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よく雑誌などで「○○の車は電装系が弱い。」
「古い○○車は電装系が弱いので」注意が必要だなどとの表現を見ることがあります。

この場合「弱く」なる原因はなんでしょうか。

私は、自動車の電装系というものはメーカー車種に関わらず、ケーブル・ワイヤーハーネス、コネクタ等で構成されているものだと理解しています。

つまり基本的な構造に差異はないわけです。

にも関わらず、「弱い」車と「弱くない(?)」車があるようです。
この差異はどこに生じるのかが知りたいと思い、質問しました。

「弱い」とされる車のメーカーのエンジニアも仕事をサボっているわけではないでしょうし、トラブルが出るようなら原因を突き止めて改良し、安全性、信頼性を高めることが、技術者としての役目だと思っていますので、
「弱い」とされる車が量産され世界中に出回っていることに疑問を感じるとともに、何故に対策ができないのか(「弱い」ままなのか)知りたいと考えています。

私自身は自動車関連ではありませんが、エンジニアの端くれですので、
原因次第では「弱い」車をDIYで「強く」できるのではないかとも目論んでいます。

ご回答をよろしくお願いします。

A 回答 (6件)

こんにちは。



電装系が弱くなる原因はコストダウン、設計ミス、国民性など色々と
考えられると思います。例えば、
・コネクタなど部品の品質が悪い。
・ピンが金メッキされていなくて接触不良が発生しやす。
・防滴構造が悪く水が入りやすい。
・設計上位置が悪く雨水などが掛かりやすい。
・可動部など断線しやすい設計になっている。
・車載コンピュータなど熱、振動、結露などの対策不足。
・組立時の接続ミスや品質管理不足。
・線やリレー接点など設計容量が小さく、ステレオの交換や
 カーナビなどの取付けにより故障が発生しやすい。
・アース点が少なく接触不良になりやすい。
・オルタネーターやバッテリの容量が小さい。
などなど。

今は部品も良くなってきたし、故障が発生するツボがわかってきた
のでそう言われる輸入車もほとんど無くなったと思いますが...
まだ個々の部品でも日本製の方が品質が高いのは間違いないです。
(ヨーロッパでメジャーな○○ラムの電球は空気が残っているみたい
でフィラメントが酸化するし切れやすいです)

この言葉、古い輸入車などに使われますが、日本車よりも電装品が
少なかったこと、日本みたいに高温多湿の環境ではないため自国
以外での環境を考えて対策がされていなかったためでしょう。

それに、設計はちゃんとしていても工場で組み立てている人が日本
人みたいに几帳面でない場合も多く、その場での配線ミスや雑な作
業によって配線を傷つけても平気だったり。

日本車だって20年くらい前、大雨の日に深い水溜まりで立ち往生
しているのは決まって○○ダの車で、電装系が弱いと言われてい
ましたしね(笑)

ですから、原因さえわかれば、ワイヤーハーネスを張り替えたり、
コネクタでも防滴構造の物に換えたり、バッテリーやオルタネー
ターの容量を増やしたりと弱い部分を強化が可能だと思います。
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この回答へのお礼

こんにちは。ご回答ありがとうございます。

やはり、コストダウンと設計上の問題ですか。
それに国民性も絡んでくると。
別の原因として、製造国の気候の問題ですね。

日本製の部品を使っていない車は日本国内の環境に合わないので
故障しやすいということができるのでしょうね。

オ○○ムの電球のガス抜きがうまくできてないのは生産管理の
問題となるとおもいますが、国民性を除外すると
技術的に劣るということでしょうか。

また、最近は日本人も雑になってきたように思いますが、
その場での配線ミスや傷を放置するのはいただけませんね。


深い水たまりで立ち往生する○○ダ車は、広島系か静岡系か
どっちでしょう?(笑)

