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お恥ずかしい話ですがドイツ語の文の語順がいまいち理解できていません。
正置の場合、副詞の入る位置(文末なのか、文の途中なのか)が分かりません。

持っている文法の本には、基本的過ぎるのか正置・倒置・後置も含めて文の語順についてはほとんど載っていませんでした。

正置の文で分離動詞などがない場合は、副詞は文末に持ってくれば良いのでしょうか?

大変分かりにくい文面で恐縮ですが、ご教授頂けましたら幸いです。

A 回答 (2件)

>正置の場合、副詞の入る位置(文末なのか、文の途中なのか)



動詞(定型)と結びつきの強い言葉が最後にきます。

たとえば「スキーをよくする」であれば、
Ski fahren という言葉は二つで一つの意味をなす熟語のような感じですので、
Ich fahre oft Ski.
となります。

分離動詞も、同じ原理だと考えればいいでしょう。
すなわち、たとえばabfahrenはabとfahrenが結びついた熟語のようなものなので、
Der Zug faehrt um 7 Uhr ab.
となる、と考えれば良いと思います。

ですから、「テニスをするのが好きだ」
の場合でも、
Ich spiele gern Tennis.
と言います。

したがって、問いに対する答えとしては、
動詞と結びついた言葉が他になければ、
副詞は文末にきて、逆にある場合は、
文中にくる、と言えるでしょう。

しかし、副詞に関する語順で実際に問題なのは、
副詞がいくつか並んだ場合だと思います。

副詞(状況語)は、時、場所、方法、原因という種類に分けることができますが、二種類以上並ぶときは、

1) 時―原因―方法―場所
という語順になります。

同種の状況語が並ぶ場合は、
2)広義のもの―狭義のもの
すなわち、明日―7時、のように
具体的なものが後ろにきます。

また、
3)語形の長いものが後ろに来る

4)方向、目的地を示す状況語は長短にかかわらず他の状況語よりも後


例文で言えば、
Ich moechte heute wegen Kopfweh gern zu Hause bleiben.
となります。

しかし、語順で重要なのは、
「補足語や副詞の配置はかなり自由であるが、一般的には重要な語、綴りの多い語ほど後方に置かれ、軽い短い語ほど前に置かれる」(『ドイツ文法ノート』第三書房)という点です。


そこで、人称代名詞の語順も重要となりますが、
今回の質問は「副詞」でしたので省略しますね。

もし気になるようでしたら、上述の『ドイツ文法ノート』や『表解ドイツ文法』(郁文堂)をご覧になるか、また新たに質問を立ててくださればできる限りお答えしたいと思います。
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この回答へのお礼

丁寧なご回答ありがとうございます!
動詞との結びつきが強い語が最後に来るのですね。
2種類以上並んだ場合の語順も勉強になりました。
ご推薦の書籍、見てみます。

お礼日時:2006/05/13 17:40

ドイツ語では主文や複文でも、定動詞以外の単語の語順は、定動詞との関係が密なものほど文の後ろに置かれることになります。

その副詞が
文中の何を規定すかによって決まります。
定動詞を規定するのなら、その副詞は文末にきます。これは通常文で現在時制で分離動詞でない場合です。しかし副詞は動詞以外に、形容詞や別の副詞を修飾しますので、その場合は修飾される語の前に来るはずです。
Ich arbeitete gestern fleissig.
この場合gesternはfleissigを修飾する副詞ですね、fleissigは定動詞
を修飾(規定)する副詞で文末に位置されます。

英語とドイツ語では構文が結構違いますので、英語をあまり頼りにすると困ることが結構あります。いわゆる文法以外に文章の構造を取上げている本がある筈です。後は、ドイツ語の文章を数多く読まれるようにして、覚えられたら如何でしょうか。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます!
副詞が何を規定するか、なのですね。

そうですね。ドイツ語の文章を読んで慣れるのが一番かもしれないです。

お礼日時:2006/05/13 17:42

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