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質問です。指尖容積脈波というのがありますが、これで、波高が増大するというのはどういうことなんでしょうか?血管の容積が増大しているということなんでしょうか。心臓より腕を上に上げて測定した場合、心臓位の波形よりも波高が増大しました。この場合血圧が高くなっているからと考えてもよいのでしょうか?本を読んでも理解できずに困ってます・・・。どのたかご存知の方がいらっしゃったらアドバイスよろしくお願いします。

A 回答 (1件)

こんにちは。


血液は液体ですので、気体の様に圧力で体積が変わる事はないので、おっしゃるように、血管の容積が変化してると言っても差し支えはないでしょう。

測定自体は、ヘモグロビンの量の変化を測定してるので、そこに存在してる血液の量の変化と言う方が適切かなと思います。

手を上に上げた場合ですが、波高が大きくなったのは、心臓の収縮期の血液量と拡張期の血液量の差が大きくなったからです。
どうして差が大きくなるかですが、血圧は一定でも、手を上に上げると、血液は自重で下に流れ落ちる為、拡張期の滞留量が非常に少なくなるからです。
収縮期では、心臓の吐出圧力があるので、下がるのにも限度がありますが、拡張期はそれがなくなります。
手が心臓より下なら、血液の自重により、拡張期に吸出しきれなくなり、滞留量が増えるので、その差は小さくなります。

感覚的に理解するには、手をずっと上に上げてると手が白っぽくなって痺れてくる事を考えてください。
血液の滞留量が減り、収縮期にしか血液が補給されないので、酸素、栄養ともに不足するからです。
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この回答へのお礼

大変詳しい回答ありがとうございました!とてもわかりやすく丁寧ですね。やっと理解することができました。本当にありがとうございます(^^)

お礼日時:2006/11/26 19:02

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