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こんにちは。
私は去年3月に某大学の理学部(化学系)を卒業したものです。
医学部学士編入学の試験を4年次と去年の夏、合計2回受けたのですが不合格。

色々考えた結果、医学に関する大学院(医学研究科)への進学を考えました。

医療の道とは外れますが、医療に携わる医師の方々へ貢献できるので
このような進路を決めました。

そこで質問なのですが。
大学院の入試対策を1人でするのは無謀と考え、希望する研究室へ
“研究生”という形で来年の4月から所属し
そして大学院の試験を受けようと思うのです。

この進路の決定は無謀でしょうか。そして邪道でしょうか。
もっと賢い選択があるのでしょうか。

情報として。私は現在23歳。今までの学問分野とは離れるので
非常に勉強しなければならないのは重々承知の上です。
今年で24歳になりますが、大学院修士課程卒業で26歳。博士卒業で29歳。

将来の事や仕事の事を考える上で、非常に悩みます…。
大学に残るのか、就職するのかで身の振り方も変わってくるでしょうが
何かアドバイスをいただけると非常に嬉しく思います。

どうかよろしくお願い申し上げます。

A 回答 (11件中1~10件)

某私立大学医科学修士です。


だいたい生物屋さんと化学屋さんが入ってくることが多いです。
しかしながら医科学修士というのは学部がないため、試験の競争率は低いです。どこの大学にせよわざわざ研究生をする必要があるのでしょうか?まだ入試があるのでしたらまず受けてみるべきではないでしょうか?
また、医学部の研究室は学生の手がないので、労働力として重視されがちですのでその辺も考慮に入れてください。もしかしたら、とりあえずこき使うとか思っている可能性もなきにしもあらずです。
「医科学修士=医療に貢献できる」というのがかならずしも直結しない可能性があること、本当に自分はそれでいいのかどうか考えることが大切かと思います。
私の大学院同期で修士で就職した人でこの業界に残っている人はほとんどいません。みんなSEになったり、全く違う業種になったり。
厳しいことを言うようですけど、そんな現状です。もし、どうしてもやりたい研究があるなら、進んだらいいと思います。入試がまだあるんでしたら研究生やってるのは時間の無駄ですのでどんどん受けましょう。
医師になれないから医療に関わる仕事っていう意味で、こういったところを選ぶのはもうすこし考えた方がいいのではと思います。
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この回答へのお礼

なるほど。回答ありがとうございます。

“労働力”としてでも技術を磨くことができ、修士か博士の学位を取得する
ことができれば、その後の身を振る時に少しでもプラスになるのではと
楽天的に考えてみたりもしています。

>医師になれないから医療に関わる仕事っていう意味で、こういったところを選ぶのはもうすこし考えた方がいいのではと思います。

そうですね。臨床を研究は違いますよね。
研究は縁の下の力持ちのような存在。理学、薬学、工学の分野でも
医学分野への貢献はできそうです。

できればなりたかった人たちの近くで研究したい!という気持ちから
こういったことになっていたりもします。

ありがとうございました。もう少し考えてみます。

お礼日時:2007/01/04 14:45

 大学院医学研究科修士課程を修了した医科学修士です。

現在、大学教員です。いささか古い情報も混じっているので、回答自信なしです。

 これまでの回答を拝見していると、私が在学していた頃とは違うのでしょうか。それとも、各大学のカラーにより違うのでしょうか?
 私の経験はいささか古くなりましたが、No10の方の意見に近いです。
修士修了で就職の世話という点では、教員側に不慣れな面もありましたが、就職先に苦労するということはありませんでした。(私はいったん会社勤務を経験した後、ふたたび大学院博士課程に戻りました。)

 また、在学中から大変歓迎されました。これは、医学部学生とは違って、学部3年頃から卒研でしぼられてきた他学部出身者のほうが働き者であったというだけでなく、いったん他大学大学院を出たような優秀な製薬会社社員(つまりすでに一人前の研究者)が社命により受験し、入学していたからです。この一事をとってみても、製薬会社向きの大学院であり、修士卒でも就職には困らなかったということがわかると思います。

