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高校2年生の女です。
先日「国家の品格」を読み、これはまさに自分のことだ、、とショックを受けました。
私は小学生時代をアメリカで過ごしたので、英語は話せます。しかし日本人としての一般的な知識が身に付いていません;
そこで、日本の歴史、伝統、文化などを、本を通じて学びたいと思います。
 
日本人として読んでおくべき本(有名な作家など)や、
これを読めば日本について詳しくなれるという本があればぜひ教えてください。 
出来ればですが、時間があまりないので短期間で読めるものが良いです。
 

A 回答 (9件)

 こんなの違うと考えられるかもしれませんが、


百人一首をお詠みになってはどうですか?
 わたしは、親から自分の好きな一句を覚えるように言われたものです
何も、全部を覚える必要はありません。
百人一首は、今風ではありませんが、言葉の使い方が落ち着いたり
言葉遊びという奥の深いものなので、ちょっと知っていると周りから
感心されますよ。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
百人一首!!好きな一句を覚えろと言われたんですか~。
私も実行してみたいと思います!なんだか久しぶりに詠みたくなってきました。^^

お礼日時:2007/01/04 07:42

「日本の思想」(丸山真男・著、岩波新書)でしょうか。


高校生にはちょっと難しいかな? 大学生になったら(高校卒業したら)読んでみることをお勧めします。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
難しいものですか~。大学生になったら読みたいです。
本屋で探してみますね!^^

お礼日時:2007/01/04 07:34

新渡戸稲造『武士道』



はいかがですか?特定の宗教というものをあまり持たない日本人が倫理観・道徳観をどのように教えるのかと欧米で問われた著者が武士道から答えを見出そうとして書いた本です。

日本人として読むべき作家としてはやはり夏目漱石、森鴎外などでしょうか。

夏目漱石『こころ』
森鴎外『舞姫・高瀬舟』
などはぜひ読んでいただきたい本です。
どれも量的には多くないので短期間で読めると思いますよ。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
森鴎外さんの本は読んだ事がないので見てみたいと思います。

お礼日時:2007/01/07 04:31

日本人として読んでおくべきかは判りませんが、


温故知新と云う意味で
三田村鳶魚(みたむらえんぎょ)「鳶魚江戸文庫」大きな図書館においてあると思います。
江戸文化・風俗の研究家です。

「日本人としてこれだけは知っておきたいこと 」
PHP研究所 (2006/10) 中西 輝政
この本はなぜ戦前を否定するのか、歴史を社会化と云う教科で教えるのかなどが書かれています。

「驕れる白人と闘うための日本近代史」 文藝春秋
松原久子 /田中敏(1935ー)
日本と欧米を比較すると、欧米のほうが勝っていると考える人たちが少なく無いです、ですが、日本も負けてはいなかったんだということを再認識させてくれる本です、江戸時代(1603年-1867年)、この間日本は平和の真っ只中、江戸中期から後期にかけては、江戸と云う都市は世界の中でも遜色のない大都市だったのがわかります、先にあげた三田村鳶魚の書籍と並行してみるとさらに良くわかります。

道元の
正法眼蔵、典座教訓 赴粥飯法もお薦めです。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
「日本人としてこれだけは知っておきたいこと」を先日、購入しました。
とても面白いです!!紹介してくださってありがとうございました^^

お礼日時:2007/01/07 04:35

「国家の品格」読みやすくていい本ですよね。

読み始めたら最後まで止まらずに読んでしまいました。

「国家の品格」の記述にも出てきたので、もしかしたら、もう読まれているかもしれませんが、私もおすすめなのが、
・「武士道」新渡戸稲造、です。 これは当時世界中で売れたらしいです。ページ数もそんなにないので、いいのではないでしょうか。日本精神の根源を説き明かした本かなと思います。

そして、なんとなく日本嫌いのサヨクだった私に、日本の文化・伝統・歴史の重要性に気づかせて、すっかり私を日本大好きにしてくれたきっかけを作ってくれたのが、
・「戦争論」1~3巻 小林よしのり です。これももうご存知かもしれませんが、第二次世界大戦をテーマに、日本の歴史や伝統を描いたものです。ただ、この本は右翼だといって毛嫌いする人もいますが、それはブラックジョークがきついからかな?と、思うぐらいでちゃんと読めば大丈夫です。大事なのは書かれていることよりも、何が言いたいかですしね。この本は、私がちょうど高校生のときに第1巻が出てそこからハマってしまいました。ただ、読むのに少し時間がかかるかなとは思います。ちなみに、漫画です。

なお、歴史の本とかを読むときは世界史と日本史の年表を見ながら、読むといいかなと思います。時間の流れが画として頭に入るからです。もちろん、文字通り本当に年表を見ながらでは、読めませんのでその辺の按配はおまかせします。私は、大体の年表を書いてそれをしおりにしています。少し大きくて本から飛び出していますが(笑)。

そして、余談ですが、ショウペンハウエルという人は「読書は必要な栄養素を取り込んで自分の活動に活かすためのものだ。」と言っています。そして、いい本は二度読むことをすすめています。二度目の方がずっとよくわかるからだそうです。

ですから、今は時間がないかもしれませんが、焦らず暇ができた時に再び読んでみてください。

以上、余計なお世話かもしれませんが、少しでも参考になればと思います。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
漫画でも、日本の文化などが学べるんですね!!
本屋で探してみたいと思います^^

お礼日時:2007/01/07 04:33

「たおやか」という日本語はご存知ですか。

日本人にとっての理想的なこころの一つですが、源氏物語でこのことばをあてはめられている人は"空蝉"さんです。さて、どんな女性でしょう。まずは、こんなことから当たってみてはいかがでしょうか。

