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標準のものに何かを少し加えることを、「プラスアルファ」と言いますが、これは英語としては通じないそうです。では、この表現はいったいどこから来ているものなのでしょうか。

A 回答 (3件)

単純に


「y=ax」と「y=ax+b」と言う式があったとします。
「y=ax+b」は「y=ax」に比べて、なんだか解らないけどbと言う値が足されていますよね?
ですので「あれを足して…これを足して…」と言う感じの追加事項と言う意味で
「+α」プラスアルファと言っただけなのでは?
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  これは日常的によく使う表現なのですが、野球から来たという話、特に、xをαと見誤ったというのは、どこに根拠があるのかというと、どうもよく分からないです。「有名な話」と言っても、検索で色々調べる限り、「らしい」という言い方ばかりで、確信を持って、そう書いてあるページはないのですし、紋切り型の説明しかありません。
 
  どうも呉智英が、そんなことを本に書いているようで、そこからみなさま「引用」しているふしがあります。以下URL参照:
  >サッカー日誌1999-2000/vol.30
  >http://www.kt.rim.or.jp/~h_okada/fb46.html
 
  しかし、原文で、どれだけ説得力あることが記されていたのか、何か実証的な根拠があってそう言っていたのか、例えば、上のURLのページでは、こう記しています:
 
  >呉智英センセイによれば、「プラス・アルファ」は「プラスx」の読み違えから生じたものなんだそうな。
 
  これは、客観的にそうだという根拠を示されて、納得した書き方には思えません。「呉智英が、こんなことを言っており、それに従えば……」という風に読め、そう言っているというだけで、納得しているように思えません。すると、元の根拠は、何かの推理の類で、歴史的に根拠ある事実を提示して、そういうことが主張されていたのではないのではないかという推測になります。
 
  アメリカの野球で、「x」のマークを書いていたのかどうか分かりませんが、これは書いていた可能性が高いです(分かりません、というのは、調べてみましたが、捜すことができなかったのです)。
 
  他方、日本の野球では、「A」と書いていたとされています。これは、複数のページで確信的に言っていますから、多分、事実なのでしょう。それが、最近は、「x」に変わったのか、それは知りませんが、とまれ、「A」と書いていたというのは確かなようです。
 
  この「A」が、多分アメリカの「x」の筆記体が「α」に似ていたので、「α」と勘違いして、「a」→「A」となったというのが、No.1 の方の言われている、あるいは参照されているページの主張なのですが、これは、どうもおかしいのではないかと思います。
 
  「α」の筆記体を、「x」の筆記体と見間違うということはあると思います。しかし、その逆は難しいと思います。普通、ギリシア文字の「α」は、あまり一般人には馴染みのないものだからです。日本人でもそうでしょう。アメリカの野球を見に行った日本人が、「x」の筆記体を「α」と見間違えたというのは、およそ考えにくいことです。
 
  日本で「A」と書いていたというのは事実のようですから、これは何故かを考えた方がよいでしょう。もし「x」の見間違いで「α」なら、「α」と書くか、または「a」と書くはずだからです。大文字になるというのもおかしいです。
 
  野球だと「5x-4」または「5A-4」と書くようです。この後の昔の「A」は、これを見ると、自然に思うのは、Aceの「A」でしょうし、Bに対しAの意味で、こちらが「優勝・一番」の意味だと思うのが自然だと思います。
 
  また、「プラス・エックス」というのは、「プラス・アルファ」とはニュアンスが違います。「プラス・エックス」は、「X」は「未知数・未知のもの」の意味で、「プラスX」は、何が加わるか分からないのです。加わるものが、よいものか、悪いものか、どちらの場合も、「プラスX」のはずです。寧ろ、未知故に、不気味さとか、ネガティヴなニュアンスがあります。しかし、「プラスアルファ」の場合、普通、「より良いプラス」です。更に何か付け加わるのですが、悪い場合もありますが、大体、よい意味で、「更にそれ以上」の意味のような感じです。
 
