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こんにちは。
英語を勉強中に気になったのが、Perfectという形容詞です。

出てきた問題が、間違い探しで文中の
... the most perfect record ...
という表現を a perfect record に直すというものでした。

解説によれば、perfectにはもともと「完璧な」というような最上級の意味が内包されているので、"the most"と言うような表現はしないそうです。

さて そこで疑問に思ったのですが、
最上級が存在しない("the most""-ist""est" etc.を伴えうことができない)形容詞って他に存在するのでしょうか?

このような中学生レベルの英語でなくても、普通に英米の日常生活やビジネスで使われている単語があれば教えてください。

A 回答 (8件)

 確かに,「試験英語」とも言うべき日本独特の英語が存在するのは事実です。


 
 しかし,日本で教えられていることのほとんどが,英米で教えられているものをそのまま訳しているにすぎません。そのため,かえって日本人には合わなかったり,英米ではすでに古くなっているのに,相変わらず使われたりすることもあります。
 
 The American Heritage Dictionary of the English Language によると,absolute term(そうであるか,そうでないかが問題で,その程度を言ったり,他と比較したりすることはできない)として,absolute, chief, complete, perfect, prime, unique, equal, parallel を挙げています。
http://www.bartleby.com/61/62/A0026200.html

 日本の辞書では,単語によっては「比較なし」の表示がしてあり,訳語によって「あり,なし」が分かれているものも多いです。

 有名なのは unique という語で,本来,「唯一の,無比の」という意味で,比較級にはならないのですが,くだけた言い方では,「珍しい,すばらしい」という意味合いで用いることがあり,比較級にもなります。
 perfect についても,ジーニアス英和辞典では,「通例比較なし」となっていますが,ウィズダム英和辞典では,「欠点などがないという意味で完全な」の場合は,比較級にはならないが,「完璧なという意味で完全な」の場合は,比較級ありとなっています。

 Gさんが紹介されたサイトはかなり極端な例で,ここまでの語を比較級で用いないというのは言い過ぎだと思います。実際のところ,一般的には,この点に関してはあまり踏み込んで教えないのではないかと思います。

 perfect に戻ると,the most perfect record よりも,a perfect record の方がかなり自然だと思います。ただ,the most perfect record は誤りだとか,試験に出していいとか,ということについては,断定は控えさせていただきます。

この回答への補足

Perfectに似たような使われる形容詞としてsupremeやsoleが出てきて、めでたしめでたし。と思いきや、予想していなかった展開になってきました。

GeniusやHeritageのようなネイティブスピーカーの人が使う英英辞書と、(恐らく学校の先生が見ていそうな)研究社英英辞典のような日本人向けの辞書では、記述してあることが違うのか興味が出てきました。

(今手元に無いので、確かめようがありませんが。)

gooの英和辞典では比較級の有無自体が記載ありませんでした。

補足日時:2006/09/24 22:33
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米国の教育には、theoritical and practical という


理念があります。どちらに重きを置くかは日本を含めて
各国の事情によります。
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この回答へのお礼

まとめての御礼で失礼します。
回答をいただきました皆様ありがとうございました。

今回単なる 単語の質問で終わると思いましたが、 実践と理論を考えるよい機会になりました。

回答はどれも役立つもので、ポイント発行をどうしたらいいのか分からないので、話の展開が変わってきたNo.3以降の回答からランダムにつけさせていただきます。

お礼日時:2006/10/08 22:39

Gです。



ひとつの文法がもうなくなった、と最近書きました。 いろいろな人(私も含ませてもらいますが、まだ、「威厳」や「信頼性」のイメージがあるインターネットのサイトでも)「これだ」「これにする」と言おうする「文法と呼ばれる作られたルール」の信頼性のぐらつきを作り上げているのが現状だと思います。

更にそれに拍車をかけることに「実際に使われている英語に触れる機会」が旅行・留学だけでなく海外からの旅行者や駐在員と接したり、DVDやCDで聞いたり見たりしている事で増えてきて、昔なら聞けなかったり聞こうともしなかったり聞き流してしまう実際の英語を今では使える人たちが多くなってきて「今まで習ってきた学校英語と学校文法」がおかしいと言う事に気がついてきたんです。

しかし「言動の自由」と「政府の無関心」の二つから誰でも自分の「自己文法」を発表できると言う事と「骨董英語教育」にこびりついている事がかえって裏目に出てきてしまっているわけです。

wind-sky-windさん、ありがとうございます、もおっしゃっているように、私が記したURLは極端なのかもしれませんね。 しかし、いかにも「信頼すべきサイト」というイメージがある限り学生さんたちにはそれが分かる知識があるわけではないですね。 ここにも問題があると思います。

