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 今でも北京語と広東語では会話が通じないほどだそうですが、三国時代の中国語は地域差があったのでしょうか。

 三国志を題材にした小説では、馬騰も孟獲も、他の人物と普通に話していますが。

A 回答 (4件)

こんにちは。


以前漢語の先生に伺った事があります。

まず、地域差を述べるなら全く通じません。
(今ですら北京語の映画→広東語の字幕というのがあるそうですから)今のようにTVもラジオも無い、意思疎通の無い閉鎖地域間となりますので、喋ってもまず通じないでしょう。

では、高級官僚は何を以って話しているのかと申しますと、漢詩等教養で培った言葉だそうです。
漢詩を詠む際の韻には一定のルールと特徴があるので、それをマスターしていれば、官関係では話は通じたとの事。

西洋で言うところの、ラテン語に近い扱いだと思います(あれも英語やフランス語がある中で、西洋世界共通の教養語として習得され、外交で使われていましたので)。

ただし、出てくる人達全てがそれらの教養をマスターしていたかというと疑問が残ります。その辺はやはり話を進め易くする為の、フィクション……という事だと思います(アニメなんかで外国人が日本語を喋っているのと同じ感覚で)。

尚、昔の発音は今の発音と全然違うので、「昔の発音の漢詩の朗読を聴いてみたい!」と思っても無理だそうです。
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この回答へのお礼

 ありがとうございました。

お礼日時:2006/08/20 18:45

水魚の交わりといわれた諸葛亮と劉備も言語が違っていて直接の会話は不可能だった。

という説もあるみたいです。
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この回答へのお礼

 ありがとうございました。

お礼日時:2006/08/20 18:44

1998年製作の西田敏行さん主演映画「敦煌」のワンシーンに


西田敏行/朱王礼が全軍の前で演説する時 各部隊に通訳が居て同時通訳のようにしながら大声で演説を訳していました。
http://www.actv.ne.jp/~yappi/eiga/EB-04tonkou.html

言葉だけでなく生活習慣等も違うでしょうから この映画のように一つの軍でも大部隊であればウイグル部隊や漢民族部隊など民族部隊の個々の集まりだったのではないでしょうか?

有名な四面楚歌では楚国語の歌をあんなに上手に歌うことが出来るのは敵軍に多くの楚国人が居るからだと思ったと有りますから勿論部隊内でも言葉は通じなかったと思います。

小説の中ではただ単に通訳の部分を省いているだけな事は間違いないでしょう。
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この回答へのお礼

 ありがとうございました。

お礼日時:2006/08/20 18:44

今の中国は多民族国家ですが、馬騰や孟獲あたりになると、中華思想かたかけ離れた僻地にいる民族なので、言葉は通訳などがいないと通じないと思います。

むしろ、それを言ったら、三国志の三国が共通言語を持っていないと思います。「中国4000年の歴史」を否定する人は、権力を持っている民族があの大陸ではコロコロと変遷していることを例にあげますが、基本的に言葉は混沌としていると思います。それに、孟獲はあたりは東南アジア系の人間ですし、現代においても中国人と定義する範囲に含まれていないと思います。

中華思想としう視点からとらえれば、日本も属国だったわけで…日本と大陸がもう少し近くて、戦略的に意味のある土地だったならば、馬騰や孟獲と同じような武将がいて、三国志に参加していたかも。そしたら、小説では共通言語なんでしょうね。
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この回答へのお礼

 ありがとうございました。

お礼日時:2006/08/20 18:44

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