 私自身は、深く考えることもなく、出身学部の教員とソリがあわず飛び出したかったので、受けたらたまたま合格したのでしたが、この大学院で培った人脈は今も大いなる財産です。つまり、あらゆる学部(理、工、薬、農、文。工が最多だった)からいろんな人が集まってきていましたので、医学部の中で学んでいるおもしろさだけでなく、日常的に学際的雰囲気がありました。これは、予想外の収穫でした。
 私の修了した大学院は、医学部の学士入学を最も早くから実施したところなのですが、この学士入学制度はバックグラウンドを活かした毛色の変わった医学生を期待したのに、皆臨床医志向が強く、基礎医学分野からは修士課程の学生のほうが、医師に絶対なれないだけに各自のバックグラウンドを活かした基礎医学研究者になるべく期待されました。(ま、基礎系の人材確保という思惑はありました。)
 また、製薬会社に入って思ったことですが、習得した医学知識(臨床系の研究室でのCPCに出席もしていた:臨床経過報告と病理解剖の知見を報告する検討会)もさることながら、医学部の雰囲気を最初から知っているということが、業務に役立ちました。

 私の出た医学部の大学院は、昔から医学博士でない他学部出身の名物教授を何人か輩出したところですし、こういうカラーの大学院であったからかもしれません。

 入学する側は、先方の思惑はともかく、そこで自分が何ができるかを中心に進路を決めればいいのです。つまるところ、指導教官さえよければ、メタボリックマップが医学部と理学部では異なるなんてことはないのですから。

 ただし、医療にたずさわりたいというのなら、修士課程に入学すると、かえって精神衛生上悪いのでは。初志貫徹して学士入学されることをおすすめします。

 

 
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この回答へのお礼

回答が遅れて申し訳ありません。

丁寧な回答、感謝いたしております。

進路を決めるのは原則自分自身だということは百も承知なのですが
やはりその道を知っておられる方からのアドバイスは非常に嬉しく
同時に、これから進路を決める上で貴重な情報です。

大変参考になりました、ありがとうございました!

お礼日時:2007/01/14 16:29

私は薬学部卒業後に医学修士に入学し、最近、


修士卒で国内大手製薬企業へ研究職で就職した者です。
(学部、大学院ともに旧帝大です)

医学修士についてはネガティブな評判も多いですが、
必ずしもそんなことは無いと思います。
就職ですが、医学修士だからといって不利になることはありません。
同期にも、製薬・食品などの研究職に就職した人は沢山います。
教授推薦などが少ないのは事実ですが、
自由応募枠で活動する限りでは、他の研究科との差は無いです。
実際、私は学部時代(薬学部時代)の同期の平均より、
遥かにいいところに就職が決まりました。就活は個人次第です。

また、研究室内での扱いについてですが、
多くのトラブルは、医学研究科の研究室の多くがこれまで、
他学部からの修士の学生を受け入れてきた経験が無い事に、
起因するものだと思います。扱い方が分からないのです。

ですから、あなたが何をしたいのか、
将来どういった道へ進みたいのかというビジョンを明確にし、
それを先生方にきちんと伝える事が大切だと思います。
そうすれば向こうも必ず分かってくれるはずです。
伝えなければ向こうも扱い方が分からないのです。

あなたのケースについてアドバイスをするならば、
来年度に研究生という選択はおすすめできません。
あなたが将来、どういった道へ(就職か博士進学か、等)
進みたいのかを、できるだけ具体的に決めることが先です。
研究室や大学院を決めるのはそれからで構いません。
そのためにもっと情報を集めてください。

それに、医学研究科と医療を結び付けているようですが、
医師でないあなたが入って行うのは研究であり、
実際には理学や薬学の院と行う事は同じですよ?
もう一度よく考えてみることをおすすめします。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました。

私の質問に対して貴重な時間を割いて答えてくださる多くの方々を含め
特に、実際に医学修士をなさっていた方からの意見は大変貴重ですね。
私自身の展望をしっかりと確立すること、しっかりと心に留めました。