この例は
>・設計上位置が悪く雨水などが掛かりやすい。
ということになるのでしょうね。

とするとユーザーサイドでやるべき対策は、
雨、水滴対策、コネクタ等接点の改良、そして日本製のパーツに
交換すると良いと言うことになりますね。

輸入車メーカーには「どんどん日本の優秀な部品を採用してください。」
といいたいですね。

ありがとうございました。

お礼日時:2002/03/07 13:20

電装系のトラブルと聞くと、基盤内部やコネクターの劣化を考えがちですが、その電装品の作動部分の不良によるものが多いです。

たとえばオルタネータの場合、回転部分に使ってるベアリングが焼きついたり、電動サンルーフの場合、サンルーフを動かすところに枯れ枝やごみが食い込んで作動不良を起こしたりといった感じです。往々にして車が古くなれば設計の行き届いた車とそうでない車との違いが、故障の多い車か少ない車かといった形で現れてきます。基盤やコネクターは正常でも、ソレにより作動する部品が壊れやすければ、あのメーカーのあの車種は電装品が弱い、といった世論が形成されてしまいます。基盤の半田修理や配線交換だけでなく、部品を分解して弱いところすべてを補強する考えで修理に当たれば、弱い電装品も、耐久性のあるものに生まれ変わるでしょう。

この回答への補足

この場をお借りして、回答してくださった方々皆様にまとめで恐縮ですがお礼を申し上げます。

まとめとしては、

「弱い」車ができる原因は設計・生産の技術力の問題とコストダウン故に
発生する瑕疵の問題、そして、気候の問題も考えられると言うことができます。

ユーザーがDIYで車の電装系を「強く」すると仮定した場合、ケーブルやコネクタの強化、清掃と、取り回しのチェック、
そして、末端の各部品を信頼性のあるものに交換するなどの処置が必要だと思いました。

動く部品についてはやはり、こまめな掃除や給脂が必要なのでしょうね。

漠然としていた「電装系が弱い」車のイメージがかなり明確になり、
質問して本当に良かったと思っています。
皆様、ありがとうございました。

ポイントはできれば回答していただいた方全員に差し上げたいのですが、
残念なことにお二方だけです。
あしからずご了承下さい。

補足日時:2002/03/07 13:59
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

なるほど、
ワイヤーハーネスの類ではなく、末端の回転、摺動部品のある機器が壊れることで、電装品が弱いとの世論が形成されるということも考えられますね。

オルタネータの場合は電装部品メーカーにも原因がありそうで
一概には言えないかもしれませんが、サンルーフなんかは完成車メーカーの
責任が大きいといえますね。

そこでは、
設計ミス、テストの不足、気候の問題、そして、国民性なども影響してきそうですね。

ユーザー修理としては、半田やコネクター、ケーブル類だけでなく、末端の動作機器に気を配る必要があるということですね。
ベアリング等は消耗品なのでせいぜいグリスアップができるところの面倒を
見るのとゴミやホコリの掃除くらいでしょうか。

また、
互換性があるようなら信頼性のあるメーカー品に交換すると結果的に
メンテナンスインターバルを延ばせそうですね。

ありがとうございました。

お礼日時:2002/03/07 13:43

良く電装系が弱いと言われているのがジャガーですが90年ごろからはすべて日本製の電装系にしたところトラブルが減ったと言われています。

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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

下のassamteaさんのご回答を裏付けるような内容ですね。

やはり、部品はまじめな人々が設計し、組み立てている故に
信頼性が高い日本製にするべきということでしょうか。

gould09さんのご回答にもありましたように、日本製の部品なら
間接的にト○タや○○ダが開発費を負担してくれますし。(笑)

ユーザーでできる対策としては、
互換性のある電装品は日本製に交換するといいようですね。

ありがとうございました。

お礼日時:2002/03/07 13:28

この「強い・弱い」は「余裕」の差で電力のキャパシティとかの事と思います。


コストダウンのために安い部品を使うため、
使用電力に対する余力がないのが「弱い」クルマなのでしょう。
バッテリ容量が少なく、ケーブルの容量も少なければ、電子機器増設に耐えられず、
コネクタ等に負担がかかりやすくなり寿命に影響してるのかもしれません。

オーディオの世界にも似たようなことありますね。
高級機には吟味したいい部品つかうけど、普及版はそこそこの部品そこそこの精度。

クルマも吟味したいい部品に切替えれば弱い電装系も強く出来るのではないでしょうか。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
この場を借りて、僅かな時間の間にたくさんの方に回答いただいたことを
感謝します。

電力のキャパシティの問題とのご回答、なるほどそういう見方もあったかと
感心しました。カーナビだ電動ドアだと電装品が沢山付いていて、
エンジン、サスペンションなどもコンピュータで動いている
昨今、電力不足も大きな問題となりそうですね。

