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F1やGTカーのラジエーターが地面に対して垂直ではなく前に少し傾いているのは、高さを低くして空気抵抗の少ないボディをデザインするためなんですか?また、傾けることによってラジエーターへの冷却効果にはどのように影響するんですか?

A 回答 (3件)

冷却効果から言えば、進行方向に対して直面にした方がよく冷えます。


F1にしてもGTカーにしても、レーシング速度で絶えず走行できて進行方向に対して直面に配置できるのなら、今より小さいラジエターで済んで車重の軽量化もできるでしょう。
でもそれだと、ピットロードや前車のスリップに着いた時に十分な冷却能力が得られず、オーバーヒートしてしまう。
それらの速度域でもオーバーヒートしないようにするには、低速域でも冷却能力の高い表面積の大きいラジエターを搭載しなくてはいけない・・・前面投影面積(輪切りにした面積?)の小さいレーシングカーでは、ラジエターがはみ出てしまわないよう、限られたスペースにこのラジエターを収める為に、斜めにして搭載しているんです。

>高さを低くして空気抵抗の少ないボディをデザインするため
ではなく、
高さを低くして空気抵抗の少ないボディをデザインしたために、ラジエターを斜めに配置。
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Vマウントラジエターの場合は、ラジエーターの後に風が抜けるようにダクトが付いていますので冷却効率は良いです。


例えて言うと、部屋に窓が2つ付いていて、1つだけ開ける場合は、ちょっとしか風が入ってきませんが、2つ窓を開ける事によって風が一気に入ってきます。原理はこれと一緒です。

Vマウントラジエターのメリットとしては、ラジエーターの面積を大きくしても斜めにするため重心が低くできることです。またフロンとスポイラーみたいな役目にもなるのでダウンフォースも稼げれます。
逆にデメリットとしてはフロントを長くするなどの改造が必要になります。1から作製するレーシングカーなどでは有効ですが、市販車となると無駄なスペースが増えてしまい。フロントノーズが長くなってしまいます。

もちろん同じ大きさのラジエーターを垂直で風の逃げ道を作ってあげれば冷却効率は同じになりますが、その分縦にでかくなり重心が上がってしまったり、空気抵抗が増えてしまいレーシングカーには向かなくなります。
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Vマウントラジエターの利点は、それ自体の空気の流れでダウンフォースを少しでも多く稼げるような風の通り道を作れるということです。


さらにF1やGTカーなどはもともと車高が低く、ラジエターへの空気の流入口を作りにくいという難点がありました。
これを、斜めに取り付けることにより空気を少しでも多くラジエターに当てることを目的にしてます。

http://homepage3.nifty.com/KMG/dic/vmaunto.html

この回答への補足

垂直のときと比べてどちらが冷却効果が高いのですか?

補足日時:2006/11/27 01:04
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