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新築1戸建てを北海道で建築予定のものです。
当初は12月末の年内引き渡しの予定でしたが、諸事情(自分にも非があります)により、完成引渡しが2月末頃になる予定です。
そこで、急に「真冬の住宅建築」に対して不安が広がりました。
それまでも、12月末ということで、雪や寒さへの不安はありましたが、「基礎は11月中に終わるし、まあ大丈夫だろう」と思っていました。
しかし、2月末となると、完全にほぼすべての建築過程を真冬で行うこととなります。
そこで、みなさんにお聞きしたいのですが、
1.寒さが基礎工事に与える影響
2.雪がどかっと降ると、住宅建築にどのような影響があるのか
3.寒さが大工さんに与える影響(手がかじかんで細かい作業に支障が出そうな気がして・・・)
4.その他に寒さや雪が住宅建築に与える影響があればなんでも

大変漠然としていますが、気持ちがもやもや不安です。
ぜひ、ご回答お願いします。

A 回答 (3件)

1.寒さが基礎工事に与える影響


コンクリートの品質に与えるコンクリート自体の温度と気温の影響が考えられます。
簡単に書きますが、打設されたコンクリート温度が0度を下回ると、コンクリート中の水が凍り、水とセメントが反応しなくなります。
つまり、コンクリートにならず、「砂利とセメントを混ぜたもの」になってしまう危険性があります。
また、コンクリートの強度は打設後28日の圧縮強度で管理されますが、通常のセメントの場合、この間の気温が210度日(10度の日が連続して28日続けば280度日)以上を想定していますので、これ以下になることは避けなければならないこととなります。
ま、北海道の業者で、実績がある業者ならば、養生(覆いや加温)の方法を用います。昨今は、真冬でも平気でコンクリートを打設します。当然、経費は係るのですが・・・。

2.雪がどかっと降ると、住宅建築にどのような影響があるのか
降雪による影響は、適切に除雪等を行えば、防げます。
但し、適切に行われれば、であり、木造の場合、仕口や摺り合わせ部分に雪が入り込む、なんてことは容易に考えられます。
対策として、適切な多いなどにより雪の付着を防ぎ、付着した場合には取り除く、という当たり前の作業となります。
冬季の施工の場合、出来る限り早く外装を完成させる事となります。

3.寒さが大工さんに与える影響(手がかじかんで細かい作業に支障が出そうな気がして・・・)
手がかじかんで、まではあまり考えたことはありませんが、外装の場合には、影響はある程度はあるでしょうね。

4.その他に寒さや雪が住宅建築に与える影響があればなんでも
細かい点では、塗装や防水、コーキングなどの不良が考えられます。
材料自体が凍結してしまう、そこまで行かなくても、施工性が著しく落ちる、などの影響が考えられます。
ま、適切に採暖等を行えば良いのですが。
附帯的に、温度差による影響も考えられます。
北海道とは言え、昼前後の南面で日射のある場合は、ある程度温度が上がりますので、適当な施工が確保されますが、その後の温度は急激に下がりますので、乾燥不良、硬化不良などを起こしやすい、と言えます。
更に言えば、加温を優先するあまりに、ジェットヒーターを多用しすぎて、施工中にひどい結露を発生してしまう、なんてお粗末な現場も有ります。

悪い方向からばかり書きましたが、どれも対処は可能な問題と考えています。
対処には、経験がものを言うことも多いので、冬期間の施工実績などを確認し、あとはこまめにチェックするしかないと思われます。
施工法も進歩していますので、冬だからどうしても悪いものしか出来ない、という時代ではないと思いますが、やはり、注意すべき点は多い、ということになります。
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この回答へのお礼

丁寧な回答ありがとうございます。
冬季に施工して良いことというのはなさそうですね。
この回答いただいた内容を早速施工業者に確認したいと思います。
細かい点までは管理できませんから、特に冬季の施工実績は大切ですね。大変参考になりました。ありがとうございました。

お礼日時:2006/11/08 14:25

札幌在住ですが、先日地鎮祭を終え、今週から杭工事を始めたので、来週には、基礎工事に入ると思います。


打ち合わせの段階では年内で外側まで建て、年明けから中の作業の流れです。
基礎工事に関しては、気温が11月でもマイナス気温が続くのなら大きなテントは張りすっぽり囲んで作業するそうです。またセメントの配合も替えるので、大丈夫との説明でしたし、実際真冬の作業をしている現場を今年の2月に見学しているので、あまり心配はしてません。

さすがに根雪での外装の工事はやりにくいので、12月中旬までには外装関係は終わらせるそうです。

去年から色々なハウスメーカーや工務店を見学しましたが、真冬でもそれぞれ工夫して作業していました。
昔ほど心配は無いと思いますが?
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
そうですか。少しホッとしました。今週末に施工業者と打ち合わせがあるので、具体的な施工方法を確認してみます。ありがとうございました。

お礼日時:2006/11/09 09:03

私は東京の建築業者です。


以前富士山のふもとの河口湖(標高1000メートル)で、12月着工で3月末引渡しの現場が有りました。もう一生忘れません得に基礎工事でコンクリート工事以外は寒いだけで差し支えありませんが、コンクリート打設後の固まるまでの時間これは大変でしたよー、かなり大きな現場でしたが基礎をスッポリ囲い中でストーブや七輪をたき、温度を下げないように2晩徹夜しました。
河口湖は12月でも明け方はマイナス10度を下回ります日中も地面が解けてきたと思うとすぐ午後固まるぐらいでした。基本的にコンクリートは5度以下では施工は不可能と言うことなのでそういう工事しました。
それでも内部の気温はマイナス8度まで下がりました。良かったのは型枠を木製枠で組んだこと、これは保温効果でコンクリートまでマイナス8度にならなかったことだと思いました。
たぶん地元の業者の方は、知っているとおもいます、後の工事は凍らないように気お付ければ何とかなると思いますよ、時にコンクリートとモルタルなど・・時間に余裕があれば後期遅らせら方がより良いとは思いますが・・。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
私の住んでいるところでは、11月中旬から12月の最低気温は-5度くらいです。コンクリートは5度以下では施工は不可能なんですね。
業者の方に、具体的にどうやって寒さ対策をするのか確認するようにします。ありがとうございました。

お礼日時:2006/11/07 20:41

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