
No.1ベストアンサー
- 回答日時:
こんばんは。
熱帯雨林は地球上で緯度が低く(=赤道に近い)年中温暖な地域、すなわち熱帯地域に形成される森林です。つまりchichioyaさんの「ジャカルタ」というイメージは正しいです。他にもインド南部やアフリカのギニア湾沿岸、南米のアマゾン等が挙げられますが、いずれも赤道付近に位置しています。ところで赤道周辺は、一年を通して日射量が多い為、年中温暖となります。すると、それによって上昇気流が生ずる為(海面の海面で温められた空気が大気中に上昇、湯気みたいなものです)、低気圧地帯となります。この低気圧地帯を熱帯収束帯と呼びます。この低気圧によって豊富な雨量が得られ、直下には熱帯雨林が形成される訳です。
つまり「熱帯雨林の地域で雨が多い」というよりは、赤道付近の一定地域では多くの雨が降る為、その下に熱帯雨林が広がる訳です。
>>
この回答へのお礼
お礼日時:2006/05/14 12:03
丁寧な回答ありがとうございます。「赤道周辺の地域はとても暖かいので、水分を多く含んだ空気が温められて上昇して、雲を作り多くの雨を降らせる。」と理解しました。

No.2
- 回答日時:
No.1さんが言っていることは正しいと思います。
追加することがあります。植物が生い茂っているため水の循環量が多い(地面から吸い上げる、蒸散など)、赤道付近であるためほかの場所に比べ温度が上昇しやすく、水分蒸発量が多いといった点もあります。それと、雨が一番多かった場所は、インドのアッサム地方にあるチェプランジというところで、年間平均降水量は1880年から翌年の7月までの1年間には26461ミリ降ったという記録があります。
理由は、夏になると大陸の内部に強い低気圧ができインド洋の湿った空気が流れ込み、インド半島を通り越し、ヒマラヤ山脈にぶつかった湿った空気が上昇気流となって雲を作りあめとなるためで、さらにアッサム地方は谷になっているため大雨になります。
しかし、冬になると大陸に大きな高気圧ができ、ヒマラヤ山脈を越えた風が吹いてきて、その風は乾燥しているため、雨はほとんど降らなくなります。
(学研まんが ひみつシリーズ 天気のひみつより)
この回答へのお礼
お礼日時:2006/05/14 12:12
引き続き丁寧な回答ありがとうございます。確かに暖かいだけなら、砂漠の広がるような地域の海辺近くでも雨が多く降ってもおかしくないですが、それは地面からの水の循環も影響している訳ですね。よく分かりました。学研まんがも探してみようと思います。
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