プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

速読を学びたいと思い、いろんなスクールや通信講座、書籍とか見てみました。
右脳が大事と言うのもあれば、それを否定して、目を速く動かす訓練、とか音読する癖をなくすとか、
写真のようにほんのページを潜在意識に焼き付けるなど
方法は様々で、口をそろえたように他の方式を否定しています。

いんちきだという意見もたくさんあります。

実際学ばれた方、挫折された方、どんな方法でどんな方式がいいのか、いんちきと言うのが本当なのか、誰にでもできるというのが本当なのか。

学べるのは特殊な能力の持ち主なのか。
いろいろお教えください。

ところで速読教室はどうしてあんなに受講料高いのでしょうか。

公民館や、公共施設などで気楽に教えてくれるところって無いのでしょうか?

A 回答 (1件)

私の場合、天然の文字認識能力と、職業上身に付けた速読能力の両方があります。


天然の、というのは、私が本を読むのが異常に速いのはなぜだろうと思ったのがきっかけでいろいろ調べてみたところ、脳科学、心理学などの研究から、どうも、文章の流れの通り読んでいくのではなく、ページ全体を画像のように一瞬に読み取っているらしい、ということが分かりました。これは、私が左利き(すなわち右脳が働く機会が多いということ)であることも関係していると思われます。
次に、職業上身に付けた速読ですが、これは、私の科学技術論文の抄録作成やキーワード抽出をする仕事のことで、ピーク時には1日40~50件の学術論文を読み、データ処理していました。当然論文の一字一句に目を通す余裕はなく、それでいて文意を的確に読み取らなければいけないといったタスクをこなすうちに、自然と論文の中のどこが重要であるか、ということが分かるようになりました。もっとも、この域に達するまでほぼ5~6年かかりましたが。
ところが速読の弊害もあって、小説や詩歌など、行間の、文字に表わされない情感や著者の意図を読み取ることが非常に困難になったのです。かなり意識しないと、ただ文字を追ってしまうことになり、読書の楽しみ、面白みが半減してしまいます。一種の職業病ですね。
それから、速読能力を高額な講座を受講して身に付けるかどうかは、ご本人の考え方次第だと思います。私のようにお金を払うどころか労働対価をいただきながら速読を身に付けた結果、現在のような膨大な量の情報を検索・収集し、調査の仕事に活かせている場合もありますから、ケースバイケースだと思いますが。
速読によってどんなメリットが得られるのか、それに見合う受講料なのかどうか、これは、他の能力開発講座にも言えると思いますが、よくご検討されることをお勧めします。
最後に、蛇足になりますが、様々な速読法のどれが偽物か、どれが本物かなど、誰も検証できるデータを持っていないのですから、判断のしようがありません。悪しからず。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。
生まれつきの才能ってうらやましいですね。

お礼日時:2006/07/13 08:52

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