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アメリカが自分の事を、世界の警察を自負しているかは分かりませんが、そのような態度、扱われ方をしていると思います。

アメリカが、そのような態度を取るきっかけというか理由はあるのでしょうか?

元々はイギリスの移民の国で、歴史はそれほど古くはないはず。
そう言った理由もあるのでしょうか?

A 回答 (11件中1~10件)

簡単ですよ。


何でもかんでも1位になっちゃって調子こいたからです。
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国際政治専攻の大学生です。



アメリカは、他国のことに干渉しない「孤立主義(狭くはモンロー主義)」を採ってきました。
これは他国の干渉を独立過程において受けてきたため、その裏返しとして
「相互不干渉」の政策を採ってきました。

しかし、第一次・二次大戦で、イギリスが没落し、国際政治の
ルールを設定する「覇権国」がアメリカのみになりました。
共産主義の拡大とドイツの軍事的復活を恐れる欧州は、
アメリカの欧州からの撤退を非常に懸念していました。
したがって、第二次大戦直後は、アメリカが他国に「干渉したい」
と思っていたのではなく、他の欧州の国家がアメリカに「撤退しないで欲しい」
と考えていたわけです。
その後、共産主義の拡張を恐れる共和党内の勢力が、
「アメリカこそが、他国が共産主義の魔の手に落ちるのを防ぐ能力があり、
しかもそれは権利ではなく義務である」という考えが広がっていきました。
しかも、それはシカゴ大学の政治哲学者であるレオシュトラウスの思想を
源流にし、多くの政策決定者(主に国務省)の信念の中心になっていきました。

したがって、質問に対しては、
(1)アメリカが他国に干渉することは、アメリカの自発的行為ではなく
欧州からの要請であった
(2)さらに、アメリカ国内で、反共産主義の思想が広がることで
対外関与の国内的支持が広がっていった
の2点で回答させていただきます。

余談ですが、レオシュトラウスの思想の流れは、現在のネオコンに継承され、
レーガン、ブッシュJr大統領の政策決定に大きく影響しています。
(分かりにくければ、補足を書いてください)
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超大国の定義を次の3つとします。

国土、人口、資源。
アメリカは19世紀には既に超大国としての資格がありましたから
潜在能力は大きなものを持っていました。

きっかけは第一次世界大戦です。
第一次世界大戦で参戦しなかったことがアメリカの力を温存させます。
対戦で疲弊しきったヨーロッパに変わって主導権を握り、
富と権力が合衆国に集中することになります。
ヨーロッパはアメリカに依存するようになり、ドルが基軸通貨になります。

アメリカが世界の警察のように振舞うのはアメリカというよりも
覇権を握ったものの人間の本懐のように思います。
特にヨーロッパ(白人)は500年近く他国を蹂躙しましたから
白人は優秀との優越感は根強いものがあるのでしょう。

別にアメリカだけでなく白豪主義やアパルトヘイトなど
白人優先政策は他に存在します。
アメリカの覇権主義はそれら白人の意識と超大国としての力学が
互いに作用した結果といえるのではないでしょうか。

覇権を握ったら握ったで行使しないことには意味がありません。
だまっていても中露が台頭してくるだけです。
使い方も当然自国に権益が集まるように仕向けます。
軍事力だけを展開するのでなく、その後はアメリカの企業が進出し
しっかりとその国を牛耳っています。これが大きいのです。

先程、警察のように振舞うのは人間の本懐といいましたが
アメリカほどでなくても中国やロシアも似たようなことはやっています。
結局、他国に対して優越を維持するのは軍事力で抑圧するということでしょう。
案外、会社の中も同じ縮図なのかもしれませんね。
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アンチアメリカさんが喜びそうな質問ですが、


考えてみれば、覇権を得た国が
質問氏の云う“世界警察”なるものになるのは必定でしょう。

歴史を見れば
スペイン・ポルトガルからイギリス・フランスそしてアメリカですね。

ドイツや日本・ロシアがなろうとしましたが失敗しました。

しかし、アメリカに自由を貰ってその上守ってもらってる日本の中に
感情的にアンチアメリカになる輩がいることや(小林某や西部某の影響か?)
アメリカの手法が気に入らないくせに、旧ソ連や中国の手法にはほうかむりし
アメリカや、日本がアメリカのようになるのを誹謗中傷する輩がいるのは
実に解せませんな。
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>アメリカが世界警察になったきっかけ



ま、イラク戦争でのネオコンのように資本主義の世界戦略で
しょう。それをアメリカは「自由を守るため」と敵を仕立て
あげて、「自由教」を世界に布教しているのです。
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19世紀はじめにモンロー主義をとなえて


