海外旅行から帰ってきたら、まず何を食べる?

私はデザイン系の専門学校を今年三月に卒業した者です。グラフィックデザイナーになりたくて、就職活動をしているのですが、なかなか決まりません。今、まだ就職活動中です。在学中はデザインの会社でアルバイトもさせていただいていたので、それも武器になるのでは?と思っていたのですが、そうでもなさそうです。雇う側は一体どういう所を見るのか意見を聞かせていただきたいです。一概には言えないとは思いますが、参考までに。それと、作品ファイルを持参しての面接がほとんどなのですが、はっきりいって、質に自信無いです。量が多ければ熱意は伝わるものでしょうか?どうか、どんな些細なことでもいいので教え手下さい。お願いします。

A 回答 (4件)

 現在、グラフィック・デザイナーの需要は、ある程度満たされています。

つまり、就職先は少ない、ということです。
 ただし「できるデザイナー、即戦力のデザイナーはいない?」との要望は、どんなデザイン事務所でも同じように抱える大問題です。
 つまり、新人デザイナー、新卒デザイナーは、毎年たくさん輩出されますので、そうした若い人の人材には困りません。
 以上を前提として考えて下さい。
 さて、ご質問の件ですが「在学中はデザインの会社でアルバイト」は、本当に素晴らしい選択だと思います。どんな些細なことでも、「経験」をもっていることの強みがあります。「箸入れ紙」「ティッシュ広告」「名刺」なんでも結構です。ただでも仕事をもらい「作品」の種類と数量を増やすことが、これから3年ほど大切です。
 また、自分のやりたい仕事や目標を明確にして下さい。たとえば「CDジャケットをデザインしたい」「パッケージをデザインしたい」「映画のポスターを制作したい」などです。そこで、既存製品を自分のデザインでリメイクして、自分の作品を作ることです。ここで、sanbonさんの実力、将来性、熱意が伝わるでしょう。
 その制作にあたって、良い方法を教えます。もしsanbonさんが「元ちとせのCDジャケットが気に入らなければ、リメイクをしましょう」、そしてsanbonさんが好きな、たとえば「倉木麻衣のCDジャケットをパクります」。パクり方は、まったく真似をします。この模写感覚が大切です。デザイン会社の人にバレバレでも問題ありません。正直に「私の気に入った倉木麻衣のCDイメージでリメイクしました」といえば良いでしょう。そしてsanbonさんなりのCDジャケットについて意見や熱意を語って下さい。
 さらに、純粋に「作品」を制作しても良いでしょう。イラスト、キャラクター、シンポルマーク、ロゴ・タイプフェイス、書籍雑誌の表紙、などです。
 ただし、ここでも良い方法があります。もうお分かりでしょうが、パクるのです。たとえばクルマの「トヨタ」のロゴを、女性向きに「資生堂風」にリニューアルし、こども向きに「トイザらス風」にリニューアルすることです。そして見せ方(プレゼン)に工夫をして下さい。ひとつ制作したロゴを、長体2点、平体2点、カラーバリエーション4点、とフロー・チャートのように見せることです。こうしたマーケッティング感覚をもったデザイナーのプレゼンは、雇う側にとって魅力的に感じられます。
 ここまで書けば、だいたい理解ができたと思いますが、sanbonさんに経験と実力が備わるまでは、先輩諸氏からデザインを学び受け継いでゆくことです。雇う側もそうした素直さを見ます。実力もないデザイナーが「オレのデザインを追求する」といっても誰も信用しません。それより素直に「先輩の作品を学びます」という人間を大切にします。
 デザインの現場は、商いの世界であり、徒弟制度が残っている世界である、ことを忘れないで下さい。
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この回答へのお礼

回答して下さりありがとうございます。
現場のプロから、こんなに具体的で分かりやすい回答をいただけて嬉しいです。
さっそく実行させていただきます。

作品ファイルというのは、自分のやりたい事を相手に理解してもらうためのものなんですよね。
やみくもにやっても意味がないということがよく分かりました。

不安と焦りばかりで芯が抜けてました。
落ち着いて、一歩一歩進まなければな、とおもいます。
またなにかありましたら是非、助言いただきたいです。
どうぞ宜しくお願いします。

お礼日時:2002/05/06 01:57

デザイナー9年目の者です。

広告関係です。
何にしろ、未経験ですから難しいですよね~。
私も9年前までは、sanbon様と同様、就職活動にいそしむ日々を送っていました。しかし、何とか新卒でとある会社に食らいつき、その後いろいろな会社を転々と渡り歩き、今では一応デザイナーで食っています。
その時の自分の経験と、デザイナーを擁する会社側の現状とを併せてお話ししますが、どうしてもデザイナーとして就職したい!!とお考えであれば、以下のことに今すぐ着手してください。
1・作品を見直し、手直ししたり作り足したりするなどして、質・量共にブラッシュアップする。
2・そして、それらの作品の制作意図を文章化し、作面の際にきちんと口で説明できるようにする。
3・自分が、どういう種類のデザインを今後やっていきたいか明確にすること。「現状、自分ができること」ではありません。「将来、自分がやりたいこと」を面接官に理解してもらうことが必要です。