私の質問では、自動車関係の雑誌社が書く「弱い」車ですからちょっと
ニュアンスがずれるかもしれませんが、長期的に見れば
容量に余裕がない部分に故障が発生する可能性も考えられますね。

対策は太いケーブルに交換するとか、接地を見直す等できそうですね。

ありがとうございました。

お礼日時:2002/03/07 11:05

電装系が弱いというのは、配線やコネクタ自身が弱いのではないと思います。


例えば、ヘッドランプやテールランプ内が結露したとしましょう。
そのまま暫くすれば、コネクタの金具と電線部分が腐り始め、配線は
切れやすくなるでしょう。
また、サンルーフ辺りも同じ理由により、切れやすくなります。
また、稼働部(例えば車体とドアや、センサー類)の取り回しが
悪くても、断線の可能性が高まります。

よって、電装系が弱いというのはある種、車メーカーの配線の取り廻し
ミス等と、車自体の設計ミスが原因であると言えます。

ここからは、私の憶測ですが
メーカーがこの種の設計ミスの対策ができないのは、コストダウンの追求
という事につきると思います。
こういう事は車に限ったことではないですが、
車の場合、燃費や安全性や販売価格や納期に制限を受けずに
車を作ったら、故障の無い完璧な車が出来上がると思うのですが、
実際にはこれらの制限があり、無理を強いられる車作りをしているのだと
思います。
安くて良い車の天秤のバランスは大手メーカーでも難しいのでしょうね。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

電装系が弱いとは、ハーネスの取り回しとか可動部分の処理が適切ではないと
いうことになるのですね。それなら確かに「弱い」車がありそうです。
詰まるところ、設計者のスキル不足、動作テストの不足ということに
なるのでしょうか。
コストダウンの結果、チェックする時間が足りないということもあるのでしょうね。

ユーザーが購入後に自分の手でテストする事になるので、DIY精神にあふれております。(笑)

思い当たることといえば、
私が学生時代に乗っていた静岡系S社の軽自動車は販売価格も製造コストも安そうでしたが、ちゃんとテストをすればすぐに気付きそうな問題点が対策されていませんでした。

雨の日にブレーキを踏んだら屋根の上の雨水が大量ににフロントガラス中央に流れてきて前が見えなくなるとか、曲げのトルクが掛かるところに薄いプラスチックパーツを使っていたのですぐに折れるとか・・・
他に、つまらない故障も多かったですね。

コストダウンはどんな工業製品でも付いて回る命題とはいえ厳しいものですね。ユーザーがその分のコストを被ることになるのでしょうか。
ワイヤーハーネスの取り回しの変更となると
長さなどの問題も出てきそうですね。

お礼日時:2002/03/07 10:50

関係者から聞いた話なので直接知っている訳ではないのですが確かこんな事を言っていたと思います。


借りに

強い会社:A
弱い会社:B
A、Bの下請けで実際に製品を作成する会社:C

新しい製品を開発する時にAはCに対して製品の研究費まで含めて開発を依頼します。
Bは、Cに対して研究費が無いだけでなく必要な開発費や期間を与えないだけでは無く、勝手に減らしたり支払いを遅らせたりする。

その結果、
Aの製品は、十分な性能や品質を期待出来るようになるのですが、
Bの製品は使用する部品のランクを落としたり無理な開発スケジュールにより必要な検討も行えなかったりして、担当者のやる気にまで悪い影響を与えてしまっている。

こんな感じだったと思います。
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この回答へのお礼

質問をしてから1時間も経たないうちに回答をお寄せくださり、ありがとうございます。あまりの素早さにちょっと驚きました。

なるほど、
製品の製造会社C社に対する扱いの差により、耐久性に差が出る
という事ですね。

この図式だと、A社は間接的にB社分の開発費も負担してやっている事
になりますね。
無理な開発スケジュール、発注後の金額変更とか、そういう会社も実際に
ありそうです。

転じて、余りに安すぎる車、開発期間が短かった車、そして、
経営が厳しいメーカーの車は「弱く」なる可能性が高い
ということも言えるのでしょうね。

ありがとうございました。

お礼日時:2002/03/07 10:04

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