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先日「生物のギモン」を質問させていただいた者です。
上記で頂いた回答をちょっと踏まえての質問です。

現在、地球上のあらゆる所に生物って存在していますよね。
高山から深海までたっくさんいますよね。
なんでなんだろう?って思ったんですが、自分なりの考え方としては「生物が進化していくうえで様々な環境に適応する生物が誕生したため(1ヶ所では絶滅も免れないため)」と考えていますが、答えがあっさりしすぎでは?と思います。
みなさんはどう思いますか?
また、私の意見で何か間違った所があればご指摘していただけるとありがたいです。

A 回答 (7件)

例えば、ご自身の身に置き換えて考えてみましょうか。



374さんは、どんな環境が好きですか。
374さんの好きな環境というのは、他にも好きな人が大勢います。
ということで、その環境が好きである人同士、その環境を奪いあっていると仮定してみましょう。自分の占有できる空間は狭く、エサの確保にも難儀しているとします。
ここで、たまたま環境の好みでない所に適応できる場合を考えてみましょう。そこにはちょっと不味いけれど生きていくには充分な食糧も住環境もあります。もし、そこに移動して適応的になったら、その環境についてのみいえば子孫は増え放題です。さあ、374さんならどうしますか?

こういう話をしたのは、私がなんとなくですが、「あっちの環境の方が理想なんだけれども、やむなくこっちで生きている」という種が結構いると思っているからです。
絶滅などで場所が空けば(もしくは、空いた場所があれば)、そこを埋めるように別の種が入ってくる。結果として、それが進化へと繋がることもあるのではないかと。

つまり、私の中の結論を書きますと、地球上のあらゆるところに生物がいるのは、そこに生きるに充分な空間(ニッチ)があったからでしょう。

あと、一口に374さんは「環境」と言っておられますが、環境を構成するものの中にも「生物」は当然含まれています。地質(水)環境や生物環境、気候環境などあらゆるものを総じて「環境」と言っていますから。ということで、少し意地悪な見方をすると、
>生物が進化していくうえで様々な環境に適応する生物が誕生したため
というのは論理的ではないですね。その「環境」の構成要素に生物も含まれてしまっていますから。「では、多様な環境はいかに構成されているか」という質問が出た時に堂々巡りになってしまいます。
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何度もすみません。



> 環境に適応する生物が誕生したため(1ヶ所では絶滅も免れないため

再三書きましたとおり、「絶滅を免れるため→別の環境への適応生物が誕生した」これはありえません。たとえば、危険を感知した動物が安全な地に逃れる、これはよくあります。しかし、書かれているようなことはありえません。何かの目的のためにそれを達成するような性状を得られるよう自ら遺伝子を変えていくことなど絶対にできないのです。
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すみません。

質問の本題にほとんど答えていなかったですね。

「先の質問」というのは拝見していませんが、極限(微)生物の話題だと推察します。
極限微生物はその生態的理由により培養の難しいものが非常に多いですが、その遺伝子の多くが、そこらじゅうにいる細菌のそれと似ていないことが多いです。つまり、その遺伝子の産物であるタンパク質もおそらく似ていないものが多いはずです。極限微生物は、超高圧や超高温、低温で生きられるカラダやその成分を持ち合わせています。

したがって、分子生物学的系統進化学観点からすると、マップ上は細菌の中でもかなり遠隔の地に位置することが多いのではないでしょうか (憶測)。

ただ、先に書いたとおり、変異はその生物の都合のよいように起きるものではないので、人間をはじめ多くの生物種が暮らす「穏やかな場所」ではかえって激烈な環境で生きられないものが、たまたま生きられた極限環境ということが言えますから、長い歴史の中で分布したのは不思議ではないと思います。もっとも、タンパク質を持つという生物である以上、化学 (not 科学) 的に非常に厳しい条件に耐えられるタンパク質をそろえるに偶然至って生き延びる生物が誕生するようなきわめて低い確率を当てた生物史の年月の長さに感嘆はします。
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「結果論の逆」というのはわかりませんが、何かの目的のために、ないしは何らかの生態的行動の結果として進化 (退化を含む) することはできないということです。



日本のメディアは知ってか知らずしてか不明ですが、自然科学の分野においてもかなりの嘘をばら撒いています。目が必要ないから代々と目が退化したわけでも、穀物を食べてきたから代々と腸が長くなったわけでも、直射日光のきついところに住んできたから代々肌の黒い子が生まれてくるようになったわけでもありません。

直接的な致死性の性状は単純な自然淘汰で説明できますが、そうではないものについてもきちんと説明があります。
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ご意見というより、それしかありません。


ある目的のために代々と、生物が進化や退化を起こすことはありえません。
メディアはときどき「~のために~になった」(例: 昔から穀物を食べてきたから腸が長くなった、深海に棲んでいるから目が必要なくなった)と言いますが、間違いです (ごく特定の局面の話としては間違いではない)。
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この回答へのお礼

目的のために進化・退化確かにありえない。結果論の逆なだけですよね?
2度にわたる回答ありがとうございました。

お礼日時:2006/11/12 14:59

生物の進化についてよく考えます。



僕なりの今の意見は
(1)たまたま他の生き物とは違う(遺伝子の変異により)生き物が生まれる
(2)たまたまその環境にマッチし、生き残る(合わないものは死んでゆく)

このようにして、『結果的に』その環境に合った生き物が生まれている
と解釈しています。
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この回答へのお礼

変異や環境に適合して生き残ってきた、という結果論なんですね。
回答ありがとうございました。

お礼日時:2006/11/12 14:56

環境に合わせて[目的として]生物が進化することはありえないので、ご認識のとおりで間違いないです。


実に数多くのミュータントが生じて、その中からいくつかがその環境の中で生き残り、かつ子孫を残せたから、存在するのです。
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この回答へのお礼

私の意見は間違いないんですね。やはり環境は大きな要因なんですね。
回答ありがとうございました。

お礼日時:2006/11/12 14:55

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