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こちらは関西電力管内です。電気の契約について詳しい方ご教示ください。
現在居住しているマンション共用部の契約は以下の通りです。
(1)低圧総合利用契約 46KW
(2)低圧電力     12KW
(3)従量電灯A
(4)低圧電力(消火ポンプ) 9KW
となっています。(2)の内容は集会室の冷暖房用クーラーで使用頻度が低いため月間使用量は100KWH程しかありません。基本料金が12,000円くらいかかってしまうため(1)に契約統合出来れば、この基本料金が節約できると考えているのですが、低圧総合利用契約は50KWまでのようで(1)と(2)を足すと超えてしまいます。
(1)と(2)を併せても実際の使用最大電力は瞬間でも50KWを越えることは無いと考えるのですが、やはり50KWの壁に跳ね返されてしまうのでしょうか。
何か良い方法はありませんか?
よろしくお願いします。

A 回答 (2件)

電気の契約容量算定の方法には、「負荷設備契約」と「主開閉器契約」の 2とおりがあります。


一般には前者です。
ご質問のように使用頻度が少ない場合、主開閉器を小さくして、負荷契約を主開閉器契約に移行することにより、基本料金の低減につながることがあります。
http://www.kepco.co.jp/pressre/2004/0507-1j.html

具体的な設備内容が分かりませんので、明言はできませんが、「主開閉器契約」を視野に、
(1) と (2) を併せて 49kW契約で収まらないか、
(2) と (4) を併せて 15~16kWでは無理か、
などが検討候補になるでしょう。

どちらかができるにしても、メータや配電盤周りの配線をいじらなくてはいけませんので、かなりの工事費が予測されます。
このあたりもじゅうぶん念頭に置いてお考えください。

別の観点ですが、(2) がエアコンだけの契約なら、春秋の不使用季は元電源を切ってしまうことです。
検針日から検針日までの 1ヶ月間の使用量が 1kWH 未満であれば、基本料金は半分で済みます。
ところが、エアコンを使用していないつもりでも、待機電力ですぐ 1kWH 以上になってしまい、基本料金は満額取られるのです。
注意事項として、再運転には半日以上通電してからなどのことがあります。
実施される前に、取扱説明書よくお読みください。
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この回答へのお礼

>ご質問のように使用頻度が少ない場合、主開閉器を小さくして、負荷契約を主開閉器契約に移行することにより、基本料金の低減につながることがあります。

このような契約形態があるとは知りませんでた。
有難うございました。

お礼日時:2006/11/26 22:35

(1)低圧総合利用契約46KW←共用部分(照明+エレベータ+給水ポンプなど)


(2)低圧電力12KW←集会室のエアコン
(3)従量電灯A ←おそらく集会室の照明やコンセント
(4)低圧電力(消火ポンプ) 9KW

(1)共用と、(2)+(3)集会室については、需要場所を分けて契約されていると思われるため、配線もメーターも別々になっているはずです。
1つの契約にするためには、(1)のメーターから、配線しなければなりません。
低圧総合利用契約は原則として50kW未満となっているため、最高49kWまでのはずです。
ただ、「原則として」と書いてあるということは例外があるのかも?とも思えます。
それでも、配線をやり直すのはかなりのお金がかかるため、お奨めではありません。

私のお奨めは(2)低圧電力のエアコンを使用していない季節は、ブレーカーを「切」にしておくことです。
ブレーカーが「入」になっているだけで、待機電力で数kWhの使用量が出てしまいますが、ブレーカーを「切」にしてしまえば、使用量が0kWhになり、基本料金が半額になります。
↓このページにも、「まったく電気を使用されない(使用電力量が0kWh)場合の基本料金は、半額といたします。」と明記してあります。

低圧電力
http://www.kepco.co.jp/ryoukin/h18-c1-9-1.html

次に(1)低圧総合利用契約 46KWが本当にお得なのかどうか試算すべきだと思います。
低圧総合利用契約は、基本料金だけで月63,000円かかる分、使用量料金を安くする契約ですので、相当多くの使用量を使わないと元が取れません。
従量電灯B+低圧電力に契約を分けた場合の方が安くなる可能性もあります。
分けた場合の契約容量は、おそらく従量電灯Bが20kW程度で、低圧電力が26kW程度になると思います(電力会社に問い合わせないと正確な契約容量は分かりません)。
例えば、上記の様な場合の基本料金は、
従量電灯B20kVAと仮定:378円×20kVA=7,560円
低圧電力26kW力率90%と仮定:1,029円×26kW×力率割引0.95=25,416円
基本料金合計:32,976円
低圧総合利用契約の基本料金63,000円と比較すると、30,024円安く済みます(あくまで契約容量を上記と仮定した場合です)。

使用量(kWh)については、電気使用量のお知らせに電灯分と低圧電力分が分けて書いてあると思います。
それぞれの数値を当てはめて計算すれば、だいたいの金額が計算できます。
電灯については、ネット上でシミュレーションができます。
・電気料金シミュレーション
http://www.kepco.co.jp/service/simu/index.html

低圧電力については、シミュレーションができないため、手計算が必要です。
・低圧電力の電気料金計算例
http://www.kepco.co.jp/ryoukin/h18-c1-9-1.html#a …

あとは、設備内容を変えて料金を安くするという方法があります。
それは、4kW以上の夜間蓄熱機器(蓄熱暖房器や電気温水器等)を、共用から電気を使っている管理人室に取り付けて、契約をハピeタイム+低圧電力に変更する事です。

・ハピeタイム
http://www.kepco.co.jp/ryoukin/h18-c1-1-1.html

この契約に変更した場合、時間帯ごとに電気料金が変わるため、多くの電気を使う夜間の共用部分の照明電気代がかなり安くなります。
ただし、マンションの共用部分では契約を断られる可能性もあるため、この方法にする場合は、事前に電力会社に確認した方が良いと思います。
また、蓄熱暖房器や電気温水器の設置工事が必要になりますので、その工事費+設備費を考慮しなければなりません。

いずれにしても、電力会社に相談することで、料金のシミュレーションや契約の相談ができると思いますので、相談されることをお奨めします。

参考URL:http://www.kepco.co.jp/home/community/index.html
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この回答へのお礼

>従量電灯B+低圧電力に契約を分けた場合の方が安くなる可能性もあります。分けた場合の契約容量は、おそらく従量電灯Bが20kW程度で、低圧電力が26kW程度になると思います(電力会社に問い合わせないと正確な契約容量は分かりません)。

実は元々従量電灯B(18KW)+低圧電力(28KW)の契約を低圧総合に変更いたしました。電気使用量から試算するとその方が安く付いたからです。過去の実績と比較しても実際に節約できたので正解だったと考えます。

>私のお奨めは(2)低圧電力のエアコンを使用していない季節は、ブレーカーを「切」にしておくことです。

参考にさせていただきます。
親切にご指導くださり有難うございました。

お礼日時:2006/11/26 22:32

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