欧州(当時はここが世界中枢であとは植民地)の干渉を排し、
ながらく孤立していました。
第1次大戦、2次大戦と指導者は欧州に助太刀したかったのですが
世論が許しませんでした。

異論もありましょうが、きっかけはパールハーバーでしょう。
日本に攻め込まれて、世論が沸騰し、米国参戦となりました。
欧州は戦場として焼け野原となりひとり勝ちとなった
アメリカが戦後世界をひっぱったのです。
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そう思っているのはアメリカと日本ぐらいじゃないでしょうか。


アメリカは元々自国の思想を他国に無理強いして富を巻き上げてきた国です。イラクが良い例です。
移民ってたって200年以上経っている事だし、日本でも南米へ移民してその血族が日本で犯罪を犯し南米へ帰国して問題になっているじゃないですか。三代続けば江戸っ子みたいに時が経てばそこの者になっちゃうんでしょうね。
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 その世界警察という概念でアメリカを見ると、アメリカの行動が


非常によく理解できたので、大学の授業で聞いたときのことを覚えて
います。

 18世紀の産業革命以降、世界の中心はイギリスだったわけです。
大英帝国なんて言葉もあるように。イギリスの利害だけで世界が
動かされていたようなところがあったわけです。

 第一次世界大戦後、勝者の原理でドイツから多額の賠償金を取ると
決めたことから、ドイツ国内の不満が高まり、ナチス・ドイツの
台頭につながった事から、第二次世界大戦後の処理はこれでは
まずいと多くの政治家が考えていたわけです。

 アメリカは第一次世界大戦では、戦場とならず、第二次世界
大戦でも本土は殆ど被害を受けていなかったことから、第二次
世界大戦終結時(唯一原爆保持国だったこともあり)には、
実質的に最も強大な戦力を持つ、唯一の国になっていたんです。

 戦後交渉は、アメリカが指導的立場に立てることになったので、
戦争という国際紛争解決のために、本格的に法の理念をアメリカが
持ち出したわけです。

 東京裁判は、アメリカという勝利国が勝手に作ったもので、
死刑など最初から決まっていたと言う人もいますが、
戦争責任の追求が天皇に及ばないよう、日本側は当初全て
罪を認めるとしていたものを、アメリカ側からの指示で、弁護士を
つけさせ、無罪を主張させ、法廷での議論で結論を出させようと
するものだったんです。

 法廷での判決を、国際的に意味のあるものとするには、
軍隊の監視の目が必要で、当時その有効な軍隊を持っていた
のはアメリカだったことが、世界警察という概念の発端だった
と思います。

 日本に戦後保証は要求しないと決めて、アメリカが監視して
いたにも関わらず、経済的要求ではないとしてソビエトは
日本人のシベリア抑留を行いまいしたし、オーストラリアは
日本人技術者を捕虜として本国に連れ帰る計画をしていました。
こちらのほうにまったをかけられたのは、アメリカの軍事力が
残存していたからです。

 湾岸戦争などでも、いちいち国連決議にこだわっているのは、
力にものを言わせているのではなく、法的手順を踏んでいると
主張したいものと理解できます。
 いくら強力な警察でも、裁判所の出す令状なしには
踏み込めないといった原則を、国際紛争の場でも
適用しようとするものだと思います。
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多大な軍事力を武器に力づくで、「俺の言う事を聞け!」という態度がまさにアメリカです。

別に他の国が頼んだわけでも信頼しているわけでもありません。「嫌ならぶん殴る!いや、殺す!」これがアメリカです。他の国々は怯えるのみです。だからテロが絶えないんです。でも、このテロはアメ公にとって恰好のネタでこれをネタに軍備正当化、戦争産業の潤っております。だから、逆の言い方をするとテロや脅威がなくなってしまっては困るわけです、アメ公どもにとっては。
この世が平和になるには、アメリカがなくなる以外、道はありません。

この回答への補足

ごきげんよう。
なぜ、「多大な軍事力を武器」を持つようになったのですか?
なぜ、「嫌ならぶん殴る!いや、殺す!」と思うようになったのですか?

わたくしは、その理由を聞いているのであって、あなた個人の押しつけを聞きたいとも思いませんわ。
あなたも専門家・自信ありを自称するのであれば、再度の書き込みを要求します。

補足日時:2007/03/03 15:52
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アメリカはヨーロッパから渡ってきた人々が、


元々住んでいたインディアンを殺し、土地を奪って
作った国です。
つまり殺戮と略奪が建国の出発点なのです。
アメリカ人の潜在意識には、そのことに対する
罪悪感がずっと存在し続けています。
それを消したり正当化しようとして、
他民族に軍事力を行使することを正義だと
思い込もうとして、何度も過ちを繰り返してきました。
朝鮮戦争、ベトナム、ソマリヤ、イラン、イラクなど。
これからも続くでしょうね。
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