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昨年、安倍内閣が高支持率で発足しましたが、最近は支持率が低下してきていると新聞やテレビのニュースで耳にします。
しかし、実際になぜ安倍内閣の支持率が低下してきているのでしょうか?学校の授業でちょうど政治を勉強しているのですが、まだまだ政治について分からないことだらけで、これまでの安倍政権をどう見たら良いかが分かりません。
どんなご意見でも良いので、“ここまでの安倍内閣の評価”についてみなさんの考えを教えて下さい!!
お願いします!!

A 回答 (5件)

1.阿部総理の経験不足


2.阿部内閣の人材不足
3.マスコミの無知
だと思います。

1.
阿部総理には世論をどう動かすか、どう国民に訴えかけるかの経験値が足りていないと思います。
復党問題でも阿部総理自身が会見を開いてキチンと国民に自分の意思を示して説明していれば、これだけ大きな反発ガ起る事もなかったと思います。

2.
個々の人材はなかなか良いと思うのですが、戦略的に核となる人材がおりません。
小泉内閣には竹中という切り込み隊長がいて、飯島(秘書)という親衛隊長がいました。
例えば小泉内閣ならば道路特定財源問題をやる時に総理が直接出張らないでも竹中という切り込み隊が出張ってくれて族議員と対決し、両者の意見が拮抗してきたところで小泉総理が美味しいところを持っていけたわけです。
しかし阿部内閣にはそういう人材がいないので阿部総理自身が飛び込まねばならず、返り血を浴びる嵌めになりました。
実際ガソリン税問題の決着は言われているほど悪くなかったのですが、悪いイメージだけが残ってしまいました。

また阿部総理が任命した人から不祥事が続いている問題でも小泉内閣では飯島秘書官が徹底的に調査を重ねてそういう事が無い人物を任命していました。
また総理自身が戦略を立てる上で飯島秘書官を中心とする政策チームがブレーンとして存在していたので、役人の嘘を見抜いたり、的確な判断が出来たわけです。
そこの部分が今の阿部政権では上手く出来ていないように思います。

3.
これが一番だと思います。
そもそも阿部政権は出来て三ヶ月です。小泉以後生まれた新たな政治手法を日本の政治に取り込んでいる最中で、若い総理が今までのやり方を大きく変えようとしているのだから、出だしでゴタゴタするのはある意味当然だと思います。
そんな中で中韓訪問、教育基本法、防衛省問題など難しい長年の案件を片づけたのだから、それなりに頑張っていると思います。
しかし日本のマスコミは何をしても批判しかしません。良い悪いを『評価』するのではなく、何をしてもここが悪いあそこが悪いと批判するだけなのです、全ての人を100%満足させる事など出来るはずがありませんよね?
ですから今の状態でアレだけ批判の嵐を浴びせるマスコミには正直納得できないものがあります。


最後に参考資料を紹介します。
まず自分の阿部政権に対する評価。ANo.4が私です。
http://oshiete1.goo.ne.jp/qa2640112.html

次に阿部政権の政権運営の問題点を評価した記事。道路特定財源問題における阿部内閣の働きを分析しています。
http://www.nikkei.co.jp/neteye5/shimizu2/2006122 …

あと政治について学ぶならば、たった3ヶ月しか経っていない阿部政権よりも、此間まで5年半続いていた歴史的な政権である小泉政権を勉強するべきだと思います。幸運にも今小泉政権を総括した名著が数多く発行されています。
その上でそこで得た情報をデーターバンクにして阿部政権を分析するとより正確な分析が出来ると思います。

と言うわけで小泉内閣を総括した本を何冊か紹介します。
『官邸主導―小泉純一郎の革命』
http://www.amazon.co.jp/%E5%AE%98%E9%82%B8%E4%B8 …
住専問題の昔から小泉内閣まで、政治家や役人がどういう理屈で動いているか、面子やプライド利権がどう政治に絡むのか説明しています。
その上で小泉内閣ではどうやって政権を運営していたのか分析しています。

『構造改革の真実 竹中平蔵大臣日誌』
http://www.amazon.co.jp/%E6%A7%8B%E9%80%A0%E6%94 …
小泉内閣の切り込み隊長だった竹中平蔵が書いた本です。
政策というモノがどうやって作られ、どのように施行されるのかが良く分かると思います。
また役人や政治家の抵抗しかた、マスコミの無責任さ、野党のだらしなさ、小泉総理がどのような役割を果たしていたのかも、垣間見えるかと思います。

