーん、理屈では優先すべき事柄の存在は重大だと思うんですよ。
でも、それで日本という国が破綻する訳でなし、今回は「聖域なき構造改革」で強硬突破し、小泉さんにはエアフォース・ワンのハリソン・フォードのごとく、「悪」を叩きのめして欲しかったんです。「国会審議の遅れの責任は自分がとる」ぐらいの啖呵をきって。

田中前外相は、その後、株を上げていらっしゃいますね。
外務大臣という重すぎて足手まといになるだけの鎧は脱ぎ捨てられたのですから、今後はバッサバッサと「敵」を切り捨てて行って頂きたいですね。

(2)は、これでわかってくれれば理想的ですね。基本的には子供達はこの辺のことはわかっているとは思うのですが・・・。

お礼日時:2002/02/06 13:49

今回の件は、子供を持つ親として考えさせられる事であったと思います。


あくまでも、私の意見ですが、、、
(1)小泉さんは、今回の件に限っては、間違った判断をした。
   政治家でも過ちを犯す事をしてしまうことがある。
(2)政治家でも、先生でも、誰でも、良い人、悪い人と決めつけてはいけない。
   人には、誰でも良い面と悪い面があり、良い面を教わり、
   悪い面は、自分はやってはいけないと自戒することが大事である。

政治家が大人が悪い事をやってるから、僕も私もやっていい、というのは自分勝手というもので、みんながそういう気持ちになってしまったら、どんな社会になると思うかを子供にも考えさせる事ではないでしょうか。

これは、子供だけでなく、大人でもあてはまると思いますが・・・。
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この回答へのお礼

fxnanaさん、アドバイスをありがとうございました。

そうですね、おっしゃる通りだと思います。
ただ、こういう事を教えてくれる親がいたり話し合える家庭環境にいる子供は、これを学習材料にできると思うのですが、残念ながら世間はそういう子供達ばかりではありません。やはり、大人が行動で示さなければならない部分って大きいと思うんです。子供達は理想と現実のギャップや本音と建前の存在は、まだ縁遠い世界にいますから。

何しろ、頭脳明晰な成人の集団である外務省でさえ、「あの人もやっているからわたしもやろう」方式ですから・・・。

そう考えると、なおのこと、どんな環境にいる子供でも一目瞭然となるよう、小泉首相には、白黒をはっきりとつけて頂きたかったと思えるんです。

お礼日時:2002/02/06 22:56

小泉首相の対応についてどう判断すべきかは本当に微妙であるとおもいます。



小泉首相は今回の事件のあと、「政治家が官僚に意見を述べてもあっさり従わないように指導したい」といったり、「鈴木宗生議員の影響力は今後ますます低下するでしょう」と鈴木氏を避難する発言もしっかりしてます。
鈴木氏は、自分で責任を感じて議員を辞職してますから、それはそれで、筋は通っているとおもいます。
ただ真相の解明はすべきだとおもいます。いままでの小泉首相のイメージが完全に崩れかねないですから。

田中大臣はやめさせられたあとでも、それほど不快な表情はせず、状況を受け入れています。
小泉首相は彼女の功績をしっかり労っているし、高く評価しています。

今回は一応小泉首相の総合的判断を信用した方が良いと おもいます。そもそも議員がうそを吐いたあとで、あれはうそでしたと正直に告白することはほとんどありません。
だから、国会の審議もうそを付いたかどうかということだけ収支終わってしまう可能性があり、それを考えるとどうかということになります。

田中氏を労い、鈴木氏を責める首相の対応は
それなりに納得できるものですが、真相解明は必要でしょう。たしかに小泉首相も自民党の党益を守るためにやったと考えられないことはないです。
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この回答へのお礼

ppooooさん、ご回答をありがとうございました。

できましたら、教育問題に関るわたしの質問(1)と(2)に対してお答え頂ければ幸いです。

お礼日時:2002/02/06 23:00

私だったら、


(1)「子供には分からなくても、小泉首相には小泉首相の考えがあるのだ」と言います。大人が首相のある行動をおかしいと思った時に子供も同じように思ったとしても、それは政治や世の中全体を大人と同じように見て責任もって判断するわけではありません。もちろん年齢によっては背景や色々な考え方を説明してやる事に吝かではありません。しかし仮にそれでも「小泉首相が”悪い人”」「”良い人”」という事しか考えられないのだとしたら、その子にはまだ政治の問題は早いのだと思います。別に成人や他所の子供には口を出しませんが、私は自分に子供がいたらそう教えます。

