電子書籍の厳選無料作品が豊富!

写真を現像するときに
現像液、停止液、定着液などにつけるとき
時間が指定されているのはなぜか
化学反応の見地から述べよ、という問題があるのですが
分かりません。
教えてください。
お願いします。

現像の過程で温度に気をつけなければならない理由も
教えていただけたらありがたいです。

A 回答 (4件)

現像はフィルムにある未還元のハロゲン化銀をアルカリの現像液を用いて還元することによって、黒化銀粒子という物に変化する、ということが現像での化学変化になります。


この黒化銀粒子は実は現像時間が長ければ長いほど大きな粒子になります。
つまり現像時間が規定よりも短いと出来上がった写真(プリントの場合)は白くなり、逆に長いと黒くなります。
ということは一定の現像時間にしないと同じ条件で撮影しても出来上がった写真の濃度が変ってしまうことになります。
これは現像液温度についても同じことで、温度が低ければ白く、高ければ黒くなります。
(ただし現像液にもよりますが概ね16℃から32℃程度の範囲内です。)
逆にこれを利用してやれば、例えば通常に現像すると明る過ぎるような写真は、現像時間を増加する(あるいは現像温度を高くする)ことによって適正な写真に仕上げることができます。
もちろん極端に明る過ぎたりすれば無理です。
またその増加する割合は、経験で割り出します。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ありがとうございました。
かなりすっきりしました。

お礼日時:2006/09/15 15:55

現像は、ハロゲン化銀の還元、停止は還元の速やかな停止、定着は残留ハロゲン化銀の脱銀で、何れも化学反応です。



この内、特に厳密に温度、現像時間、攪拌方法の管理が求められるのは現像作業です。
時間管理は勿論ですが、温度が高くなるほど、反応速度が速くなるので、通常は現像液の温度を20℃に保ち、攪拌方法も一定の方法で行はなければなりません。
また、現像液を反復使用する場合、液の疲労度に応じて、現像時間を延長します。

なお、停止と定着は、現像ほどには、厳格な管理は必要ありません。
    • good
    • 1

基本的には1番の方のお答えのとおりでしょうが、


現像液と停止液、定着液とでは少々意味合いが違います。

現像液に関しては、反応の進み具合をコントロールするっために
時間と温度が重要になるのですが、停止液は文字通り
現像液の反応を停止するためのものであり、
十分に反応が停止したかどうかが重要になります。
定着液も似たような感じです。
    • good
    • 0

簡単に言うと化学反応は、一般的に時間や温度、触媒の有無などにより「反応速度」(変化する度合い)が変わります。


写真の現像は、化学反応を利用して行う訳ですから、そう言ったことを述べれば良いと思います
    • good
    • 0

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!