『小泉官邸秘録』
http://www.amazon.co.jp/%E5%B0%8F%E6%B3%89%E5%AE …
小泉内閣の親衛隊長だった飯島秘書官が書いた本です。
総理に最も近い人が総理の活躍を記した本です。また小泉内閣で飯島秘書官がアメリカで言う首席補佐官のような役割を果たしていたのだと言う事が分かります。
勿論『構造改革の真実』共々、小泉にとって都合の悪い事は書かれていませんがそういうのは別の本で読めば良い話で功罪の功を知るには読んでおくべき本だと思います。

『外交を喧嘩にした男 小泉外交2000日の真実』
http://www.amazon.co.jp/%E5%A4%96%E4%BA%A4%E3%82 …
では実際の外交問題で総理は何を言い、どう動いたのかがある程度分かります。
コイズミの名はアメリカだけではなく欧州でも轟いています。
例えお世辞であっても『欧州にもコイズミのようなスターが居れば…』と言われるくらいの存在ではあるのです。また中国では今でもコイズミの名は畏敬の念を持って語られるらしいです。コイズミが本当に日本で言われている程度のアメリカのポチであるならばそんなことを言うはずないですよね?
この本を読めばその理由がある程度分かると思います。

ちなみにどれも面白く勉強になりますが、一番読みやすいのは『小泉官邸秘録』、一番勉強になるのは『官邸主導―小泉純一郎の革命』 だと思います。
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この回答へのお礼

お礼が遅くなってしまい申し訳ありません。大変参考になりました!
分かりやすく丁寧に解説していただき本当にありがとうございます!
政治のことを勉強するのに小泉政権を学んだほうが良いというのは、ごもっともだと思うのでまずは『小泉官邸秘録』から読んでみたいと思います☆

お礼日時:2007/01/17 13:34

評判が悪いのは、イメージが悪いことかな、しゃべり方がだめなんだねあの人はぼそぼそしゃべるからね、あとは自分が選んだ人が不祥事でどんどんやめたり、郵政民営化で追い出した人の復党をしたり、国民の大多数の反対があった教育基本法の強引な改正をしたので、人気が一気に落ちているのです。



この人はあらかじめ小泉氏が地ならしをしておいたのでスタートをした条件は良かったんですけど、しかしそれをうまく使える能力がなかったため、今では次誰にするかとささやかれるまでになってしまったようです。
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この回答へのお礼

回答して頂きどうもありがとうございます。確かにぼそぼそした喋り方はイメージが悪いです(笑)
やっぱり不祥事や復党問題、強引な教育基本法改正が原因の一部になってきているんですね。
大変参考になりました、それらについて調べてみたいと思います。
本当にどうもありがとうございました。

お礼日時:2007/01/17 13:45

メディアの対応などの問題もありますが、一番大きいのは「日本の世論がガタガタ」だからでしょう。


政治的な意味合いより、感情的な物の方が大きいと思います。
日本人は特に何もしないくせに、誹謗・中傷・批判だけは一丁前という人が殆どです。

政策(官が民へと提供する商品)の品質で、支持が上下するのはもう少し後でしょう。
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この回答へのお礼

回答していただきありがとうございます。
意識していませんでしたが、確かに「日本の世論がガタガタ」だからというのは根本的な原因かもしれません。
大変参考になりました、本当にどうもありがとうございました。

お礼日時:2007/01/17 13:38

>実際になぜ安倍内閣の支持率が低下してきているのでしょうか?


私的には郵政造反組の復党問題が大きいのではと思います。
復党させる理由、調整の経緯、決定内容、フォロー
に?という方も多いのではないでしょうか。
勿論、他にも色々な原因があると思いますが、党内、外交と
小泉元首相が壊したものを元に戻しているだけの感が。。。
いぁ尻拭いさせられてるとも言えますがw
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この回答へのお礼

非常に参考になりました!確かに復党問題はうやむやに流された感があります。貴重なご意見、本当にありがとうございます。
復党問題についてもっと詳しく調べてみたいと思います。

お礼日時:2007/01/11 13:31

安倍内閣問わずにマスコミや世間はちょうどこのくらいの頃に叩き出します。


小泉内閣の時も同じ事が言えます。
初めは皆、一応に期待を持っていますが、人間の心理と言うのでしょうか
今度はすぐに揚げ足をとろうとしてしまいます。

深い政治的な理由でなく、毎度毎度、首相クラスの評価、支持率と言うのは
こんなもんな気もします。

悪口やゴシップ系ワイドショウ好きな主婦のように少しのあらを見つけては
文句を言う日本人特有の悪い癖ではないでしょうか。

あくまで一個人意見として受け止めて下さい。
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この回答へのお礼

回答して頂きありがとうございます。
確かに日本人は何かあらを探して批判するのが好きだと思います。
支持率というのはこういうものなのかもしれませんね。
ご意見参考にさせて頂きます。本当にどうもありがとうございました。

お礼日時:2007/01/11 13:28

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