ここのサイトでは「あくまでも私の考え方では」と言う事が前提になって私たち回答者が書いているわけです。 この違いは学生さんたちにとっては大きな問題だと思います。 (試験英語・受験英語・学校英語と言うものがあることすらおかしいわけですが)

確かに日本語英語教育に進歩がないということではありません。 しかし、今までの間違いや教育方法の遅れを「取り戻す」改革的必要があると感じているとは思いません。 

マラソンで最初は遅れがあってもまだいいのです。 またそれが作戦だと言えばそれは通用するのです。 しかし、後半になってきてもまだそんな事を考えてびり近くにいてはとても勝てないのです。 それが今の日本での学校での英語教育だと言う事に対して否定できる人はまずいないでしょう。 

しゃべれない先生は昔まったくおかしいとは考えられなかった事がいい例だと思います。

>出てきた問題が、間違い探しで文中の... the most perfect record ...という表現を a perfect record に直すというものでした。

これは、学校での教えなのでしょうか。 それとも(私が言う)「発言の自由」に基づいた問題集なのでしょうか。 これによっても、判断の対象が変わってくると思います。

さて本題を絞ると、日本語に訳されてしまった「辞書」でいかにも「最上」を示していることが余計に「比較級・最上級はない、出来ない、ありえない」と言われる事を信じちゃうわけですね。

ここで知るべきことは、前にもちょっと書いた事がはっきりしなかった書き方みたいでしたのでまた書きますが(「これは、最上級といいながら、ひとつしかない最上級ではないから、と言うフィーリングがあるからこそmore/mostが使え違和感を感じないわけです。」)、perfectであろうとuniqueであろうと(今回の他の形容詞も)、これらを使うときに、その使う人のフィーリングによって、その単語の、「最上である」と言うひとつしかない、と言うフィーリングの弱さに気が付いているわけなのです。 つまり、例えば「完璧」、その単語には、フィーリングの幅がある、と言う事なのです。 

つまり、これだけでも完璧としよう、とする「判断」は毎日のごとくされていますね。 しかし「絶対的な完璧」であるとは限らないわけです。

ちょっと違う視点から考えて見ましょうね。

勉強の仕方にしろ、ある方法はこの人には完璧だけどあの人にはあっていない、と言う事がありますね。 初心者の回答を見てそれで完璧とする、と言う事でもあります。 しかし、中級者と言うのであればそんな事で満足しているようじゃダメだ、と言う事になりますね。

しかし、初心者にも中級者にも完璧と言える方法や回答であれば、「より完璧」なのです。 このフィーリングは英語でも日本語と同じなのです。

このカテで何百回と書いてきた事ですが、英語を勉強する時に「英語だから」にこだわりすぎているのです。 日本語も英語も同じ人間がすることなのに、「英語だから」と言ってその人間性(共通に持っている人間としてのフィーリング)をまったく無視して、辞書や参考書を「鵜呑みして」、そして多くの人は「吟味しよう」とも思っていないのです。

辞書にperfectは完璧と言う意味であると書かれ、英語では比較級にはなれないと参考書や授業で言われて、それで終わってしまっているのです。 日本語の使い方、日本語でのフィーリングの表現方法、をちょっと考えれば、「より完璧と言う表現があるよな。 辞書や参考書では「出来ない」と書いてあるけど本当にそうなんだろうか」と私は考えて欲しいのです。 (そしてそのためにもこのカテは活用されるべき物であるわけです)

より完璧な、一番完璧な、と言う日本語表現をよく考えれば、「完璧と言う表現に絶対的完璧のほかに幅ある」と感じる事が出来る、更に過激的とも言える発言をさせてもらいますと「英語を使えるようになりたいのであれば感じろ、それがフィーリングでもある」と私は言うわけです。

昔は「教育に絶対性」があったのです。 彼らこそ彼らの教育方法はTHE perfectであり、(most perfectだと思い込んでいて, less perfect and needs to be corrected drasticallyとは考えない)教師はそれに洗脳されそして更に学生たちを洗脳したわけですね。

三省堂のNew Crown 1-3(ISBN4-385-70154-7, 70155-5, 70156-3)までが日本から送られてきています。 それを今見ています。 私はすばらしく良くできていると思います。 この三冊を「英語を使えるようになる」と言う事を目標にしてみっちり使えばかなりの実力がつくものと思えます。

ただ、この本を教えられる教師採用基準があるのかは疑惑の域をでません。 (なお、付録として簡単な辞書がついているわけですが、Perfectと言う単語は載っていませんでした)

ではまた、 

この回答への補足

補足が遅れたこと、また一部誤解を招く表現があったこと、申し訳ありません。

「試験英語の本」のような表現を使いましたが、この最初の疑問の発端になった「Perfect」の用例が出ていたのは、大学や高校の入試試験や定期試験ではなく、語研という出版社から出ている「パターンで解けるTOEIC TEST文法・語法」(藤井哲郎、Will Flaman著, ISBN4-87615-059-1)という本です。