非常に感謝しております。
もう少しやり取りをしたいところですが、この場(OKWave)では
難しそうです…

何か手段はないのでしょうか。

お礼日時:2007/01/06 09:57

薬学部出身、現在理学研究科所属、旧帝大医学研究科医科学修士課程受験経験あり です。



・まず研究生として所属する場合
これは基本的に「一度修士を受けたが落ちた」人のために存在するものです。「試験に落ちました。しかし、どうしても貴研究室に入りたいので1年勉強させてください。」みたいな感じでOKをもらうものです。
私も突然研究生を申し込もうと思ったことがあります。しかし、相手側からすれば、見ず知らずの人を、しかも学生ではなく研究生として扱わなければならない、とても扱いづらいものとして見られるのが現状です。ご存知のとおり「研究生」は学生ではないですよ。だから図書館も利用するのも厄介ですし、定期券も発行されません。

・医学研究科自体について
私も医科学修士を受験したことがありますので、相当調べました。やはり、他学部→医科学修士→医学博士の後に医学の世界で生きていくには相当な苦労が必要だとお考え下さい。差別、待遇、ひどいのが現状です。もちろんその他の分野では問題ないと思います。
 あと、修士で就職するのなら医科学修士は避けるべきです。正直医科学修士に研究職の就職口はありません。行くなら博士まで行ったほうが良いです。


私は、薬学部の出身で医科学修士を受けましたが落ちました。そこで研究生になることも考え、その研究室の教授とも相談したのですが、上記のこと、それから医科学修士の現状を知り、医学の道から同じ研究分野の理学研究科に進学することを決意しました。

ずいぶん厳しいことを申し上げてしまい恐縮ですが、実際、上の大学に行くほど研究生という方は存在します。医学研究も現在HOTな分野も多々ありますし、やりがいはあると思います。
ぜひ頑張ってください。
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この回答へのお礼

回答、そして、熱いエールを送ってくださり、ありがたく存じます。

頂いた貴重な情報を元に、もう少し調べてみようと思います。
ありがとうございました。

お礼日時:2007/01/06 09:52

某国立大医学修士学生です。


他の皆さんも書かれてますが、医学部修士学生は医療の資格を取れません。私の同期や先輩は、生物系出身か保健衛生学部出身か薬学部出身の人が多いです。医療系出身以外で医療に関わる仕事がしたいのならば、就職活動で製薬会社のMRなどを受けるしかありません。
ただ、医学部の修士課程を受けるならば難易度はあまり高くないので、研究室訪問をして普通に受験したら合格できますよ。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

医療の資格を取得できないことは存じております。
非常に参考になりました、ありがとうございました。

お礼日時:2007/01/06 09:50

#4です。



とにかく医療に何らかの形で近づきたいと言うことですね。医学修士以外の道について知る例をちょっと記します。

私の部屋の隣の教授は、理学部で博士となって高校教員を暫くやられ、一念発起してあらためて一般入試で旧帝大医学部に入り直し医者になりました。非常に優秀な頭脳のかたですが、それでも受験に全てをかけた背水の陣だったそうです。他にも類似転進の例を知ってはいますがあまり楽な道でもないですね。

別の道として、医学部保健学科(放射線診療技術とか検査技術とか)への一般入試ならだいぶ楽です。入学してからも理学部(化学系)の素養は極めて役に立つはずです。編入試験で入るパスもありますが、これは保健学科系の履修をある程度していないとちょっと難しいと思います。
卒業後の道は、例えば放射線診療技術だったら放射線技師として病院でCTやMRIを運転したり放射線治療に従事したりします。医者の下働きという面もありますが、基本的にパートナーです。大学病院なら技師として勤務しつつ研究行為もできるでしょう。あるいは大学院に進学して保健学科系の教員になるとかの道もあります。
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この回答へのお礼

なるほど。回答ありがとうございます。

まだまだ私が知らない進路選択肢が沢山ありそうですね。
しかし時間もありません。

全ての時間を込めて集中してimoriimori様がおっしゃるような進路も含め
前進していきたいと思います。

ありがとうございました。非常に参考になりました。

お礼日時:2007/01/04 16:47

先に結論から:行くべきではありません!!!!