(2)「お前に回りの人が何と言おうと、どの政治家もその人なりに考えて行動しているのだ。反対する人も賛成する人もそうだ。それを分からないのに”誰が悪者”などと決め付ける資格は子供のお前にはない。どんなに悪い政治家でもお前よりはずっと重い責任を負っているのだ」と言います。
私は自分の子供が「子供なりに政治を真剣に考える」というのならばまだしも、安易に政治家を批判することは決して許しません。どんなに国民に悪く言われている政治家でもです。それは不遜な行為だと思います。例えて言うならば、力及ばず会社を倒産させた経営者を指差して「倒産させるだけだったらボクでもおなじ事ができる」と言うのと似ていると思います。私は自分の子供をそういう人間にしたくはありません。

基本的には私は「政治の世界の善悪」は「子供に教える善悪」とは別というか、別でなければならないと思っています。
何も偽悪者ぶる訳ではありません。ご存知のように民主社会の政治は公民でさえあれば「間違った人」や「悪い心の持ち主」にも参加権があります。それを認めなければならない制度です。みなそれぞれの利害や信念を持った対等の大人同士です。その上で各自が「より正しいと信じる」政治を求めて行動して世論や政治が形作られる訳です。これは社会に出る前の子供を躾る過程とは根本的に異なる原理です。

私はむしろadelaideさんと反対で、現代日本社会の問題は、大人一般が本来「相対的・弾力的・寛容」でなければならない政治や社会運営の次元の思想と、「子供に対する教育」や「個人生活における身上」の次元の線引きをしっかりできない事ではないかと思っています。

大人やメディアに吹き込まれたからと言って、世の中の事も知らず自分の信念に責任も負えない子供が大人の真似をして大人を貶める行為は良いこととは思えません。一方しばしば政治やメディアの場で、そういう子供をダシにするかのようなやり方で同じ大人の社会のあり方を批判する大人を見かけますが私個人はそれは非常に汚ない行為だと思っています。

孔子・孟子の君子思想や王道政治の時代の無力な庶民ならば「偉いお上が徳をこの世に実現するのが政治」という考えももちろんありだと思います。しかし民主社会では大人には社会運営の「共犯者」だという自覚、そして未発達な子供をそこに巻き込まず、社会や政治の善悪ではなく「自分自身の信念と責任」において育くむ覚悟が必要だと思うのです。仮にどんなに高い理想を持って政治に関わっていても、そういう一線があることは変わらないのではと思っています。
所詮政治は子供の遊びではない、という事です。

私も子供はいませんが、将来自分の子供と今いる社会の両方に義務を負う立場になったらこのようにしたいと思います。長い回答になってしまい恐縮です。
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この回答へのお礼

heichanさん、ご回答をありがとうございました。お礼が遅くなり、大変失礼を致しました。

ちょっと、風邪をひいていたのもありますが、頂いたご回答を時間をかけてわたしなりに咀嚼していました。

>例えて言うならば、力及ばず会社を倒産させた経営者を指差して「倒産させるだけだったらボクでもおなじ事ができる」と言うのと似ていると思います。私は自分の子供をそういう人間にしたくはありません。

これは、全くおっしゃる通りだと思います。
でも、矛盾しているのですが、やっぱり今回の件に関しては、小泉首相には失望を、そして鈴木氏、外務省、更迭の件で「名前の挙がっている国会議員」には怒りを感じるんです。そして、矛盾していても、こういう感情を国民が失う事の方が恐いのではないかとも思えます。
その矛盾に苦しみますが・・・。