作品についてですが、今の学生さん達はある程度Macができますから、例えばポストカードやCDジャケットなど、サイズの小さいものは器用に作ってきます。ただし、実際の仕事ではサイズの大きいもの、例えばエディトリアルで言えば雑誌一冊まるまるだったり、広告で言えば写真や文章が山ほど入っている折込チラシや新聞の全面広告など、サイズが大きくて情報量の多いものがメインだったりします。
ですんで、私の場合、潜在的なクリエイティブ能力があるかどうかの判断材料として、「大型の作品を持ってきているか」という点を見ます。個人的には、小さいもの30個持ってこられるより、大きくてある程度まとまりのあるものが10個以下の方を、断然注目しますね。
あと、質か量かという問題についてですが、できればどちらも満たしていることが望ましい。しかし、デザイナーの適性として、丁寧かつ正確かどうかは絶対に見ますから、私なら質をとりますね。見る価値のないものを大量に持っていくことは決して「やる気の証」にはなり得ません。
また余談ですが、学生さんの場合、未経験ですから現時点での能力・実績はあまり関係ないです。デザイン事務所のバイト経験も、それをやっていたからと言って他の人より高いポイントが付くこともないでしょうね。ちなみに選考に関しては、作品の出来が7~80%、人物評価が10%、やる気が10%って感じですね。まあ最終的には作品の善し悪しで決まると言っても過言ではありません。
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こんにちは。


私自身はWEBデザインを軸としていますが、仕事としては様々なデザイナー、クリエイターを雇う側の人間でもありますので、その観点から述べます。

単純に言って、「口先だけでないかどうか」という点を見極めようという事に絞っています。

「こういう事をやってきました」だけでは、「あ、そうなんだ。で、うちの会社ではどういう事ができると考えているの?」と切り返します。

どういうスタンスで、どういう思考で、それを成し遂げようとするか、それが重要です。

けれど、そこで履き違えてしまう人も多く、よく口にしてしまうのが「これをやる為には、私は寝ないで成し遂げました」というもの。これは一見聞こえは良いですが、「寝ないで成し遂げると言うのは、自己管理できない人なのかも」という疑問が湧いてくるのも事実です。
で、ただの苦労話で終わってしまうんです。

確かに、〆きりが迫っていたり、クライアントの無理難題に応える為には、徹夜作業がありうる業界ですが、それはできて当たり前、という認識がこちらには多く、それについてできるか/できないかは実は問題ではないです。
そういう事が多い部署に就職を希望している学生に対しては、逆に「徹夜作業とか、結構あったりするけど、大丈夫?できそう?」とこちらから聞きます。

それよりも、どうしてそういう作品を作ったのか、どういう疑問がそこで湧いていたのか、どういう事を、そのアルバイトで学んで、現在糧にしているのか、というその人の思考パターンや行動パターン、そういったものが何より重要です。
技術や知識は、会社に入ってから学ぶ事の方が、沢山あります。
それまで学んで来た事、出来上がった作品だけ沢山見せられても、その「どうしてこうしたのか」という部分が抜け落ちたプレゼンなり、面接内容なりを展開されるのだったら、「自分で考える事できるかな」と不安になって、「御縁がありませんでした」、って伝えてしまいます。
本当はいろいろ考えて、デザインしているはずです。
どんなに拙い事であっても、質に自信がなくても、それを伝えらえるか/伝えられないかでは、大きな開きがあるのです。
「あぁ、この人だったら、返ってくるな」と、感じさせる事が、重要だと思います。

言っても返ってこない人だと、結構こちらもツライので・・・・。

頑張って下さい。
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独断と偏見に満ちてますけど、よろしいですか?デザイナーの実態にはとんとうといので、その点も割り引いて読んで下さい。



まず私が見るのは「どういう特質を持っているか」と「ご自分が何をやりたいのか」です。
どちらも(内容はどうでも)方向がはっきりしていて、できれば具体的であること。
両者が大きく隔たっている時は、それを融和させる柔軟性を持っているかも問題になってきます。

お持ちになった作品の長所と欠点をご自分で指摘できるようであれば、その点をかなりクリアできている、と私なら判断します。

「質に自信がない」はマイナス点ではありますが、決定的ではないでしょう。一諸に働く上での美点がそれを上まわれば帳消し*にも*できると思いますよ。

最近は、「決められた事を100%こなせる。それ以上はそれ以下に劣る。」という判断をされる方が多くおられます。統括する側のレベルが低いので、そうせざるを得ないというところでしょうか。

私はそんな所で働きたくない(し、そんな所と一諸に仕事もしたくない)人間なので、世間の相場からはずれていると自覚しています。そんなわけで、あまり信用されませんように。
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この回答へのお礼

回答してくださりありがとうございます。

今まで受けた面接を振り返ると、確かに、自分がしたい事を明確に伝えられていなかったような気がします。
焦る一方で、肝心な所をあやふやにしてしまっていました。

改めて、自分を見つめ直してみます。
もっとビジョンをはっきり具体的にして、相手に伝えられるようにしていきたいと思います。
自分の方向性を確かにすることは就職活動以外でも大事なことじゃないかと思いますし。

貴重な御意見、本当にありがとうございました。

お礼日時:2002/05/06 01:19

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