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ヒトで近親相姦が禁止されているのは、近親相姦が行われると劣勢の遺伝子がホモになり、ホモ以外では現れない病気が出てくるからで間違いないですよね?
そこで質問なのですが、実験動物として使われているマウスなどはどのように増やしているのでしょうか?近親相姦は行われていないのでしょうか?もし行われている場合、ヒトで起きるような問題は起きないのでしょうか?

A 回答 (4件)

>ヒトで近親相姦が禁止されているのは、近親相姦が行われると劣勢の遺伝子がホモになり、ホモ以外では現れない病気が出てくるからで間違いないですよね?



必ずしも、それだけが理由かどうかは定かではありません。
他にもいろんな理由があるでしょう。

マウスなどの場合は、純系を作るために、近親交配を繰り返します。その結果として、もちろん、致死性の変異がホモになった個体は死にますし、劣性変異が表現型に出てきます。
そのような、劣性変異の形質を利用することもあります。

また、純化の過程で、正常遺伝子のホモになったものを選択していけば、特に問題のある形質が表在化しないものを得ることもできるでしょう。

つまり、純化すれば、かならず病気になるわけではなく、純化の過程で、病気が表在化する系統*も*でてくるということです。

そして、病気の系統が出てきたら、それはそれで有用だったり、不必要なら処分してしまえばいいというところが、人間の場合との最大の違いです。
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もちろんよく病気(問題)は起きるでしょう。

病気が出たら殺すだけだから問題なしという考えです。
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ヒト以前から「近親相姦」を避けるシステムがあるんじゃないかって話もありますね.


野鳥で, 「自分のまわりにいる個体と似てるけど違う個体」を配偶者として選ぶ, って観察があったと記憶しています. 「似てる」のところで交雑を避け, 一方で「違う」のところで近親相姦を避けるということだったような.
逆に, 一部では政治的な理由で近親相姦を重ねたという記録もあったりします. 例えば古代エジプトでは, 王妃の息子 (いわゆる嫡子) として生まれた場合にはそれだけでファラオになる資格がありますが, その他の女性から生まれた息子 (いわゆる庶子) の場合には王妃の娘 (つまりは自分の腹違いの姉または妹) と結婚することによってファラオになる資格を得るというシステムになっていました. わかりやすいのが新王国の第18王朝で, 嫡子の場合は「アメンホテップ」, 庶子の場合には「トトメス」を名乗っています.
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マウスのことはわかりませんが、近親相姦について。

実は近親相姦は遺伝学が発達する前から、あるいは遺伝学の知識がない集団でも存在します。
一つの説ですが。部族間の緊張関係を解消する手段として物を交換し合うという方法があります。女性は物ではありませんが、同様に別の部族に女性を嫁に出すことで周りの部族との対立を防ぐことができるのです。つまり、女性は平和維持のために大切な存在、身内が手を出してしまってはその価値がなくなる。そういったところから近親相姦がタブーとなった、というのが文化人類学的な説です。
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