>基本的には私は「政治の世界の善悪」は「子供に教える善悪」とは別というか、別でなければならないと思っています。

これも微妙ですねー。そうとも思えるのですが、そうであってはならないという個人的理想論もあります。

それにしても、どんなお礼を申し上げようかとあれこれ考えましたが、ありがとうございますという月並みな言葉でしか申し上げれません。それくらい、このheichanさんのご回答は、素晴らしいものだと感じます。
博学で、冷静で、公平な方ですね。
(できればユーザー情報のコメントに、何かを書き込んで下さい!)
heichanさんのような方に、政界・・・とは言いませんが、日本の社会のトップに存在していただきたいとすら思えます。
少し話が逸れますが、今、城山三郎の「もう、きみには頼まない」という、かつて財界のトップにいた石坂泰三氏を主人公にした本を読んでいます。城山氏の一連の作品を読むにつけ、公平であることの難しさ、冷静であることの難しさを感じます。

昨夜もビートたけし氏のテレビ番組で、国会議員の方々などをゲストに招き、今回の更迭問題を特集していましたが、その報道姿勢から感じるのは、「結局、こういう風に面白可笑しくしたりあれこれ形を変えて放送し、国民の不満感を一定の期間満たし続け、少しずつ風化させて行くのだろうな」という事です。

>現代日本社会の問題は、大人一般が本来「相対的・弾力的・寛容」でなければならない政治や社会運営の次元の思想と、「子供に対する教育」や「個人生活における身上」の次元の線引きをしっかりできない事ではないかと思っています。

これを更に考え続けてみたいと思います。

お礼日時:2002/02/12 13:17

(1)自分たちの利益しか大事にしない馬鹿だから。


(2)共産党以外の政治家は基本的に汚いひとが多いから、真似してはだめ。
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この回答へのお礼

tatomiver2さん、ご回答をありがとうございました。

(1)う~ん・・・「馬鹿」の一言は適切だと思いますが(でへへ)、その一言で片付けてしまうには、あまりにも大きな問題過ぎると思うんですよ。

(2)う~ん・・・これも少々偏り過ぎを感じるような・・・・。共産党の政治家が全員清廉潔白ではないでしょう。「汚い人」という表現を使う場合は、相当な確信がなければ、使えないというのが個人的な考えなもので・・・。
あ、わたしは無党派です。共産党にも投票する時はあります。

むしろ、↑こういう「きめつけ」こそ、子供達に与えてはいけない教育のようにも思うのですが、如何でしょう?

お礼日時:2002/02/12 13:25

気目付けではないです。

単に思っていることを率直に言ってるだけです。
教育者的な理屈ではなく、あくまで一庶民として、
質問者が提示した質問に対して、率直に答えたにすぎません。
特定の政治家を侮辱するきはありません。
しかしあの騒動を見たときの本音は、回答したとおりなんです。
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この回答へのお礼

こんにちは!
わたしも、どちらかと言うと、物事をストレートに言ってしまう傾向があり、失敗や後悔がたくさんあり、その中で人生の勉強をたくさんさせてもらっています。
このサイトでも、いろいろな経験ができ、日々考えさせられる事ばかりですが、わたしのポリシーをここで書かせて頂くなら、質問者とネット上ではく、仮に直接会った時に面と向かって言えない事は、ここでもタイプしないようにしています。

tatomiver2さんは、わたしの質問に対して、率直に答えて下さった。
田中外相更迭の時に感じられた本音を、ここに記して下さった。
わたしは、自分の回答に対し、お時間をさいてタイプして下さる行為は、どなたに対しても、本当に有難いと思っています。

tatomiver2さんは、文面から推測するに、すごく知識の豊富な方だと思うんですよ。如何ですか?当たっていますでしょう?
ネット上では必ずしも、tatomiver2さんと同様な知識をもった人が質問したり閲覧しているとは限らず、文字の羅列の文章からは、そこにある真理をきちんと伺い知ることは出来ないのだと思えます。非常に残念な事ですが。
(あ、songbookさんを始めとする他の方々が、知識に欠ける方々とうのではななく、あくまで一般論です。イッパンロン!)

わたしが「決めつけ」と感じた文面が、決してそうではなかったと納得したいなぁ~と思います。直接お会いして、色々な事をお話できると良いのですが・・・。
オフ会もできない、悲しきかな、教えて!goo・・・。

お礼日時:2002/02/13 13:33

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