プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

 鋳物の製造販売をしている会社です。よろしくお願いいたします。
製品在庫に残っている製品を販売見込みがない為、スクラップ屋さんに売却することになりました。
在庫金額は、500,000円ですが、売却すると税込84,000円にしかなりません。
この一連の仕訳を教えていただきたいのですが、、、
一応、自分なりに考えてみましたが、自信がありません(T_T)
こんな仕訳ってありますか?
また、資産を売却した場合、税務上、特に気を付けなくてはいけない点等が
ありますでしょうか。

(1)売却用貯蔵品/他勘定振替高 500,000
(2)未収入金 84,000/売却用貯蔵品 80,000  
        /仮受消費税   4,000
(3)雑損失 420,000/売却用貯蔵品 420,000

A 回答 (4件)

製品在庫金額の計上がどのようにされているかわかりませんので、仮定で話をさせて頂きます。



前期末現在で500,000円の製品在庫が計上されているとして、前期末での仕訳が

製品/期末製品棚卸高 500,000 


今期、期中在庫の洗い替えの処理はなしとして、

・製品を売却した際の仕訳
 未収入金/雑収入or副産物売上高 84,000(消費税込)

・期末の仕訳
 期首製品棚卸高/製品 500,000

とする方法もあります。

ただこれだと、今期の製造原価に50万が算入されてしまうため、会社の規模によっては利益率等がかなり変動してしまいます。

もっとも今回の取引自体がイレギュラーだと思いますので、変動しても致し方ないととらえるしかないんですが。
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この回答へのお礼

ご回答いただき、ありがとうございました。
経理は本当に奥が深く、初心者の私には毎日が勉強です。

お礼日時:2006/12/09 22:52

>一連の仕訳を教えていただきたいのですが、、、



完成品の計上を洗替方式で行う経理では、完成品の売却のたびに完成品に係る仕訳を起すようなことしません。

仕訳は、
(2)未収入金 84,000/他勘定振替高 80,000  
             /仮受消費税   4,000
だけで充分です。
期末に完成品の棚卸高を洗替計上することにより、売却損失も自動的に売上原価に算入されるので、(1)と(3)の仕訳は必要ありません。

※一般的には、製造完成品は「売却用貯蔵品」ではなく、「製品」で表示します。

>資産を売却した場合、税務上、特に気を付けなくてはいけない点等がありますでしょうか。

完成品をスクラップとして売却する場合でも、証憑を残して下さい。具体的には、納品書を発行し、完成品の規格、数量と対価を記載して納品書(控)を保存して下さい。そうすれば税務調査があっても大丈夫です。
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#2です。

訂正します。

『完成品の計上を洗替方式で行う経理では、完成品の売却のたびに完成品に係る仕訳を起すようなことしません。

仕訳は、
(2)未収入金 84,000/他勘定振替高   80,000  
        /仮受消費税   4,000
だけで充分です。』

これを、次のように訂正します。

『完成品の売却を総記法で計上する経理では、完成品の売却のたびに完成品に係る仕訳を起すようなことしません。

仕訳は、
(2) ⇒ 未収入金 84,000/ 雑収入     80,000  
                  / 仮受消費税  4,000

だけで充分です。』

この回答への補足

ご回答ありがとうございます。hinode11さんの最初の回答では
>期末に完成品の棚卸高を洗替計上することにより、売却損失も自動的に
売上原価に算入されるので、(1)と(3)の仕訳は必要ありません。
とお答えをいただいて納得したのですが、単純に回答訂正後の(2)の
雑収入のみの仕訳でいいですか?期末に起こす製品棚卸高の仕訳はどうすればいいのでしょうか?「期末に棚卸高を洗替計上する」って事は
今回の製品棚卸高から50万除くって意味でしょうか・・・
すみません。こんな質問ばかりで・・・

補足日時:2006/12/09 22:55
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#3です。



#2の回答のうち、訂正したのは『 』内の文章だけです。他の文章は生きております。

>期末に起こす製品棚卸高の仕訳はどうすればいいのでしょうか?「期末に棚卸高を洗替計上する」って事は今回の製品棚卸高から50万除くって意味でしょうか・・・

一般の会社では、期中の製品売上は総記法で計上し、期末に製品棚卸高を洗替計上する方法を採用しています。仕訳及び総勘定元帳は次の通りです。

(1)PLの「期首製品棚卸高」△△△円
 BSの「製品の前期繰越高※」△△△円  ※期首の製品在庫高
(2)期中に製品の売上が発生するごとに、
  売掛金 / 売上高
      / 仮受消費税
(3)期末に製品の棚卸を行い、在庫が○○○円とすると、仕訳は、
  期首製品棚卸高△△△ / 製品△△△
  製品○○○ / 期末製品棚卸高○○○


ですから、(2)期中に製品の売上が発生するごとに、
売掛金 / 売上高
    / 仮受消費税
と仕訳するだけです。売上高には製品売却利益が含まれていますが、利益を区分して明示しません。これを総記法と言います。
ですから、スクラップ売却した場合も、
未収入金 / 雑収入  
     /仮受消費税
だけで良い訳です。製品売却損失は雑収入に潜んでおり、損失を区分明示しません。


(3)の仕訳を「洗い替え」と言います。期首の製品在庫については反対仕訳を起して消去し、期末の製品在庫について新たに計上し直します。過去のものを一旦「消去」してゼロにする、「きれいにする」と言う事で、”洗濯”、”洗い替え”と呼ばれるようになったのでしょう。ここには在庫の差額を計上するという発想はありません。

期中の製品売却利益も製品売却損失も、期末に(3)の仕訳を起こす事によって、自動的に売上原価と売上総利益に算入されます。ですから期中の仕訳では、「売却利益」や「売却損失」という科目を取扱わないのです。







  
  
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この回答へのお礼

hinode11さんへ
ご回答ありがとうございました!とってもよく分かりました!親切丁寧に教えていただいで恐縮です!
「聞くは一時の恥」で今回質問して良かったです。
沢山勉強されたのでしょうか。hinode11さんのようになって、仕事をこなせるようになりたいと思います。
深夜までお付き合いさせてしまってすみませんでした。ありがとうございました!

お礼日時:2006/12/10 11:08

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