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この頃,円高が株価に影響を与えているということを知ったのですが,確かに,一概には言えないのかもしれませんが,ソニーや自動車株などは,円高を理由に上昇傾向が弱まったり,下がったりしているという解説をよくみます.また,雑誌などでも,1円安くなると,どれだけ利益が出るかというのが表にまとめられていたのですが,逆に,円高になると,株価があがるのは,どんな企業あるいは業種ですか?どっかで,電力や瓦斯とかは円高の方がよいという記事を見た気もしますが.
また,景気に左右されにくいディフェンシブ銘柄というのはどのようなきっかけで株価があがりさがりするのですか?

一般論,経験談など,よろしくお願いします.

A 回答 (3件)

簡単に言うと、一般的には、円高で株が上がるのは輸入を主力としている企業。

逆に、円安で株が上がるのが輸出企業と言うことです。電力やガスは殆どが輸入している原油によりコストが変動します。自動車やソニーは輸出が主力です。海外取引の多くが、ドル建で実施される為、原油なら例えば1バレル=1ドルなら、同じ1ドルなら130円より100円の方が払う日本円の金額が少ない。逆に自動車1台が100ドルなら、同じ1ドルなら100円より130円の方が沢山日本円の金額を払ってくれる。実際はドルでの取引だから相手は同じでも日本で銀行で両替すると増たり減ったりするので、価値が変わるのです。ドルベースでの売上と購入原価は一緒だけど、円とドルの差分が変動する。利益は目標為替で設定(売上も購入原価も…)してあり、それが変動すると経常利益が変動するから株価が連動すると言う事です。
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この回答へのお礼

漠然と円高と輸入企業,円安と輸出企業という関係はわかっていたのですが,具体的にドルベースでやりとりして,どのように損得が関係するかを教えていただきありがとうございました.勉強になりました.

お礼日時:2002/05/24 00:43

 ディフェンシブ銘柄の株価があがるときは、景気が悪いとか、みんなが不安に思っているときです。


 ディフェンシブ銘柄はその名のとおり守りに入るときの銘柄です。医薬とか、食品などです。わかると思いますが、景気が悪いから薬を飲まないとか、食事をしないとか(逆も有)いうことはありません。つまり景気の動向に左右されないで、そこそこの利益をあげられる銘柄であるわけです。
 そこで本題に入りますが、株売買のセオリーとして、景気が良くてモノがどんどん売れるときは、小売業などモノを売る銘柄を買います(モノが売れて利益が出るから。)しかし景気が悪くなってきてモノが売れなくなってくると利益のあがらない小売業の株をさっさと売って投資資金を回収します。そして、次の投資先として景気が悪くなってもそこそこの利益があがるディフェンシブの銘柄を買います。(景気が悪くなっても利益が出るので株価も落ちにくい。)株は皆が買えば上がっていくわけですから、皆が景気が悪くなってきたと思って守りに入り始めてディフェンシブ銘柄を買ってきたときに株価が上昇することになります。
 
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この回答へのお礼

ディフェンシブ銘柄の株価があがるのは景気が悪いとき,そうですね,名前のとおりですね.これからは景気もよくなっていくだろうから,長期的にはディフェンシブ銘柄じゃない方がいいかもしれませんね.ありがとうございました.

お礼日時:2002/05/30 01:28

そうですね。

マクドナルドを思い出してみてください。
日本の為替が円高基調だったときに、平日半額を打ち出しましたよね。これは、ハンバーガーと言う物は肉や小麦など輸入品が主体なのでコストが安くなった結果です。
したがって、輸入関係の会社は、円高の時には輸入コストが下がるので今までと同じ価格で販売を続ければ、利益になります。ですから、株価が歓迎するのです。
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この回答へのお礼

ありがとうございます.確かに,マクドナルドは円高還元とかいっていた気がします.そっか,そういうニュースを聞きながら,勉強するんですね.輸入関係の企業って,商社とかスターバックスとかの飲食とかも入るんでしょうか?

お礼日時:2002/05/24 00:49

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