TOEICのオフィシャル教材ではありませんが、本の題名に「TOEIC」と入っていてTOEIC対策を謳っている本です。

著者の中にNativeの英語を使う人らしき名前があり、有名な書店で平積みにされていたので、すっかり疑うことなく、この本の内容を信じていました。

幸いにも 06年9月の TOEICには、 "perfect"という単語がキーになる設問は無く、迷うことはありませんでしたが...。

補足日時:2006/10/06 08:02
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 同じく,American Heritage の perfect のところに,比較級で用いられる例が挙げられています。



http://www.bartleby.com/61/70/P0187000.html

 ここの "ideal for the purposes" に符合するように,ウィズダム英和辞典では,「最適の(ideal)」の意味でも比較級あり,となっています。それにしては,「最適」という訳語はどうかなとも思いますが。

 いずれにしても,perfect を比較級や最上級で用いることは,実際には行われていると言ってよいでしょう。

この回答への補足

英国や米国のBlogやコミュニティサイトでもネイティブらしき人がperfectに moreや the mostを使っている事例がいくつかありました。

もしかして、この想定されている設問自体に問題があるのかも知れません。

補足日時:2006/10/06 13:43
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小生の辞書(LEXIS E-J Dictionary)には次のように書かれています。



perfectは本来比較せず、veryなどで強調されることもないとされるが、実際にはしばしば相対化して用いられる。<例> more perfect social cohesion より完全な社会的結合

最近の辞書は英米の実情に即して編集されているような気がしますが、入試問題の作成者の多くはまだそのレベルに達していないのでしょう。入試問題と実際に使われる英語は違うものであると認識したほうがよさそうです。

この回答への補足

「実際」と「試験」では違う
出題者自身がそこまで詳しく調べていないと
考えたほうがよさそうですね。ありがとうございます

補足日時:2006/10/06 13:52
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アメリカに38年住んでいる者です。

 私なりに書かせてくださいね。

これは最近このカテでFavoriteについて書かせてもらいましたが、他に日本ではどんなのがそういわれているのか見させてもらいました。http://cosmos.nobody.jp/grammar/comparative.html の一番下に出ていました。

本当に学校ではこれが事実といわれている事なのでしょうか。 はっきり言って信じられません。

なぜなら、complete, perfect, impossible, sufficient, adequate, preferable, fatalなどほとんどがmostをつけて使われています。 もちろん使われているから正しいという事ではなく多くの人が違和感を感じない、と言うレベルです。 

enoughにしても一番使われないと思われているものでも見ない事はありません。

これは、最上級といいながら、ひとつしかない最上級ではないから、と言うフィーリングがあるからこそmore/mostが使え違和感を感じないわけです。

日本語では、~中の~、と言う言い方をして、強調する事がありますね。 完璧、と言う単語であれば、完璧ですね、といわれ、「いや、今のは完璧中の完璧なプレイでしたよ」と言う感じです。 

でもこういう単語は出来ないと「文法」が決めて試験などではバツを食うのであれば「試験英語」と言う英語を習わなくてはならないと言う事でしょうね。

#1・2さんがおっしゃるように、物理的にひとつを示す物、全てを示す表現、のように、数字的なものは理論的にもmore/mostは使えませんね。

これでいかがでしょうか。 分かりにくい点がありましたら、補足質問してください。 

日本語だって、一番完璧、っていいますよね。

何か私が勘違いしているのでしょうか。 

参考URL:http://cosmos.nobody.jp/grammar/comparative.html

この回答への補足

ご指摘を受けてみて、米国のWEBでこのような言い回しが使われているのか、検索してみました。

USA Today:無, NY Times:無
それで新聞で探すのは止めて政府機関で探してみました。

(多いのか少ないのか分かりませんが)NASAだけでも 87ページがヒットしました。

It was about the most perfect launch we have had.
http://history.nasa.gov/SP-4105/ch5.htm

The splashdown of Apollo 17 on December 19, 1972, not only ended one of the most perfect missions, but also ...

米国では日常的に使われていることが推測できました。

う~ん、「試験英語」というモノが存在するするのは知っていましたが...

補足日時:2006/09/23 16:05
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日常、あるいはビジネスでおもいつくのは、


absolute
complete (more mostをつけられこともあり。でも
副詞completelyではつけない)
sole
supreme
などでしょう。

意味からどんな語がそうか類推できるでしょう。
また、辞書にそれを示しているものもあるようです。
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favorite:最もお気に入りの


などが有名ではないでしょうか。

他にも
only:唯一の
whole:全体の
all:全ての
などは
『より唯一の』『最も唯一の』などと考えることができないので比較級や最上級はありません。
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