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クロス円以外の組み合わせでの取引を使用かと思っているのですが、わからないことがあります。例えば、USD/CHFの買い取引をしようとしているとします。FXなどは現物ではないのでそのままUSD/CHFでできるわけですが、もし現物を取引していたと仮定すると、私は円しかもっていないので、JPYでCHFを買い、そのCHFを売って、USDを買っているわけですよね。これって、結果的にCHFが相殺されるような形になっているのでUSD/JPYの買いと同じになっているのではないのか?と思うわけです。またFXであっても、USD/CHFを取引して損益が出ても、それは最終的にはJPYに直されるわけですから、CHF/JPYのレートは重要になると思うのです。それならやはり、USD/JPYと同じじゃないか?と思ったのです。現在、取引している会社にこのことを質問してみたのですが、「スワップとかが違うから、同じではないんですけどねぇ。」というようなあいまいな答えしかいただけませんでした。どなたか詳しい方お願いします。

A 回答 (1件)

私も最初は疑問に思っていた点ですね。

FXの取引は、以下のような手順に分けられます。

1、ポジション建
2、決済

これがクロス円以外だと、さらに以下の

3、損益の円へのコンバージョン

が加わります。ここで1から2まで1ヶ月、2から3までは数日としましょう。そして、USD/CHFを1.2600で1万通貨買い建てて、1.2700で決済したとしましょう。収益は100CHFです。

さて、上に挙げられたような現物取引をA、それからFXの取引をBとしましょう。どちらも確かにCHF/JPYの為替リスクはありますが、以下の点が違うところです。

A:現物
(1)CHF/JPYの為替リスクは1から3までの約1ヶ月間かかる。
(2)為替リスクはポジション全体にかかる。

B:FX
(1)為替リスクは2から3までの数日間だけ。
(2)為替リスクは収益分の100CHFだけにかかる。

なぜこの違いが出るのかというと、FXは結局バーチャルに通貨を売買するだけなので、JPY→CHFという最初のコンバージョンはないのですよね。

だから決済時になって収益が出て、やっとバーチャルではない本物のお金として自分の手元に残ります。そして、それが円にコンバージョンされるまでの短い間だけ、CHF/JPYの為替リスクを負うのです。あまり気にするほどのものではないでしょう。

100CHFの収益なら、それがレートによって9300円になるか9400円になるか程度の違いです。

ちなみに、これは私が使用している業者の場合なので、業者によって多少の違いはあるかもしれません。
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この回答へのお礼

非常にわかりやすいお答え、ありがとうございます。とても納得がいきました。そして、あくまでUSD/CHFとUSD/JPYが違うということも理解出来ました。これで安心して取引できそうです。ありがとうございました!

お礼日時:2006/10/08 11:09

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