  「プラスX」と「プラスアルファ」は日本語としても意味・ニュアンスが違っているというべきです。プラスXのXは何が加わるか分からないに対し、アルファは大体、得なことの場合が多いように思います。
 
  野球の「x」は、「プラスx」の意味で付けているかどうか、あやしいです。無論、確認できませんが、「試合終了」とか「こちらが勝ち」の意味のような感じがします。
 
  それは、日本で、「5A-4」としていた時の「A」が、こちらが「勝ち」、こちらが「A」の意味に通じると思います。
 
  日本語で、「プラス・ワン」という言い方があります。これも、どうも調べましたが、英語で、plus one とは言わないようです。また、「プラスワン」は、もう一つ付け加えるという意味以外に、「更にプラス」という感じで、「プラスアルファ」と似たような意味になります。ポジティヴであるのも同様です。ネガティヴの場合は、「マイナス・ワン」というでしょう。
 
  「プラスワン」は、一つ加わるという意味以外に、「特定したプラスがある」という意味で、「プラスアルファ」は、「不特定の、何か分からないがプラスがある」という使い分けではないでしょうか。
 
  野球と関係なく、日本で「アルファ」は、機械や装置の名前に付けるようですが、この用法は、Alpha Romeo 社というイタリアの会社があり、この alpha は、会社の元々の名前の頭文字から作ったのですが、確か alpha でなかったはずです。つまり、似ているので、alpha にしたので、alpha は、「ナンバーワン」の意味を英語などでは持っています。
 
  推定ですが、「アルファを付ける」というので、「現状の格上げ」ということを意味させたのではなかとも思います。「プラス・ワン」と、どちらが先か分かりませんが、対で考えると、英語的には、「プラス・ワン」も「プラス・アルファ」も似た感じですが、日本語の語感だと、「プラス・ワン」が「一つ加える」なら、「最高を加える」=「プラス・アルファ」という発想だたのかも知れません。
 
  また、確認できませんが、英語で、「plus A」というのがあるかも知れません。これを、「プラスA」と書いていて、読む時、「プラス・エー」では面白くないので、「A」を alpha とも英語でも読むので、「プラス・アルファ」と読んで、これが「何か更に付け加わる・付け加える」の意味で、「プラス・アルファ」になったのではないかと推測できます。
 
  野球が起源だというのは、上に書いたように、どうも説得力がありません。そういう可能性も否定しませんが、自然的に和製日本語で「プラスワン」や「プラスアルファ」が出来てきて、その語源解釈として、野球にこじつけているような感じがします。また、野球起源で、そういう表現が始まったとしても、独立に、「プラスアルファ」の造語があり、定着したのだとも想定できます。
 
  わたしは可能性としては、独立に「アルファ」という単語の語感や使われ方から、「プラスワン」ができたのと似たような発想で、「アルファを加える」→「プラスアルファ」が出来たのが自然だと思います。
 
  語源の不明確な語の場合、確実にそうだと云えるのは、出典が一個(か数個)しかなく、そこから、すべて影響して多数の典拠ができたという場合です。この場合、多数の典拠ができた後は、それ以降の言葉は、起源が確認できなくても、多数の典拠を元に社会に流布して、その影響だと考えるのは自然です。
 
  「プラスアルファ」の場合、野球での起源説は、あまりに不自然であり、どうも、一人の人物だけが唱えている説のようで、それに対し、「アルファ」と「プラス」の語感・意味から、日本人が、造語したと考えるのが自然だと思います。
 
  以下のように、反対のことを言っている人もいます。
  >シネマ1987映画評
  >http://village.infoweb.ne.jp/~fwnk1502/moviecrit …
 
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 これはかなり有名な話でして、X(エックス)をα(アルファ)と読み違えたのですね。

もともとは野球用語での話だそうです。
 したのURLに書いてあります。

参考URL:http://www.usiwakamaru.or.jp/~doraemon/jyuku/gog …
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