限定しりとり

弁理士試験の勉強をしている者です。
最近になって論文式試験の勉強を始めたのですが、よくわからないことがあって困っています。
レジュメの丸暗記に走らないこと、とよく聞きますが、一行問題のレジュメについても言えることなのでしょうか。
一行問題のレジュメの記述が基本的な事項だとすると、一行問題に対する作成する回答はほぼレジュメのままということになり、丸暗記に同じなのではないのかと思ってしまいました。
一行問題の勉強の仕方&そのレジュメの扱い方がわかりません。
どのように勉強すればよろしいでしょうか。

A 回答 (2件)

丸暗記できれば、そこに書かれている問題がでれば回答可能にはなるわけで完全に無駄というわけではないと思います。

お手持ちのレジュメにもよりますが、べた~と書かれたレジュメだと丸暗記は難しいでしょうし、再現性に欠けると思います。

試験合格には、他の人がどうしているかも重要だと思います。多くの人は一度はレジュメに接する機会があって、これと似たような形式で似たような文言を無難に書いてきます。そう考えればレジュメを捨てるわけにもいきません。ただ、レジュメを丸暗記しているかというとそういうわけではなくて、丸暗記しなくても似たような答案が書けるというのが本当のところだとおもいます。

過去問を検討すれば、生まれて初めて考えるような問題は出題されていないのではないかと思います。なんらかの形で聞いたことについて聞かれます。そのときに、どうすれば、すんなりと考えがまとめられるかと考えますと、のっぺりした平坦な知識ではなく山あり谷ありの起伏のある知識があればそれを目印に回答にたどり着くのではないかと思います。

具体的には、実施権について答えよと言われれば、条文に記載された通常実施権と専用実施権という大項目が思いついて、通常実施権とは何だろうということでさらに小さな項目が思いついて、では、通常実施権に関する論点はあるだろうかと。実務上気にすべきことはあるだろうかと。枝葉が伸びていきます。

プレゼンするときに、原稿を作ってそのとおりに話そうとすると失敗しやすいのはのっぺりしているからです。私の好きなやり方は、しゃべる項目を階層的にしておくことです。そうすれば、1つ1つの項目はすごく小さくなりますので、記憶から引き出しやすくなります。

レジュメの多くは、条文、青本、他の書籍、判例、の文言をそのまま書いた部分が多かったりします。これは勉強しているうちに、似たような文言にお目にかかるので良く分かります。そうすると説明の塊が見えてきます。

考えをまとめながら書いたので、ストーリーに脈絡がないかもしれなくてすみません。結局のところ、問題点に対する回答は、一言でなんだろう。二言ではなんだろう、と段階的に考えることができるようにすればよいと思います。今の段階でそのレジュメしかないのであれば、それを今の自分の回答として説明できるようにするべきです。丸暗記も必要かもしれませんが、アウトプットできるようになれば暗記が悪かどうかなどという問題はそのうちどうでもよいと気づくと思います。何かしらアウトプットできれば、ゼミでも議論に参加できます。

最初は一つ二つしか説明できなくても、そのうち、基本書などの説明を自分で取り入れて深い話ができるようになると思います。そのうち、自然とご自身のレジメが出来上がるのではないでしょうか。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
段階的に考えることが非常に参考になりました。
まだまだインプットも足りませんが、アウトプットの練習もしつつ、インプットしたものをどこかに記載されていた表現、あるいは自分の言葉で表現に拘らず、上手くアウトプットできるように勉強していきたいと思います。

お礼日時:2006/10/14 19:41

一行問題のレジュメを全て覚えることが全く無駄とは思いませんが、内容が理解できる程度のレベルになったら、重要度の高い事項だけを覚えて、これをつなげて文章にするようにして書くことをおすすめします。

この方が応用に対応しやすいと思います。
どこまでが重要か(どこまで覚えるか)は、その人の記憶容量、記憶の仕方、思考の早さなどが違うので、人によって変わってくると思います。

レジュメの丸暗記は、思考を低下させるので、これだけに頼るのは良くないと思います。
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