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(1) It will rain, for the barometer is falling.

(質問1)この文章のforを見ていてふと思い出したのですが、「forとbecauseの使い方は違う」ということです。はっきりと覚えていないので、どなたかお分かりになる方いらっしゃいますか?

(2) He was drowned because he fell off the pier.

(3) He was drunk, because he fell off the pier.

(2)・(3)共に、「ジーニアス」からの引用ですが、(3)の文章ではbecauseは正式には「for」を使うとの事です。さらに言うと、私が思うに(2)の文章ではforが使えない気がします。正しいでしょうか?

(質問2)この内容、高校生(受験生)に教えるべきでしょうか?(明日、授業でやるところです)

A 回答 (5件)

私自身もかつて同じ疑問を感じていましたので、現時点での私なりの理解を以下に述べてみます。



(I)
「(質問1)
…「forとbecauseの使い方は違う」ということです。はっきりと覚えていないので、どなたかお分かりになる方いらっしゃいますか?」


基本的には
(1)because は『ジーニアス』の説明1[副詞節を導いて]にある:

(a)[主節で述べられている結果を引き起こした原因を説明して]…なので
(b)[主節の後で][主節の内容のことを主張する根拠を述べて]というのは、

でよいと思います。

辞書などによっては、「口語」(語用論的な用法)で用いられるこの(b)の用法を説明してない辞書があり、学習者に混乱を生んでいるように思います。『コウビルド』系の辞書がこの2つの用法について比較的わかりやすく、また用例も載せてくれてあります。小西友七編『現代英語語法事典』pp.161-163)にも真正面からではありませんが、いい説明があります。

(2)forも『ジーニアス』の説明:

《正式》[主節の内容のことを主張する根拠を述べて] というわけ[理由]は…だから(because)

で基本的にはいいと思います。 

ただ、ここで誤解が生まれやすい点ですが、
(あ)この「(because)」というところです。より誤解が生まれないような表示するのであれば、「(becauseの1(b)用法)」としておくべきかな、と思います。

(い)becauseの2番目の用法とforの用法が、共に「主節の内容のことを主張する根拠を述べ」るものであるにもかかわらず、because の方]が「口語」であるのに対して、forはあくまで《正式》で「書き言葉」であることから、現実の英語では書き換え[言い換え]られる場面がまずないということです。


(II)
「(2) He was drowned because he fell off the pier.
(3) He was drunk, because he fell off the pier.
…私が思うに(2)の文章ではforが使えない気がします。正しいでしょうか?」


(I)で見たように、forにはbecauseの(a)の用法はないわけですから、その意味では使えないと思います。ただし、(4) He was drowned, for he fell off the pier. とすることで、「彼は溺れて死んだ。と言う根拠は彼が桟橋から落ちたからだ。」というふうにfor以下で「彼が溺れて死んだ」という「主節の内容..を主張する根拠を述べ」ていると考えると、やや根拠に不十分なところはありますが、間違いとは言い切れないという点で「正しい」と言えるかもしれません。

(III)
「質問2」についてはよくわかりません。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。ネイティブに聞いたところ、使えるような使えないような曖昧なことを言っていたのでどっちでもいいのかもしれません。

お礼日時:2006/07/04 14:15

 because は if や when などの従属接続詞と同じで,Because A, B と B because A の両方が可能ですが,for は B, for A しか用いられません。

ただし,B. For A. のように B でいったん,文をきることはあります。

 その他,強調構文で強調できるのは because ~のみ,This is because ~のように補語になるのも because のみなど,文法的な違いがあります。

 そして,この for は堅い文章で用いられるというのは,すでに回答が出ている通りです。

 意味上の違いは,because が原因・理由として主節とのつながりが強いのに対して,for の場合は,追加的・補足的に理由や判断の根拠を添えるものですので,前の節とのつながりは希薄なものとなります。

 したがって,(1)の It will rain, for the barometer is falling. のように,the barometer is falling が it will rain の原因ではなく,the barometer is falling は,it will rain の後に,補足的に説明したものです。for の場合は前が結果,後が原因という明確な因果関係が成り立たない場合もあるのです。

(3)の場合,he fell off the pier は,he was drunk の原因ではなく,(1)と同じパターンですので,本来 for を用いるのですが,ジーニアスの他,ウィズダムにも,because を用いた例が載っています。

 drunk と drunken の用法の違いは,drunk は単独で be などの補語になる(いわゆる叙述用法)場合,drunken は名詞の前に置く(いわゆる限定用法)場合に用いられます。

 drown は「おぼれさせる」という他動詞が本来の用法で,「おぼれる」という場合は,be drowned, drown oneself を用いていました。そして,drown oneself の oneself が省略されて,drown という自動詞として用いられるようになりました。worry や dress なども同様です。

 そして,アメリカでは drown は,「おぼれる」,be drowned は「おぼれさせられる」と区別することもあるようですが,イギリスでは be drowned で「おぼれる」という意味でいまだに用いられています。

 高校生には,for ~は後にきて,「というのは~だから」という意味になる,ということだけ教えるだけで十分だと思います。
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It will rain, for the barometer is falling の例は論理的には因果関係に疑問を抱かせますから適当ではないでしょう.



例えば:
(1)I feel tired because I did not sleep well enjoying the soccer games last night. では because は原因を示します.「~だから,~の結果」

(2)I feel tired, for I did not sleep well enjoying the soccer games last night. では for は理由を示します.理由を後付けで説明します.「何故ならば~」.また,because と違い,for は文頭には来ません.一方,because は口語でも文章でも区別しません.

for は比較的に格式ばった文章で使われ,口語ではマレとされています. つまり,感覚的に堅苦しいとされています.

以上は一般論で,どちらでなければならないという程の違いはありません.

(2)では was は不要で, He drowned (自動詞)で十分です.
(3) の意味が論理的に不明ですが,Because he was drunk, .... なのではありませんか? あるいは drunk でなく drowned なのでしょうか? 混乱させられます.よくわかりません.drunk も drunken が普通です.
高校生には良い例を示してあげてください.厳密な違いは不要と思います.
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この2つが区別がつきにくくなるのは、日本語訳が同じになってしまうことと、becauseが従位接続詞、forが等位接続詞という分かりにくい用語のためです。


まず、because (of)は by the cause that (or of)の縮まったものということを押さえて下さい。文字どおり「~の理由によって」という意味です。ここには因果関係があります。

He was drowned because he fell off the pier

彼が埠頭から落ちたことが、溺れたことの原因になります。

It will rain, for the barometer is falling.

気圧計の針がが下がったことは雨が降りそうなことを推測する根拠にはなりますが、それが雨を降らせるのではありません。雨が降るのは暖気と寒気が接触する(前線が近付く)からであり、計器の針が下がったからではありません。したがってこれは因果関係とは言えません。

高校生にはあまり深入りするより、コンマの有無、和訳する順序(これに結構こだわる人あり)for~を「~であるために」と後ろから訳さないこと、を自分なら強調します。

He was drowned, for he fell off the pier.

これはやはり因果関係なのでbecauseの方がふさわしいでしょう。
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遠い昔に


and, but, or, for, so
は等位接続詞だと習いました。
becauseは従属接続詞なのでwhenとかと同じように、
becauseがまえのときは間にコンマがはいり、後ろの時はいらないのだと思います。

参考URL:http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%8E%A5%E7%B6%9A% …
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