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香港在住の日本人女性です。
左胸のあたりが痛くなったり治ったりし、生理前が特に痛いような気がして病院に行きました。香港人の医師にかかり「胸の線維性のう胞性疾患(fibro cystic disease of the breath)」と診断されました。女性にありがちな病気であり、心配することはないと言われ、「月見草油丸」という栄養剤をもらっただけでした。しかし、友人の香港人女性は以前同じ病気を患い、癌になる危険性があるからと言われ摘出手術をしたそうです。彼女は3人の医者にかかり、それぞれの医師により「放って置いて大丈夫」とか、「切らないと癌になる恐れがある」など異なる判断をされたとのことです。
この病気は放っておいて良いものなのでしょうか。ご助言をお願い致します。
                                                                                                                      

A 回答 (1件)

乳腺疾患は専門で無く、従って知識も古いので一般人として解答します。


月経の周期に症状が一致して特に月経の直前に増悪して終了後に軽快消失するなら日本では乳腺症(mastopathy)と呼ばれている疾患だと思います。
この疾患は組織像が多彩なために呼ばれ方がいろいろでfibrocystic diseaseという名前で呼んでいる国もありましたから・・・。
指でつまむとしこりを触れるのに平手で触れると触れなかったり、かたい部分が外側上部であれば更に確率が高いと思います。
主治医の先生のおっしゃる通り乳腺疾患のなかで頻度が最も多く軽症の場合経過観察される事が多い疾患です。症状が強ければホルモン療法なども行われますが癌との鑑別が難しいものや細胞診で悪性の疑われるもの、ホルモン療法が効かずに症状をくり返すものなどは切除生検を行う事もある様です。
組織像が異型を伴う増殖性の病変の場合の乳腺症の患者はそうで無い人に比べて癌の発生率が3倍とか5倍とかいわれていますが極少数の方です。大抵の方は組織像が非増殖性の人で通常の方と癌の発生率は変わらないとわれています。異型を伴わない増殖性の病変でも2倍程度です。日本人の場合乳癌の発生率自体が欧米に比べて高く無いのでそう神経質にならなくても良いのでは?と思うのですが・・・。定期的に診察を受ける必要はあると思いますが癌が疑わしいかどうか?また、悪性化しやすいタイプかどうか?は主治医の先生が一番分かっておられるでしょうから良く話し合われれば宜しいかと思います。
疑問点解消の一助になれば幸いです。
御自愛下さい。
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この回答へのお礼

早速のお返事ありがとうございます。
大変参考になり、また安堵致しました。
こちらに来て一度も受けていなかった定期検診を、今後は受けるように心がけます。
本当にありがとうございました。

お礼日時:2002/02/04 13:37

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