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最近テレビを見ていてよく分からないことがあります。
それは韓国人と中国人の名前の読み方です。
例えばニュースなどでも、
韓国人だと「盧武鉉」と書いて「ノムヒョン」と韓国の音で読みますが
中国人は「胡錦濤」を日本語読みで「コキントウ」と読みます。

同じ漢字名なのになぜ違うのでしょうか?昔は韓国人も「金大中」=「きんだいちゅう」と読んでいたように思うのですが…。

A 回答 (9件)

nikkalさんのおっしゃるとおり、過去は韓国人も「金大中」氏のように日本語読みしていました。

しかし、近年、一応友好関係で国交のある国同士なのだから、互いにその国の呼び名で呼んだほうがいいのではないかという紳士協定が出来たらしく。マスメディアでは、韓国人は韓国読みとなっているそうです。
さて、中国人の読み方ですが、ここからは勝手な持論になってしまうのですが、中国の言葉は発音方法が難しいのと、イントネーション一つで、全く違う意味になってしまうモノです。政治的にも名前で失礼があるとそれこそ国際問題になるかもしれないという配慮から、それなら日本語読みで言ったほうがいいのでは?
というものではないかと・・・持論でスミマセン。
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 日本と韓国の間では、あるときから人名を相手国の発音で呼ぶ(相手国の発音を尊重する)慣習が成立しており、一方、日本と中国間では自国の発音で相手国の人名を発音する慣習となっているためです。

このような慣行を「相互主義」と呼びます。

 確かにあるときまで金大中氏は「きん・だいちゅう」と呼ばれていた時期がありますが、現在は、「きむ・でじゅん」と呼ばれていますね。
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 中国の公用語は「北京語」ですが、人物の固有名詞に関しては「地元の発音」でなされている、と言う状況があります。



 私たち日本人からすると、単に「中国語」としてしか理解していない方が大多数だと思いますが、同じ漢語を使いながら中国国内の地域によって発音も漢字の意味や文法もがまったく異なるのです。
 それでなくても中国は、歴史や文化等においても全く異なる異種多様の民族が雑居する広大な地域でもあります。

 日本人が見ると中国には「中国人」が居て、漢字で書かれた中国語は一つのように感じてしまいますが、まったく異なる民族がそれぞれの文化と言語を有しており、無知な私の知る限りにおいても「北京語」「上海語」「福建語」「広東語」等は、全く持って似て非なるものです。

 例えば「何」さんは、地域によって『「フォー」だったり「カ」と「ハ」の中間音だあるとか「カ」さん』だったりします。
 「陳」さんは「ティン」とか「チェン」と、発音も違います。

 で、現実的に中国国内でも公用語は「北京語」としながらも、氏名に対する漢語の発音までは公用語の発音を強制してはいないのだと思います。

 ちなみに、私の知人である黒龍江省(元満州)の『高(ホゥ)と呂(リュイ)』は、日本に来る前から「北京語と日本語」しか解からず、「上海語、福建語等」はまったく『解からない』と言ってます。
 また上海出身の『江(ジャン)』も、「北京語と上海語」そして独学で学んだ「日本語」しか解からないし、福建語に関して言えば『書いてある文字を見れば何となく意図は少し理解できる』けど『話している発音を聞いてもさっぱり解からない』と言ってました。
 さらに「北京語」と「上海語」とでは、『英語』と『フランス語』ほどの違いがあるとはっきり明言しておりました。

 また『福建人の何(フォー)』は、福建省の人間と話すときは「福建語」を使うけど、始めて会った他省の人に話しかけるときは「北京語」で話しかけると言ってました。

 最終的に私の私見ではありますが、中国国内においても漢字の発音が統一されては居ませんので、中国人に対する呼び方を面倒が起きないように「日本語発音」で表記するとの了解があるのではないかと思います。

 それに比べて韓国では氏名の発音は「一つ」であるし、漢字離れ政策が進んだ近年では『全てをハングルで表記しよう』となって居りますので、若い年代の子供たちの名前に無理して”漢字を当てはめない”事が常識化しており、そんな事も影響しているのかも知れません。

 前述したように、これは全くの私的な見解でありますから、間違えてございましたら御免蒙ります。が、ウソは書いていませんので…
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韓国の場合、ある時期から文章をすべてハングルで表記するよう綴り方を変えつつあり、現在はほとんどがハングル表記になっています(それまでは、名前や地名、故事成語などは漢字でそれ以外はハングルの、交ぜ書き状態だった)。