↓はそれらのガイドブックとしてオススメします。学年と勉学に役立つことを考慮しているつもりです。

『東京に暮す―1928~1936』キャサリン・サンソム
失った日本の良さなどというのは、だいたい外国人が教えてくれます。
http://www.amazon.co.jp/%E6%9D%B1%E4%BA%AC%E3%81 …

『ホンモノの日本語を話していますか?』金田一春彦
(amazonの書評で「英語との比較で日本語の特徴を…」と書いている人がいますが、間違いなく、その人はこの本をほとんど読んでいません)
http://www.amazon.co.jp/%E3%83%9B%E3%83%B3%E3%83 …

『きれいを磨く美しい日本語帳』道行めぐ
品格云々は本書に書かれているようなことばを"こころから"使えるようになってからの話でしょう。「たおやか」もあります。
http://www.amazon.co.jp/%E3%81%8D%E3%82%8C%E3%81 …

  *
余計なお世話かもしれませんが『国家の品格』は『日本人の品格』ではないことにご注意くださいませ。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
「たおやか」という言葉、知りませんでした。
古典は苦手なのですが、興味を持った事でもっと勉強して物語を読めるようになりたいと感じました。

お礼日時:2007/01/07 04:30

高校生でも簡単に、短期間に読める物でしたら、


「漢文の素養ー誰が日本文化をつくったのか?-」(加藤徹:光文社新書)がお勧めです。是非一読して下さい。
同時に日本史も学ぶ事ができますよ!
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
その本、とても興味があります!次の機会に探してみます^^

お礼日時:2007/01/07 04:25

私も新渡戸稲造の「武士道」をお薦めします。


江戸時代の武士道精神が学べます。
あとは世阿弥の「風姿花伝」もお薦めです。本だけではもったいなので、実際に歌舞伎や能を観にいって体感するのもお薦めします。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
そうですよね。体感することも大切ですね!

お礼日時:2007/01/07 04:24

あの本から「ショック」を受けたのなら、『英語達人列伝』(斎藤兆史・中公新書)などはいい刺激になるかもしれません。


内容は、日本にいながらにして高度な英語力を身につけた十の文化人を取り上げ、英語という切り口でその人生を照射した略伝になっています。
野口英世などのよく知られた人から、一般には知られていない外交官、さらには鈴木大拙など日本文化を研究者する外国人が避けて通れない人まで多士済々です。いずれもモンスター級の人ばかりでエピソードも豪快です。
「伝記」ではありますが著者の主張が強く打ち出された本でもあり、「日本人としての確固たるアイデンティティーがなければ、いくら英語ができても通用しない」という考えが基調になっています。『国家の品格』の論調と似たところがあります。
「ショック」から得た読書欲が減退したかなと思ったら、「ビタミン剤」としても使えます。

ちなみにイギリスの大学で日本文化を研究しているある教授によると、ヨーロッパの思想界にもっとも影響を与えた日本人は「鈴木大拙をおいてほかにない」とか。(山折哲雄の文章より)

鈴木孝夫の『ことばと文化』(岩波新書)などは薄くて簡単に読める割には文化を考えるときには便利な本です。英訳も出ています。
この本に限らず、鈴木孝夫の文章はわかりやすく扱う問題も現代的なため、よく高校の教科書や大学入試などに登場します。高校生なら読んで損にはならないと思います。

英語が得意なら外国人と話す機会が今後増えることでしょう。そのとき「日本人の宗教」が必ず話題になると思います。そんなときに備えてこういった本はどうでしょう、『日本人はなぜ無宗教なのか』(阿満 利麿・ちくま新書)
日本人は「宗教」というと教祖、経典、教義などが備わったイスラムやキリスト教またはある種の新興宗教をイメージしますが、著者は(表題とは裏腹に)我々のありふれた習俗的行為も広義の宗教だと位置付ける立場をとっています。
私の評価はもう一つでしたが、アマゾンのレビューなんかでは高く評価している人もいますし、英訳も出ているようです。こういった小冊子一冊でも読んでいるといないとでは、日本文化をみる視野の幅に差が出ると思いますよ。

日本の文字文化をずっと支えてきたのは紫式部や芭蕉ではなく、孟子や頼山陽、つまり漢文でした。そもそも日本語自体が漢語によって語彙を劇的に増やし、漢文によって骨格を得てきたわけで、漢語・漢文は日本語の土台そのものとも言えます。外来語の氾濫という話題になると、「漢字はどうなんだ」と漢語や漢文を現代的意味での外来語・外国語と同列に扱う人が出てきます。こいう人たちに同調して恥をかかないためにも、丸谷才一や中村真一郎の日本語に関するエッセイはお薦めです。あとこれは品切れですが、渡部昇一の『教養の伝統について』(講談社学術文庫)の中にも同じ趣旨から推薦できる文章があります。近所や学校の図書館にあればぜひどうぞ。(No.7の方とかぶって申し訳ありません)

あと時間がないようでしたら、代表的日本論をコンパクトに紹介した以下のような本もあります。
『日本文化論の系譜―『武士道』から『「甘え」の構造』まで』(大久保 喬樹・中公新書)
『外国人による日本論の名著―ゴンチャロフからパンゲまで』(佐伯 彰一、芳賀 徹・中公新書)
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この回答へのお礼

とても詳しいご回答ありがとうございます。
「ビタミン剤」まで紹介していただき本当に感謝しています^^
日本の宗教について、もっと詳しく知りたいと思いました。

お礼日時:2007/01/07 04:23

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