理由:
医学部の大学院は、主として医学部卒業生、すなわち医師免許取得者、が学位取得のための機関で修業年限は4年間。学位取得率:ほぼ100%です。
そこに、医師免許非所有者(すなわち他学部卒業者)が進学しても大いなる差別を受けます。
「医学部は医師免許所有者が絶対的権力を有している」この事を肝に銘じておいてください。
また、学士入学に関してですが、私の周りの経験からですと、修士課程をでている事、特に国立系の、が必須です。化学系の博士課程をでて学位取得後、学士入学をした人もいます。
医学部の学士入学の理由は、既に他学部である程度医学以外の研究をしてきた人のための窓口なのです。ですから、医師免許取得後(4年後)は、臨床に進むのではなく基礎医学の方に進んでもらいたい要望を持っております。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました。

>「医学部は医師免許所有者が絶対的権力を有している」

これは昔だけではなく現在もということでしょうか。
全ての医学部がというわけでもないのでは。平均して、という意味でしょうか。

権力は望んでいないので、研究さえできればと考えておりますが
それでも“行くべきではありません!!!!”と強くおっしゃっている
ということはそこには確信があるのでしょう。

ありがとうございました。

お礼日時:2007/01/04 14:40

それに比較的近い領域の教員です。

うちの大学にも医学修士課程があります。
以下のようなことがちょっと気になりました。まだでしたら、ちょっと調べてみてのご再考をお勧め致します。
修士を終えて仮に博士課程まで修了したところで、学部6年の教育を経ていない以上医者にはなれない(医師免許を取る資格はない)。ということをご承知なのですよね。
そんな医学修士課程ってなんのためのものなのだか、もちろん社会的理由があるのでしょうが、少なくとも大学院の後の進路展開という点では難しそうに見えます。
あと、医学修士の院生たちは進学して果たしてハッピーと思っているのかどうか。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

>ご承知なのですよね。

はい。承知いたしております。

>医学修士の院生たちは進学して果たしてハッピーと思っているのかどうか。

身近におりませんので、聞くチャンスがありません。
研究員のメールアドレスが載っているHPもあるようなので
そこからアポイントメントを取る、というのはいかがでしょうか。
ぜひ詳しい話を聞いてみたいものです。

お礼日時:2007/01/04 14:50

医科学研究科修士課程という前提で書きます。


どこの大学を受けられるかにもよりますが、地方の医学部の場合、穴場が多いです。
私の大学(Fランク)からも4年連続、隣県の国立大学法人の医科学研究科へ進学しています。入るのは、比較的容易です。
しかし、うちの大学から入った院生、全員が博士課程に進んでいます。
なぜでしょう?
もともと、修士課程はありませんでした。基本的に、医学部の教員は(例外はあると思いますが)、修士課程の学生の就職を斡旋した経験を持たない人が多いです。博士修了後の就職がそんなに良いことはまず考えられません。
正直言って、医学部の大学院は奨めません。理学研究科化学専攻の方が無難です。そうでなくても、理、工、農、薬学部の院に生化学などの研究室があると思います。正直言って、そちらをお奨めします。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました。

>正直言って、そちらをお奨めします。

今より少し視野を広げて熟考してみたいと思います。

時間がないので焦りますが、身から出た錆。仕方ないですね…。

お礼日時:2007/01/04 14:52

もう臨床へは進まないものとして書きます。



研究生になるにしろ大学院入試を目指すにしろ、その研究室を主宰する教授と密接にコンタクトを取っておかないといけないと思います。ある程度の知識があればあとは熱意だけだと思います。 しかし無事に大学院へ入学できたとしても修了後の就職はかなり厳しいと思います。実験補助などの仕事でしたらたくさんあると思います。折角学位を取ったのだから自らの手で研究を行っていきたいという人もたくさんいると思いますが、思った通りの職に就くのは結構困難です。
修了後のことを考えても仕方ないので、それまでにある程度の実力と人脈を持つことが大事だと思います。がんばってください。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

>思った通りの職に就くのは結構困難です。

そうですよね。学部卒は当たり前。院卒でまぁ人並み以上かなという話は
友人から聞いたことがありますし、結構周りで言われていますよね。

現場の本音、現実、などをもっとリアルに知りたいと思います。
そのためには、alanamiさんのおっしゃるように、頻繁にコンタクトを
とらなければならないのでしょうね。

分かりました。ありがとうございました。

お礼日時:2007/01/04 14:56

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