この結果、氏名の「音」(読み方)は分かるが、漢字を当てることが難しいという人物の数が増えてきています。中には(特にずっと前から漢字の表記をやめてしまった北朝鮮の場合に多いが)同じ発音をする複数の漢字があるため、確定的に漢字名を定めることができない場合もあります。そもそも、現地では表音文字であるハングルで表記しているので、例えば女優のチェ・ジウは、音に漢字を当てて表記することは可能ですが、日本ではその音に最も近い形で、漢字ではなくカタカナで表記されるようになったのです。

盧武鉉大統領の場合、こういう綴り方変更の時期以前の人ですので漢字の名前を持っていますが、それを日本の音読みで発音すると、同じニュースの中で現地読み(ハングル表記の人)と日本読み(漢字表記の人)が混在する結果になり、好ましくありません。だから、読み仮名を振ったりニュースを読む場合には現地読みで統一しているのです。金大中がある時期からキムデジュンと読まれるようになったのもそういう理由です。

中国の場合は、こうした問題が生じません(すべての人が、当たり前ですが、漢字の名前を持っているから)。かつ、他の方も指摘されるように、漢字表記の現地読みは、中国の場合地域によってまちまちですから、統一的な基準を定めることができません。そういう理由です。相互主義というのは、よく言われる話ですが、根拠はないと思います。
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ちなみに朝日新聞は


胡錦濤氏について括弧書きで
フー・チンタオ(だったかな?)
と書かれてたりしますよ。
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韓国は日本と同じように、文字を持たない国でした。


ですから、漢字よりも、読みを大切にします。
又、現在の韓国は漢字を使いませんので、読みを重視しています。

中国は、文字の国です。
中国内も、北京語だけでなく、上海語、広東語など複数の言語があります。もちろん漢字の読みも違います。
ですから、無理に北京語の読みをしなくてもいいのです。
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香港人です。



同じの漢字で、
日本、中国、香港、韓国、
発音は違います。

胡錦濤さんだったら、広東語で、ウーカムトウ。

NO.5
北京語:
フー・チンタオ(だったかな?)<-正しい
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朝鮮人名も昔は、日本語で音読みしてましたよ。

そしたら、朝鮮の団体から、けしからん、ちゃんと正しい発音で読め。というクレームがついたので、朝鮮式の読み方をするようになったのです。また、朝鮮人の犯罪者については、なんで本名をばらすんだ、通名(日本人風の偽名)で報道しろ。とクレームがついたので、在日朝鮮人の犯罪は通名報道がほとんどです。
中国の場合は、日本国内に、そのような圧力をかけるための団体がないので、そーいう問題は発生しないのです。
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  國語の表記には假名と漢字を使ひますが、國語の中での漢字は、支那大陸で使はれてゐる使ひ方そのものではなく、國語の一部として取り込んで、國語化したものです。

國語化した、意味の體形、音韻體形を備へた漢字ですが、その根は、ペキン語やカントン語などの現代支那語と繋がりを保つてゐます。
  國語の中で漢字文化圏の漢字表記の固有名詞をそのまま使ふ場合、その漢字の讀みは、「國語の音韻體形の中での讀み方」に從ふ必要があります。さうしないで、現地音に從ふ場合、支那語なり、朝鮮語なりの外國語を知らないと國語が讀めないといふ矛盾が生じます。國語では、これまでから、支那人、朝鮮人の名や地名は、國語の音で讀んできました。從つて、「韓国人の名を盧武鉉と書いてノムヒョンと韓国の音で讀む」のは、誤りです。韓國語を知らないと國語の文章が読めないからです。
  放送局や新聞社が國語の原則を辧へずに、誤つた國語表現を垂れ流すのは、「強く苦情を言ふ者には、無原則で膝を屈する」といふ営業方針があるためと思ひます。その事情は、北朝鮮を永く「朝鮮民主主義人民共和國」と表現しつづけた事から推測できます。
  東京都のある區の小學校では、「在日韓國人、朝鮮人の子弟は、朝鮮語音で名乘るやうに」と指導してゐるやうです。その場合、「李」と言ふ漢字表記の姓を「リ」と讀めないことになります。ここでは、國語の中の漢字の音韻體形を學校が破壞してゐる事になります。この區の小學校のあちこちに張り巡らされた英語の單語表記などと並んで、國語の輕視、破壞、無視などが進められてゐるやうです。
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