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来年卒論を書きます。
何を研究、というかテーマにしていこうかと思ったのですが、「瓦」でやってはどうだろうと思いました。そこで聞きたいのですが、考古学において「瓦」というジャンルの中でテーマは見つけやすいでしょうか。なんというか、先人の方々のすばらしい研究はあると思うのですが、そのなかをぬって入り込む余地あるのか、このテーマに未来はあるのかということをお聞きしたいです。

A 回答 (3件)

 「瓦」をテーマにと言うことですが。

瓦の文様や形成あたりは大分研究が進んできているように思います。
 「瓦」と一言にいっても研究する分野は沢山あります。
・瓦を焼く窯跡
・窯跡からみた流通経路・分布
・地域・年代の特色と変遷
・瓦を作るための材料の原産地の特定
                    などなど・・・
「瓦」を物としてみるのか、物流としてみるか、もしくは「瓦」を作る過程での裏側の動きに注目するかによって、テーマはきまってくると思います。
 卒論を書くに当たって、大切なのは「なぜ自分はこのテーマに興味を持ったのか」という、最初のきっかけです。研究や考察をして、何を知りたいのかという気持ちが大切です。
 
 考古学には様々な分野がありますが、正直なところ、今日研究はかなり進んでおり、新しいテーマを見つけることすら難しい時代です。
 卒論で新たなテーマを見つけ結論付けるのも良いですが、大学で数年考古学をかじった程度では、キツイものもあります。(←実体験談)

「過去の先人の研究をまとめる」というのも卒論として価値はあります。
 長々となりましたが、卒論がんばってください!!
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「時代」「地域」の設定によると思います。


例えば「古代(飛鳥~平安時代)」の「奈良・京都地域」だとかなり変わった切り口を求めるか、研究されていない遺跡でないと入り込むのは難しいでしょう。
あまり時代が下る(中世~近世)になると瓦も「工業製品」に近くなってきますのでなかなか....。
範型の傷や磨り減り、作り方などから「造瓦体制」を解き明かしていくと寺院や宮殿、役所の造営体制やその背後の豪族関係なども見えてくるので「研究テーマ」として面白いし、未来はあります。
しかし、かなりの根性を必要とします....古代瓦の布目痕の糸の間隔を比較したり、叩き目の照合をしたり....。
でも「興味がある」ということが文化系学問の最も重要なことですからがんばって卒論に取り組んでください。
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入り込む余地があるか否か。

空きはかなりあるでしょう。どこから発生して西洋へそして我国へ。地方によって形も焼き方も違ってくる。それが何時の時代のものか、何処で使われたか。では面白くありませんね。南米の或る遺跡から出土した瓦はヨーロッパから伝わったというより我国のものに近い。千年以上も前に我国と同じ瓦があったのか、窯も同じなのは何故か。先人達は現在の物が西洋式なのを理由に認めません。何処をどのように伝わったのか分かると瓦史の一人者になれるのでは‥。
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