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知的障害を持つ方(特に重度)にとっての自己決定について考えています。成年後見制度等といった支援方法もありますが、代行判断って本当の意味でその人の自己決定につながると思いますか?また、施設での活動で意思表示が困難な利用者の人に対して、本人の意思を尊重した支援方法はどういったことが行われているのでしょうか?理想論でも構いません。ご意見よろしくお願いします。

A 回答 (2件)

うーん、難しいですね。


個人的には代行判断は代行判断でしかないように思います。
後見人は利用者の利益を考慮して支援していったとしても
それが本当に利用者の望んだことなのかは正直わからないと思います。
しかし、だからこそその方と密に関わり、なるべくその方の意思に沿うよう
に努めなければならないと思います。

施設でも、意思疎通が困難な方に対しては、その方とコミュニケーション
をとって、その方を理解していくことに尽きると思います。
私は実習で障害者の施設に行かせていただきましたが、コミュニケーション
をとっていくうちに、この方のこの表情は嬉しいときかもしれない、
この声のトーンは機嫌がいいかもしれない等と感じることがありました。

施設に、ほぼ「ウゥー。」という言葉しか発しない利用者の方がいらっしゃいましたが、
明日の洋服を決めるときなど「○○にしますか?それとも△△にしますか?」
と聞いて反応の良いほうを出しておいたりしましたね。
反応が良い方というのは、もちろん、私の考えにすぎませんが。
でも考えたり、想像したりすることはとても大切なように思います。
こうかな?と思考をめぐらすことが理解につながるように私自身は考えています。

また、知的障害や認知症などの障害をもっていない、
頭がしっかりした方(身体障害者や高齢者)でも、
気をつかったり遠慮したりして嫌なものでも嫌と言わない方もいらっしゃいます。
愛想笑いが得意な方もいらっしゃいますし。(苦笑)
そのような方々に対する自己決定に沿った支援も
難しいなと個人的には思います。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。意思疎通が困難な方に対し、自分の考え、想像力って大切ですよね。(あくまで自分の考えなので無理やりにやらせているという点も否めませんが。)私も実習の指導者の方から、意思表示が困難な方でも、この人がこういった力をつけていればいいな、という想いをもち関わっていくことの大切さを教わりました。例えその時点でそれが本人の意思とは違ったことを行っていたとしても、それを継続し、本人に能力が身につき、本人がその行為に満足することもあるので自己決定もその場だけでは判断できない所もあるようですね。bittercocoa127さんがおっしゃったように一人ひとりの自己決定に沿った支援は非常に難しいと改めて思いました。貴重な体験談ありがとうございます。

お礼日時:2006/11/11 16:48

代行判断が本当の意味で自己決定につながるか・・・難しい問題であり、永遠のテーマですね。

難しいからこそ信頼関係とその人のことを知ることが必要なのだと思います。
施設での~はたとえば食事ひとつ選ぶにしてもひとつひとつ目の前にもっていき、表情や目の動きで判断するといったことがありました。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。代行判断は確実にその人の意思と合っているかどうかはわかりませんが、やはり意思表示が困難な方に対しては必要だなと考えるようになりました。(もちろん、その行為に対し周囲の者に説明しても納得してもらえるものを持ち合わせていなければなりませんが)重度の人が自分ひとりで決めることを自己決定とすると、援助者はその人の意思が理解できるまで何もしてやれないということになるので、確かに難しいですよね。

お礼日時:2006/11/11 16:31

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