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現実的に、コイルLには残留抵抗RLがあります。また、コンデンサCには漏れコンダクタンスGCがあります。残留抵抗や漏れコンダクタンスがなぜ発生するのでしょうか?またこれらを抑えるにはどのようにしたらよいのでしょうか?どなたか教えてください。お願いします。
いろいろ調べ、また自分自身の考えでは、残留抵抗RLが発生するのはコイルが導線で作られており、その導線の抵抗が残留抵抗となっている。そしてそれを抑えるには、コイルの長さを短くすることにより対処できる。自分は以上のように考えました。この考えの成否もあわせて教えていただければ幸いです。

A 回答 (2件)

コイルの抵抗分を抑えるには導線の抵抗を減らすことが有効ですが、長さを短くしたのでは目的とするインダクタンスを得ることができなくなります。


透磁率が高いコアを使えばコイルの巻き数をへらせますが、磁化特性によって、損失があるので、コアの材質を選ぶことも重要です。 コアを使わ無いほうが良い場合もあります。

高周波のコイルでは表皮効果による抵抗分増加を抑える目的で銀メッキしたり、リッツ線(細い導線を撚ったもの)を使ったりします。

コンデンサについては、電極の間に挟む誘電体の特性が大きく影響します。また、円筒状のコンデンサは電極を巻いているので、コイルとしての性質も出てきます。
 小型にするためには電極もなるべく薄くする必要がありますが、そうすると抵抗分が増えます。
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この回答へのお礼

有難うございます。現実の素子についてよく分かりました。

お礼日時:2006/11/15 14:00

> がなぜ発生するのでしょうか



屁理屈みたいになりますが、理想的な状態を作る技術が完成していないから
とでも言えばよろしいかと思います。
抵抗成分については、超電導状態を利用すればゼロにできますが
極低温を維持する点で現実的ではありません。
とはいえ、どうしても重要な実験用途なら採用するでしょう。

超電導状態でなくても、電気抵抗の少ない金属を使う方法でも、
根絶は無理でも低減できますね。抵抗成分が小さい金属といえば
銅に次いでは銀だったかと思いますが、コストがかかりすぎます。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。非常に参考になりました。

お礼日時:2006/11/15 13:59

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