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火成岩などのところで出てきたのですが、本で調べてみると、鉱物は「天然に産する無機物」と説明されているのですが、イメージがわきません。また、鉱物が成長するというのも訳がわかりません。どなたかわかりやすく説明してもらえないでしょうか。よろしくお願いたします。

A 回答 (4件)

ちょっと単純化し過ぎて誤解を呼んでしまったようなので


再回答します。

「岩石」という言葉と対比すると分かりやすいと思います。
岩盤を形作ったり、河原で石ころになっているのが色々な
種類の「岩石」ですが、よく見るとまだら模様に何種類かの
「もの」が入り混じってできています。この岩石を構成
している「もの」は「鉱物」です。鉱物と呼べるためには、
成分、性質が一定であること、つまり混ざり物でないこと
が条件です。

顕微鏡で拡大しないとまだら模様が見えないこともあり
ますし、石ころ一つが一種類の鉱物だけでできている
こともあります。また、火山の噴気口に黄色く硫黄が
付着していることがありますが、これも鉱物です。

宝石のダイヤモンド、ルビー、エメラルド、水晶などは
石のどの部分を取ってきても一定の成分、性質を持って
います。これらの原石は鉱物なのです。
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この回答へのお礼

redbeanさんこんにちは。お返事どうもありがとうございます。

岩石と鉱物の違いがよくわかりました!大きさは関係ないんですね。宝石のダイヤモンドが鉱物だと言うことを聞いて「均質な石という意味がよくわかりました。その鉱物が合わさって石になるんですね。

すいません、何度も申し訳ないのですが、ちょっと気になったところがあります。

>石ころ一つが一種類の鉱物だけでできていることもあります。

これはどういうことでしょうか。一種類の鉱物でできているのならば、岩石ではなく鉱物ではないのでしょうか。

お礼日時:2002/05/12 23:39

>>石ころ一つが一種類の鉱物だけでできていることもあります。



>これはどういうことでしょうか。一種類の鉱物でできているのならば、岩石ではなく鉱物ではないのでしょうか。

そうです。いや、まあ、河原で石ころになっているのは
たいてい岩石なので、「河原で石ころになっているのが
色々な 種類の「岩石」ですが」と書いただけです。

ついでに言っておくと、現在、きちんと確認されている
鉱物は四千数百種に上ります。よく知られているものと
しては次のような名前が挙げられます。

ダイヤモンド
コランダム(ルビー、サファイアの原石)
緑柱石(エメラルド、アクアマリンの原石)
自然金
岩塩
石英(水晶のこと)
磁鉄鉱(砂鉄としておなじみ)
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この回答へのお礼

何度もお返事感謝です!

>そうです。いや、まあ、河原で石ころになっているのは
たいてい岩石なので、「河原で石ころになっているのが
色々な 種類の「岩石」ですが」と書いただけです。

そうですか。考え間違いをしていなかったようなので安心しました。
どうもありがとうございました。「鉱物」のこととても勉強になりました。

お礼日時:2002/05/13 23:48

鉱物は「天然に産する無機物」というのは間違いでは


ありませんが、地学関係で使うときはもっと意味を限定
して、「化学的な成分と性質が均一な天然の無機物」の
ことを指します。

思いきり単純化して言うと、「均質な石」のことです。

代表的な例は、岩石の構成要素で均質の部分を指す場合です。
花こう岩はご存知だと思いますが、これを近くで良く見ると、
白い部分、透明な部分、黒い部分の3つの要素からできて
います。これらは成分も一定していて、それぞれ、長石、
石英、黒雲母という鉱物です。

「鉱物の成長」は鉱物の結晶が次第に大きくなっていく
さまを表しています。火成岩の場合、いろいろな成分が
一緒になったマグマから出来るのですが、そのとき、液状の
マグマが冷えるにしたがってそれぞれの鉱物の結晶が段々
大きく成長していき、最終的に岩石になると考えられて
います。

鉱物を広い意味で言うときは、石油やコハクを含める場合も
ありますが、それは例外的な存在なので、普通は「無機物」
という定義で構わないと思います。
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この回答へのお礼

こんにちは。

>思いきり単純化して言うと、「均質な石」のことです。

単純化していてだいてありがとうございます!物わかりが悪いほうなのでシンプルにこう言い切っていただけると助かります。

普通にいままで石と呼んでいたものを地学では「~岩」と呼ぶんだなぁと思ったのですが、これは認識が間違っているのでしょうか?「均質な石」というのはに「小さな小さな石ころ」のことですよね?石というと野球のボールの大きさを想像してしまうのですが。

お礼日時:2002/05/12 00:42

私もそれほど詳しいわけではありませんが、「天然に産する」の部分は加工品ではない、つまりそのままの状態で産するということなのでしょう。

例えばダイヤモンドは人工的につくることができますが、それは鉱物に含めないということになります。もっともその点については私は疑問を感じないわけではありません。昔はこういったものは人工的には作れないものとの認識があったのかもしれません。おそらく科学の方が認識を超えてしまったのでしょう。また無機物といっていますが鉱物油、たとえば石油はれっきとした有機物です。しかも人造石油と言うものもあります。こうなるとその説明は誤りではないかとも思えます。
鉱物の成長ですが、これは勿論、生物のように子供のときから大人になるにつれて生態や機能が変わるというわけではありません。単純に大きくなるというぐらいの意味でしょう。例えばいくつかの鉱物は温泉で作られます。地中を流れる温泉水の中の無機塩類などが一つの核を中心に大きく成長するわけです。明礬や塩の結晶が成長する実験を見たことがありませんか。決して鉄鉱石がさなぎになったり、羽化して飛んでゆくことはないので念のため。
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この回答へのお礼

こんにちは。お返事どうもありがとうございます。

>単純に大きくなるというぐらいの意味でしょう。例えばいくつかの鉱物は温泉で作られます。地中を流れる温泉水の中の無機塩類などが一つの核を中心に大きく成長するわけです。

そのように成長するんですね。全然考えもつきませんでした。やはり核を中心にして大きくなっていくんですね。それにしても不思議です。明礬や塩の結晶が成長する実験は見たことがありません。自然の神秘ですね。

お礼日時:2002/05/12 00:37

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