dポイントプレゼントキャンペーン実施中!

ヘシオドスの正義思想について教えてください!!
よろしくお願いします。

A 回答 (1件)

http://www.kitashirakawa.jp/taro/lit26.html

早い話が「責任転嫁こそ正義だ」ってことのようです。

創世記も同じ内容。
ここで謎が解けたかも。 
創世記の部分はバビロン捕囚の頃に作られたという説がある。
すごく両者の話が似ている。
エデンの園のセラフィムは炎の概念もある。
といことは、エデンの話はヘシオドスの話のパクりか?
洪水はギルガメッシュからパクって、失楽園はヘシオドスの話からパクった?


と元に戻って、、、、

ゼウスがひそかに楽しんでいたもの(炎)を、プロメテウスが盗んで、それが無いために苦しんでいた人間に与えた。
ゼウスは人間が少し楽になったことに、怒り心頭。

デウスは自分だけが楽になっていたのに、人間までもが楽になったことが許せず、プロメテウスと人間を呪った。(創世記とそっくり。殺さずに生かしておいて 苦痛を味あわせそれを除き見るという悪趣味なゼウス)


そのために人間は、働かなければならなくなった。

もし プロメテウスが困っている人間を助けようとしなければ、人間はゼウスに呪われることはなかった とヘシオドスは考えた。

プロメテウスの余計なお世話のせいで、自分は本来労働をしなくていい身分なのに、労働をしなければならなくなったと考えた。
つまり 本来は手が荒れるなどありえない、生粋の王子様のはずだ。 と考えた。


これはあくまでヘシオドスが本来労働をしなくていいという前提にたった理論。

ヘシオドスは労働の楽しみを知ることなく死んでしまったわけです。
労働が大嫌い。
労働も趣味の一つ 娯楽 快楽としてしまえる能力のある人間からすると、なんとヘシオドスは不幸なことか。

彼はその能力すら持たないのに、自分は本来は王子様だと言い張る。
ヘシオドスは本来は自分は正義だと思っており、神から化せられた労働は神が人間に与えた償いのためだと考え、それが完済されることで神は許してくれ、その時労働から解放されると考えた。

だから完済されるまで必死になって苦痛の表情で労働を不幸な作業と考え、神の許しを得るために働くことが、人間の唯一の幸福への道であると考えたと思えます。

さらに、ヘシオドスはもてない男だったようで、次に呪ったのは女性でした。
女性が自分に不幸をもたらした。と。(またまた 某宗教の主張と同じ)

またしても卑怯な論法で自分を正当化しようとするヘシオドス。
女にもてないのを、自分が悪いのではなく 自分をもてる男としない女が悪いとしている。

能力なしのもてない男の正義とはこのようなもので、これがヘシオドスの不幸の根源。
能力なしでも女にもてなくても幸福なものはたくさんいるのに、ヘシオドスは女にもてなかったばかりに、なんとか女を魔女だとしたてようとするで邪悪なものだった。
彼の不幸の根源は、この責任転嫁により自分のありのままを認めることを拒否した弱さ。


某宗教も同じ道を辿りました。
何故なら某宗教はギリシャ哲学系だから同じ道パスを辿ったのかも。
すごかったですよ。「女は穢れたものだ。女が男を不幸にした。糞尿の容器である女をどうして抱かなけりゃならん」とさかんに説教と称して女性殺しに賛同するように洗脳していきました。

その成果があったのか、悲惨な歴史になりました。
じわじわとどうせ殺す女を拷問により、自分の不幸は女性のせいだと冤罪を着せ痛めつけていました。
苦痛のあまり気絶すると面白くないので、気絶ぎりぎりで痛めつける拷問の道具を開発するという<労働>にいそしみいろいろ拷問道具を発明しました。
自分の不幸は全て女性のせいだ という社会風教が浸透し、暗黒の時代が到来。

結局のところ、某宗教側は一つには女性弾圧をすることで男性至上主義を確立させたかったのと、もうひとつは殺して財産を没収して私服を肥やし、自分たちの宗教が働かなくていいようにした。
(信者に働かせて自分たちは労働しなくて遊びほうけた)


これが、ヘシオドスの考えた正義へのパスを辿った結果。


と、このように書くと、もし今が中世なら、私は即効ヘシオドス系の信者に捉えられ、彼らにとっては快楽となる拷問をされて彼らのなぐさみものとされていたと思います。
(快楽殺人の餌食)
ヘシオドスの歪んだ心が生み出した正義 の届かない時代に生まれたよかった。


『ヘシオドスは、鉄の時代にあってなお正しく生きること(=ゼウスの正義を信じて生きること)のできる可能性を信じています。』

ヘシオドスが正義は、ゼウスがこのような性格で、プロメテウスがあのような性格で、プロメテウスがゼウスのおもちゃを人間にとってはおもちゃではなく役にたつものとして失敬した という前提にたっています。


それでも、あの話をもってきては、正義は曖昧にしかならない。
何故ならゼウスが邪悪な存在としてしか見えないから。
邪悪なゼウスは人間にとって有益となるものを、人間に与えずこっそり一人で楽しんでいたとなっている。
(人間に与えると火事起こして人間が焼け死ぬから? それとも人間が知恵を得ると馬鹿だってことを見破られ王様でいられなくなるから?
 人間はゼウスより賢い生き物。だから炎(知恵)を操ってこれた。 そこをゼウスは愚かだから見抜けていないことをヘシオドスは気づきもしないで、あくまでゼウスは正義だとしか思っていない。
歴史的に見るとヘシオドスの正義のパスをたどった者が 不幸を撒き散らした結果になっている。

つっこみどころ満載のヘシオドスの無茶苦茶な力技理論だと思うのは、私だけでしょうか。

もてなかったからって殺されたらたまったもんじゃない。
狂った男に「女のせいで俺は不幸だ」といわれたら、張り倒してしまいそうです。
すると「ほら 女は邪悪だ 女にもてないのは俺のせいじゃない プロメテウスのせいだ そして俺は本来もてる男のはずなんだ 働かなくていいお坊ちゃまなのだ 労働なんて大嫌い」とほえられるのでしょうか・・・・

ヘシオドスはニート予備軍だった・・・
労働できるって幸せなことなんだけど・・・
ヘシオドスは労働を不幸なことだとしか思えない不幸な男。
そして そのマイナス思考もあってか 女を殺そうと思うほどまでに 女にもてない男だった。
でも シンデレラボーイ願望はすごかったみたい。




と私感はいりまくりのあくまで私が見たヘシオドスの力技正義なので、リンクの参考に自分でも考察してみてください。

また 他の方の別の意見も参考にしてみてください。
    • good
    • 0

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!

関連するカテゴリからQ&Aを探す