人生最悪の忘れ物

原子力発電所が大量な放射能を出すような大きな事故を起こ場合(たとえば、チェルノブイリ事故のような大きな事故の場合)、
その事故が起こるのが何時ごろだと被害が大きくて、
何時ごろだと被害が比較的小さいでしょうか。

詳しい時刻でなくても、「朝」、「昼」、「夕方」、「夜中」など、ばくぜんとした時間帯でも結構ですから、何時ごろだと被害が大きく、何時ごろだと被害が比較的少ないでしょうか。

A 回答 (3件)

爆発事故が最も悲惨な例ですが、その爆発事故も2例に分けられます。


まずは至極簡単な例にして最悪の事態である、核爆発です。
これは爆発の瞬間が被害・被爆量とも最大となり、
あとは急速に放射能が減少していきます。
爆発の雲が晴れ、更地になった周辺の街が見えるようになると、
まずは「一段落」ということになります。
まだ放射能の強さは想像を絶するものですが、
あのヒロシマ市内から生還した方が多数いらっしゃる事実からしても、
数分や数時間で死に至るレベルということはなくなります。
ここから先は後述する圧力容器破損型の爆発と大差なくなります。
(圧力容器破損型とは、私の便宜上の呼称ですのであしあからず。)

圧力容器破損型(チェルノブイリ等)の爆発では、
煙と一緒に巻き上がった灰が、その後数日に渡って降り積もります。
つまり爆発直後よりも1~2日後の方が被害が拡大します。

どちらの類型も爆発から4日も経てば、
あとは降灰による二次被爆が主体となります。
灰による二次被爆の程度に両者での大差はなく、
あとはジワジワと周りを汚染していくことになります。
下に簡単な時系列を並べると・・・。

~核爆発型~
爆発(最大被害)→約1日まで(強力な被爆)→それ以降(二次被爆)
~容器破損型~
爆発(施設以外に被害無し)→約1日まで(被爆量小)→徐々に拡大
↓↓
4日も過ぎれば両者の差はほぼ無くなる

こんな感じですかね。
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この回答へのお礼

ご回答に感謝いたします。
分かりやすいご説明をありがとうございました。
お礼が遅くなり申し訳ございませんでした。

お礼日時:2007/05/08 13:24

大きな爆発事故の場合、原子炉から放出された核物質は上空へ巻き上げられ、風により大気中に拡散されます。


なので、事故の被害の影響は時間帯というよりもそのときの気象条件が大きくきいてくると思います。
風が人の居住区へ向かって吹いていた場合には被害が大きくなるでしょう。
海に向かっていたときには海洋汚染は大きいでしょうが、直接的な被害は比較的小さくなると思います。

強いて時間帯であげるとすると、陸風がふく夜ということになるのでしょうか・・・
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この回答へのお礼

ご回答に感謝いたします。
お詳しい説明で大変分かりやすいです。
お礼が遅くなり申し訳ございませんでした。

お礼日時:2007/05/08 13:22

被害というのは、放射線被曝のことでしょうか?それでしたら、時間帯は関係ありません。

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この回答へのお礼

ご回答に感謝いたします。
お礼が遅くなって申し訳ございません。

お礼日時:2007/05/08 13:21

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